「こんな子供はいくらでもいる…」シークレット・オブ・モンスター A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな子供はいくらでもいる…
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でしょうから、「独裁者の子供時代」とは大袈裟だなぁ。最後の成人になった顔を見て、愛人の子だったと気づかないといけなかったみたいですが、そんなの無理!(他のレビューで教えてもらいました、愛人と二役)。それを知って考えると、最後にカメラがグルグル回る所は、「これが答だぞ」と示した後に「ほらいろいろ繋がるだろ~」と鑑賞者に子供時代を思い返させる時間だったのかも。そうだとしたら、全く失敗しているし嫌な感じ。鑑賞者の心をつかんでコントロールしているつもりですか? 当時の世間の動きと呼応することもなく、ちょっと頑固な子供が何不自由なく育てられ、唐突に独裁者になりましたって言われても、私には?しか浮かびません。この後20年以上いろいろと経験していくのに独裁者になる道しかないわけがないでしょう。これなら私だって独裁者になれますよ。
音楽は凄みがあり良かったです。が、この音楽がなければ全く成立しない映画とも言えます。
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