22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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想像していたよりエグみのある作品
劇場で流れていた予告を見て興味を持ちました。
冒頭から、22年前に起きた事件が狂気的なものであったことが伝わる映像展開をされたおかげで、すんなりその世界に入っていくことが出来ました。
藤原竜也さんの安定感は言うまでもなく、伊藤英明さんの熱さがとても良かった。
ただ、どんでん返しを2回以上されると「またどんでん返しがあるのかな」と意識してしまい、後半にいくほどストーリーに集中出来なくなってしまっていました。
想像していたよりエグいシーンもあり少しだけ吐き気も出てしまったので、エグい描写が苦手な方は注意が必要かもしれません。
よかった
KILL THE CATの法則
【SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術】というおもしろい本があります。
シナリオの書き方に関して書かれたものです。
冒頭で主人公が猫を助ける
→あ、こいついいヤツじゃん
→観客は主人公を応援するようになります。
この主人公のキャラをベースに論理的に行動させていくように書きましょうというのが内容の一部です。
『私が殺人犯です』の場合は
論理で登場人物を動かすのではなく感情を動機に、セリフも行動もストーリーも構築されています。
韓国映画の得意技です。
なので、KILL THE CATの法則です。
あんな事件を起こすヤツは許させない!やっちまいな!という感情に沿って物語は進行します。
感情を動かす為
に、事件はより凄惨に、残酷に・・という方向に偏っていきます。これが、脊髄反射、ポピュリズム、印象操作、ファーストジャーナリズムに繋がるのかもしれません。
<作品を鑑賞>から<データを消費>する一形態なのかもしれません。
いずれにしても映画館が満員になるのは喜ばしい事です。
と同時に多くの方がPCで映画をデータとして消費する事も嬉しい事です。
内容とは離れましたが、作品は大変おもしろく楽しめました。
もう一回観たい系。
しっかりとした、男達のドラマでした
リアルすぎる
新しさが足りない
今作の予告を見た瞬間に、「これ(殺人の告白)じゃね?」と思ったwだが新しい衝撃を期待して鑑賞した。そしたらなんと殺人の告白(韓国映画)と全く一緒w
ネタバレをされてから鑑賞しているような気持ちだった。だが決して面白くないわけではない。鑑賞後にはお客さんが「裏切られた〜」と口を合わせて言っていた。僕も殺人の告白を見ていなかったら、かなりの衝撃を味わえただろう。
五つの殺人事件は全て絞殺だった。そこに少しひねりが足りない気がした。
音楽がとても印象的で映画の気味の悪い雰囲気を更に引き立てていた。だが主題歌が残念すぎるwなんであんな曲調の曲を選曲してしまったんだろう。
伊藤英明の演じる熱血刑事は最高だった。
藤原竜也のお得意の不敵な笑みは今作でも健在だったwかっこいい悪役を演じさせたら彼の右に出る者はいないと感じた。
叫ばない藤原竜也!!!
狙いすぎたかな...?
どんでん返しは一回でよかったです。
観客の意表を突くことに意識が傾きすぎてテーマがぼやけてしまった印象。犯人の動機も納得できる部分が薄いです。
褒めてる方が多いですが、70点くらいの映画かな〜と
藤原竜也さんが叫ばなかったのはポイント高いです!
話を作りすぎじゃないですか
高評価のコメントが多いようですが、それほど良くできた作品とは思えません。よく考えられたストーリーではあります。犯罪の時効に絡めて被害者遺族の心の傷と復讐心、同僚を殺された刑事たちの悔しさが物語のベースになっています。心の傷(トラウマ)については、阪神淡路大震災や仲間を殺された戦場ジャーナリストが負ったものも事件に密接に関わってきます。最初から「えっ」と思わせる始まり方をし、予想を裏切る展開をし、最後は「あっ」と驚かせます。一見面白そうですが、結局どういう作品にしたかったのかわかりません。原因は意外性を出すために、話を作り込み過ぎて焦点がぼけてしまったのだと思います。俳優陣は熱演しているので残念です。
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