「思い出の箱が...」ナラタージュ mmmさんの映画レビュー(感想・評価)
思い出の箱が...
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学生の頃、片想いを長い事引きずっていました。
ある時自分で断ち切る事ができましたが、
盲目的な思い出こそ美化されていきますよね。
悪く言えば、葉山は泉を利用していたし、
泉はそれを理解せずに都合のいい女になっていた。
小野くんはそんな2人に振り回された可哀想な男。
学生だった泉は
葉山に都合良く利用されてるなんて気付けないし、
小野くんも余裕ある大人になんてまだなれない。
やっぱり大人の葉山が1番ずるいなと思いながら見ていました。
自分は登場人物たちに共感できたので、
最後までじっくり見れました。
そして思い出の蓋が開き、エンディングで回想してしまいました。
映像も邦画らしく繊細なので、
たまにふっと思い出の箱を開けたい時に見たくなる映画でした。
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