「退屈にすぎない」ナラタージュ kkkさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈にすぎない
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よく言えば静かな映画。
悪く言えば退屈、時間の無駄。
すごく研ぎ澄ませば違うと
何か感じるのかもしれないが
ただの面倒な映画。
見たいと思わせる映画は
勝手にこちらが研ぎ澄まされる。
どっちつかずのダラダラした不倫男と
好きな女に対する感情を
あらわにしかできない若い男の子との間に
翻弄される不倫気質の女の子の話。
その間に主人公に近しい年頃の子たちの
様々な葛藤や生死が描かれようとしているが、
それもただ退屈の中にあるもの。
ストーリーの組み立ても、前後に現在、
ナラタージュの名前そのままに
真ん中に過去を振り返る構成は、
既視感が凄い。
何が言いたいのか、
何を感じればいいのか分からない。
有村架純の情事も色香はもちろん、
艶っぽさも刹那さもなく、
話題にした大人の気がしれない。
これなら素人の恋愛の方が面白いのではないかと思うほどの駄作かと。
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