22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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藤原竜也ふんする曽根崎が随分若いと思って観始めたけど蓋を開けたら同...
良いテンポ
テンポのいいサスペンス
見てきました。
あまり期待していませんでしたが、内容はとても濃く、飽きのない映画だった。
正直、登場人物がかなり限られていたので、真犯人にたどり着くのは時間がかからなかったが、例えばくだらない恋物語のような無駄な時間が無く、しっかり1歩ずつ犯人に迫っていくストーリーはとても面白いものがあった。
また、SEのようなBGMが何とも気持ち悪いものがあり、奇妙なストーリーに取り込まれていく感じがして心地よかった。
血の描写は限りなく少なく抑えられており、それが逆にリアリティを生んでいた。
犯人の、美しく絞殺するという所からあまり血を見ることも無かったのだが、結構リアルな絞殺シーンには演技のうまさを感じた。
テンポが良すぎて時間軸がおかしくなる所があったが、加工された映像で気付かされる。
テンポが良すぎるとストーリーが入ってこないものだが、上手く過去と現実を使い分けてしっかりとストーリーを観客に入れてくる、サスペンスなのに見ていてなぜか気持ちのいい作品だった。
役者の使い方が非常に巧み
1995年という年を象徴する為に盛り込まれたような阪神淡路大震災。被災者をリアルに知っているだけに、生きる気力がないという表現に使われるのは歯がゆい思いでした。
地震にも負けない強い心を持って亡くなった方々の分も毎日を大切に生きていこう
"幸せ運べるように"の歌詞にある一節です。被災者はそんなにヤワくないです。生きるのに必死でした。因みに言うと衣服もあんなに小綺麗ではなかったです。
とはいえ、事件が震災から3ヶ月ほどしか経っていなかったという点と、医療従事者としてなす術なく、目の前で消えていく命を目の当たりにした人間、という観点からすると、ギリ初期の罪悪感を口にするのは有りかもしれませんが…
藤原竜也がリカさんの映像を見て、手を緩めたきっかけが何だったのか、口パクで何かを言っていたリカさんの口から「死にたくない、タクミくんと生きたい」という言葉が出て、それを読み取ってのことだったら良いのに、でもそれはそれで又、彼にとっては辛いことですが…
演技としてはどの役者も主役クラスの豪華キャストだったが、伊藤英明も仲村トオルも藤原竜也の怪演ぶりを、真犯人が判明するまでは出過ぎず、薄すぎず上手く引き立たせていたと思います。
そして犯人バレした所で、仲村トオルがほぼ主役に成り替わるべくの怪演。役者の使い方が非常に巧みだったと思います。
伊藤英明ファンの方には少し物足りなかったかもしれませんが、迫力押しだった伊藤くんも味のある脇役が出来るようになって来たということですね。
時間が気にならない映画
つまらない作品だとついつい時間が気になってしまいますがそれがなかったです。
中盤のニュースのシーンは2人がすごくいい演技です。あそこが最高ですね。
今迄藤原竜也の演技があまり好きじゃなかったんですが、良かったです。
邦画として見る価値はあります。
ただ、震災と絡めたのは、シンゴジラや君の名はなど、なんだか最近の流行りっぽさを感じてううん。。でした。
もう少し掘り下げてほしい…
意外に面白い
各人の心情がスッと心に入ってくる、良質なサスペンス映画でした
元ネタの韓国版は見てないので結末を知らなかったのが良かったのか、先の読めない展開にハラハラドキドキしつつ、大いに楽しめた映画でした。
リアリティのある部分と無い部分が絶妙にブレンドされた脚本は本当に見事、私は元ネタとの比較はできませんが時代背景を含め日本人の心に響く日本ならではのストーリーに改編した辺りは、十分評価に値する内容だったのではないでしょうかね。
まあ細かく紐解けば納得できない点やツッコミどころも多々ありましたけど、現実の話ではない一つのサスペンス映画としては、十二分に満喫できた作品でしたよ。
もう予告編からして興味をそそられる映画でしたね、あの藤原竜也がまたクズを演じる、それだけで、おっ!となってしまいましたもん。
時効を過ぎて現れた犯人が藤原竜也、彼を追っていた刑事が伊藤英明、その設定で既に十分面白そう。
勿論、そのまんまの映画なはずはないであろうことは明白な訳で、これがどう展開していくのか、そのワクワク感をある程度裏切らないレベルで結末まで迎えたのは嬉しい限りでした。
たまに秀逸な設定でも大きくズッコケる映画がありますからねぇ、それ考えれば、まあ最後の展開はもう少し改善の余地があった気はしないでもなかったですが、基本的には満足できる内容だったかなと。
また何度かどんでん返しがあるストーリー構成の中でも、藤原竜也のイメージを逆手に取った演出は、なるほどそう来たかと言う感じでした。
本当にクズっぷり、狂気に満ちた演技が上手かっただけに、素直に驚けましたよ。
武闘派ながら哀愁に満ちた伊藤英明の演技も作品をより良いものに引き上げた印象です、物凄くキャラ的に濃い2人でこうも感情移入させられる作品に仕上がっていたとは良い意味で予想外、また遺族やその周辺の人々を演じた脇役陣もホントお見事でしたね、その心情が見る者の心にスッと入ってくる秀逸な脚本と演技でした(野村周平の使い方とか夏帆の演技は特に印象深かったです)
しかしどんなに心穏やかに過ごしていても、ひとたび震災や紛争が起これば、人の心は大きく変化してしまうことを改めて見せつけられましたよ。
だけに、尚更感情移入させられちゃいましたね、事件の遺族感情も痛いほど伝わってきて・・・。
まあ若干無理のある真相ではありましたけど、ただどんでん返しを見せるだけの作品ではなく、法制度も含めて何かと考えさせられる作品に仕上がっていた点は、何気に好印象だったサスペンス映画でした。
『殺人の告白』を観てから本作を観ろ!
これはいいリメイク!オリジナルである韓国映画『殺人の告白』を更に捻ってみせた展開はオリジナル版の鑑賞者ほど楽しめるはず。「復讐は精神衛生上いい」と結論づけたパワフルなオリジナルに対して悲哀が際立つ本作。伊藤英明の「泣き」が素晴らしい!
不協和音やら電子音やらを強調した音楽が耳障りで印象に残った(褒めてます!)。これは『ダークナイト』のジョーカーの音楽を参考にしているはず。本作の犯人もジョーカーみたいなこと言うしな。鏡がどうやら…
仲村トオルが古舘伊知郎のようなニュースキャスター役でその冠番組のセットも明らかに報道ステーションを模したもの。日テレ製作なのになんで?と思ったら…
『殺人の告白』と『22年目の告白』はそれぞれ違った面白さがある。オリジナルとリメイクの理想的な関係だと思う(まあ作品としてはどちらも隙があるけど)。ただし!観る順番は絶対に『殺人の告白』から『22年目の告白』の順がオススメ!
『22年目の告白』のクライマックスはみんな喋り過ぎ。観ながら「この人達は観客に向かって喋ってんのか?」と思った。まあこれはミステリー全般に言えることやけど
個人的にはオリジナルの『殺人の告白』の方が好きだ。笑っちゃうほどいちいち大袈裟な演出が最高で白眉はラストカット。あれは監督の頭が狂ってるとしか思えない
藤原竜也が叫ばない
かなり引き込まれました。ストーリーのテンポも良く、気付いたら終盤。リアルなストーリーと、まさか藤原竜也が犯人じゃなかったとゆうオチは、ビックリしました。そこからみんな怪しく見えてきましたが、やはりトラウマを抱えていたあいつか、と。最後は刺されたのか、大丈夫だったのかわかりませんね。藤原竜也が思ったより叫ばなかったので、物足りなかったです。笑 殺害シーンがグロテスクで、効果音やBGMも不協和音とゆうのですか、かなり心拍数が上がりましたね。久々にあたりの映画でした。
王道のラスト
やっぱり藤原竜也は上手い
予想を
俳優さん達の魅力的な演技に拍手!
藤原竜也、伊藤英明、仲村トオル、美しい俳優3人の迫真の演技を同じスクリーンで見られるだけでも映画館で観る価値あり!
特に映画後半で竜也くんとトオルさんが繰り広げる圧巻のシーン、残酷ではあるけれど贅沢でたまらないシーンでした。
そして岩城さんのやくざっぷり、白衣が似合う岩松さん、実直な刑事役がぴったりの平田さん、3人のおじさま達の渋い演技も見どころです。
若手では竜星涼くん、若い刑事の熱い演技が新鮮でした。
さらに早乙女くんのフットワークというか身のこなしがめちゃくちゃカッコよかったです!
他のキャストさんもそれぞれ魅力的な演技が光ってました!
唯一、女性編集者の役は違う人がよかったかな・・
映画としては、男の人が撮る映画だな、かっこつけてるなと思うところが多々あり(笑)
ですが、俳優さん達の魅力的な演技が生かされている良質な映画だと思います!
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