劇場公開日 2017年6月10日

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「鑑賞記録」22年目の告白 私が殺人犯です ハッピー・ホーガンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5鑑賞記録

2017年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

入江悠作品を劇場で観るのはこれが初めて。何を言ってもネタバレになってしまうようなこの作品。気を付けて感想を書きたいと思います。

まず何が良いって、オープニング。小気味良いテンポで現実世界と作品世界の映像がカットバックする演出が超カッコいい!BGMも電子音がピーガーいってる感じで不穏さを煽ります。

それと、ストーリー。宣伝で話題になるのが、稿を重ねて練りに練られた脚本は、一見素っ頓狂なストーリーに説得力を持たせます。藤原竜也つながりで、エキストラの一般市民演技が最低だったデスノートに比べ、こちらの一般市民演技は結構いい。これも作品のクオリティを上げてるような気がします。

濃ゆいダブル主演、藤原竜也と伊藤英明。伊藤英明はいつものデ・オウよろしくオトコ臭さをプンプンかましてきてますが、オーバーアクト藤原竜也が意外と抑えめの芝居で、キャラクターのミステリアスさを際立たせてます。あと、個人的には仲村トオルが良かった!カッコいいおじさまだなぁ。。

ああ、これ以上は何も言えない。何を言ってもネタバレになってしまう。ミステリーかと思いきや、あれれ?意外と少年マンガ的展開なの?とか、絶対言えない。その真実を知ると、あの時のあの表情はそういうことだったのか!と膝を打っちゃうとか、口が裂けても言えない。
あ、でもこれだけは言わせて!最初に言ったBGMの件とか、クライマックスで出てくるある場所とか、ひょっとしたら『ゴーン・ガール』オマージュなのかな?と思わせられたり。

結構お客さんの入りもいいみたい。観て損はないかと!

ヤッター