22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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エンターテイメントとして
尺の問題かな。真犯人を明かした後半の展開に強引さを感じてしまった。ネタの証し方は映画サンブンノイチを思い出した。アレも主演は藤原さん。
これ感情移入しそうで仕切れないのは、実年齢10前後離れた藤原さんの配役に、右腕を刺された伊藤さん数日後鉄格子の扉を普通に右手で開けてたり。途中ネタ明かし前に真犯人わかるし、エンターテイメントとして楽しむには適したストーリーだけど、事前告知は煽り過ぎる感があるしミステリーとしては楽しむことは難しい。
映像では、ここまでか?
内容を知らず観に行きました。真相が徐々に明らかになる中、私的にはどうしても違和感が…。顔の部分で、寄せてもダメだし、こうするしか映画では仕方なかっただろうと。文字向けの作品だなと感じました。とは言え、俳優陣が良く映画でも、その部分の違和感を除けば充分満足♪
良くまとまっているけどちょっと惜しい
筋書き練られて、うまく伏線まいてあるので、途中で意外な真相が予想できます。その意外な真相に向けて一気に進むので見ごたえあります。
あと、1995年という時代背景を上手く取り入れています。
残念なのは、エンドロールの冒頭が蛇足に思われること。
無理と思える設定なのでいっそ削るかもう一ひねりしたほうがよかったと思います。
ついでに言えば最後の音楽もやかましいだけ。
全体的にはよい作品で、1995年を過ごした方に特におすすめ。
真実
藤原竜也と伊藤英明がダブル主演という事でタイトルにとても興味が惹かれて観てきました。
藤原くんの独特の雰囲気がいいですね。
怪しさ、殺人者の雰囲気が似合ってると思いました。
曾根崎が有名になりある種、神格化されている姿は藤原くんという事も相まって「デスノート」のキラの様に見えました。
正直に言うと、最初から藤原くんが犯人という事に若干違和感がありました。
作中で特に年齢は出てきてなかったと思いますが藤原くんは確か35歳。
となると22年前は13歳です。
一人、二人ならわかります。
でも、必ず二人組を相手にし、五人も人を殺し、中にはヤクザもいる、そして警察が見つけられない。
ちょっと13歳の少年が大の大人を相手に無理がありはしないかという所です。
それでも体の傷や、その立ち振る舞いが、やっぱり犯人なのかなと思わせてくれる。
話の構成や、藤原くんのそして拓巳の演技が見事だったという事だと思います。
最後まで観ると、見方がかわりますが曾根崎を憎みながらも、その命を守らなければいけない牧村の姿に辛いんだろうなって見てました。
少しだけ、その気持ち返してよって思いましたけど(笑)
時効が成立し、屋上で怒る拓巳。
野村くんのあんなに怒る姿は見たことなかったのでその芝居が新鮮に見えました。
TV局で妹が死ぬ姿に、牧村が涙していましたが一番あそこで泣きたかったのは拓巳でしょう。
まだ自分の正体を明かせない状態で、自分が犯人だと言っているのだから泣く事なんてできない。
精一杯の行動が真犯人と名乗る男をペンで刺す。
建前としては自分以外の犯人を名乗る男への怒り。
でも、そのペンには真犯人への恨みが込められていたと思います。
二転三転するシナリオ構成は面白く、次がどうなるのかとワクワクしながら観ることができました。
最近、観た邦画の中では断トツで私に刺さりましたね。
自分が体験したトラウマを人にしてしまう。
それを話す拓巳の姿に彼もまた同じ道を歩まないかと心配になりました。
これからは穏やかに健やかに自分の人生を生きて欲しいですね。
最後に驚かされました
ずっと犯人だと思っていた人物がそうでなかった瞬間から、この映画の醍醐味がはじまります。その時に初めてこの事件の真相もわかることになります。途中まで少し間延びしてしまいますが、犯人が違うことがわかってから、一気にストーリーが展開しますから、それまでじっくり見て下さい。
エンタテイメントしてました!
■好きなところ
SNSなど盛り込んだ、「今」の演出か自然だった。動画の投稿を絡めるのも良かった。
現実に名乗り出たとして、殺人犯をそんなにもてはやしません。でも、それでいい。仮にそんな盛り上がっちゃったりしたらどうなるか。そこをこの映画は描いている。
仲村トオルの演技。何だかいちばん美味しいとこ、持っていくよね。とはいえなかなかの演技。違和感ない。
■嫌いなところ
ラストあたりの密着カメラマン達が、だらしなく逃げるシーンは現実味がない。そうならざるを得ない、話の流れや演出が必要。
トリック的な所はすごいよかったが、それに対応して伊藤英明や、藤原竜也の復習への信念が、伝わりづらかった。2人が実際にでっち上げようとなったシーンが欲しかった。
脚本が残念
ノベライズ本が表紙にまで凝っていたので期待して観に行ったのですが、殺人現場など派手な部分の描写に時間を割きすぎていて、細かい設定の描写(なぜ主人公の刑事が本を書けたのか。曽根崎の本がバカ売れした理由等)が省かれており、全体的に無理のあるストーリ展開となっています。レンタルで十分。
全然前知識なしで知り合いに誘われて見に行ったのですが、意外な展開で...
全然前知識なしで知り合いに誘われて見に行ったのですが、意外な展開で完全に騙されました。
藤原竜也も伊藤英明も仲村トオルも全員役にはまっていて見応えがありました!
上司を殺されて、時効になってもなお真相を探す刑事の執念とそれをバカにするような犯人のやりとりがあり、そして、それさえもがこの映画の後半の急展開につながるための伏線だったとは。
真相がわかったあとに映画の前半を思い出すと、いろいろと登場人物たちの細かいセリフや表情に込められた思いがわかり、よくできてるなあと思いました。
こういう頭脳戦的な話はもともと好きなのでかなり楽しめました。
見事に騙されました
世間に流れた、藤原竜也さんといえばクズ役というイメージを巧みに利用した映画だなと。
映画中に流れる歪音も緊張感を煽ってて世界観に入りやすかったです。個人的に仲村トオルさんはコメディーを演じてる方が好きですが、内に狂気を秘めた殺人犯の役も素晴らしかったです。
騒がしい
ストーリーは悪くなかったが、劇中何度も流れるよくわからん音が耳障り。伊藤英明の相棒の若い刑事の表情、エンドロールで流れる主題歌も騒がしい。
もっとシリアスな雰囲気の作品にしてほしかった。
韓国版も見てみたい。
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