マグニフィセント・セブンのレビュー・感想・評価
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7人がしっかりキャラ立ち
デンゼル、イーサン・ホーク、クリス・プラットら人気俳優のイメージに合わせたキャスティングが的確で、キャラクターがしっかり描き分けられていて、それぞれの得意技を生かした活躍が痛快。
用心棒7人の人種が、白人、黒人はもちろん、メキシカン、ネイティブアメリカン、さらには東洋人までいて、ポリティカルコレクトネスここに極まれりという布陣。でも黒澤映画のリメイクなのだから、アジアの俳優を使うなら日本人を起用して!渡辺謙か浅野忠信ならなおよかった。
もう1点PC要素を指摘するなら、ヘイリー・ベネット扮する“戦う寡婦”エマ。伝統的な西部劇では、女性は基本的に庇護されるべきか弱い存在だった。だが本作のエマは、自分の有り金をはたいて7人を雇い、銃を手にして悪党どもをやっつける。武骨な男たちのなかの紅一点、彼女の健気さが実にいい。ヘイリーは「ガール・オン・ザ・トレイン」でも印象的な役を演じていた。
西部劇は古めかしいものが多くあまり観たことないが面白かった
昔のものと違いテンポもよくアクションは派手
物語はわかりやすく勧善懲悪
7人も見た目から個性を出しキャラが立っていてよかった
ただ仲間集めがふんわりとしていて、あぁもう仲間になったのかと思うことが多かった
一人一人個性は立っているのだからもっと仲間になる動機やセリフ・演出は欲しかった
しびれた!
チザム登場シーンでまず痺れた。
余所者を警戒する街の目、ならず者が集まる酒場、なんの為にあるのか分からんスイングドア、早撃ち、拳銃クルクルからのホルスターイン。
西部劇のイメージまんま!そしてなんかゾクゾク!カッコいい!
完全悪、クセ強の仲間集め(ポリコレ感も強めだったけど)、実力を見せつける悪者退治、そして決戦。
単純な話なのに、なんでか惹き込まれたわい。
まぁ仲間集めがあまりにもあっさりし過ぎてて、そこまでして戦ってくれるのなんでやねん
?って思ったりもしたけど、
面白かった!
しびれた!
女優さんも可愛かった!
そんな感じ。
イ・ビョンホン出てるよ
2024年6月6日
映画 #マグニフィセント・セブン (2016年)鑑賞
#七人の侍 をリメイクした #荒野の七人 のリメイク
名作は永久に不滅なんだな
#志村喬 が #デンゼル・ワシントン
#三船敏郎 は誰かな?
#宮口精二 的ないぶし銀がいないかな
でも個性的なキャラは多い感じがした
敵のボスもキャラ強め
なんなら星10個つけたい
七人の侍の西部劇版 荒野の七人をさらにリメイク、いろいろアップデートしたものが全て違和感なくすんなり受け止められた超快作娯楽エンタメ映画。レビューなんか見ないで、とりあえず観て欲しい!
ストーリーはもう少しでも聞きかじったことがある方ならご存じの展開。悪漢に占領された街を、流れ者が街の人々と一緒に戦って…というヤツ。
そんなんどうでもいい。だって、それをいかに熱く魅せるか、が西部劇の永遠のテーマだから。
本作は、それら一つ一つがすごく丁寧に描かれている。悪党もめちゃくちゃ憎らしく描かれていて、マジ死ねばいいのに、と真剣に思っちゃう。なんか、悪党にも事情がありまして、みたいな複雑展開はゼロ、これ最高!
中心となるデンゼル・ワシントンは言うに及ばず、途中途中で集まってくるメンバーがいちいちカッコいい。出演作絶対ハズレなしオトコのクリス・プラットがやっぱりクリス・プラットな感じのカッコええけどお調子者役で出てきたり、メキシカン、アジアン、ネイティブ・アメリカン、訳ありガンマン、熊(?)と脇も多彩だしいちいちキャラが立っている。
戦いのシーンとしては、中盤の宣戦布告シーンが白眉。どうしても終盤は総力戦になって血みどろになりがちなので、本当にアクションを堪能したいのなら中盤の初めてのガチンコ戦闘シーン、という映画って結構あるように思う。
このシーンだけで、いったい何回”カッコええ…”と呟いたことか。特に熊こと伝説の男 ジャック・ホーンの戦闘はマジカッコええ。全てを粉砕する勢いがめっちゃ好き。
もちろん、他のメンツの戦いもめちゃくちゃカッコいいので、この戦闘シーンだけ抜き出して、一日の終わりに眺めていたいぐらい素晴らしいシーンだった。
映画ってエンターテイメント、観て良かったー、面白かったーって思える作品に出会えると本当に幸せ。
小難しい映画も嫌いじゃないけど、こういう映画って映画の良さを凝縮したような作品だなって思う。
なので、付けられるなら星10個付けたいぐらい。出会えてよかった。
骨太な漢たち
キャラ設定が一人一人しっかりしていて見せ場もあり良かったと思います。
ストーリーはよくある話だけどそれぞれの過去や思いなどがうまく絡みあって最初から最後までしっかりと鑑賞する事ができます。
お金以外の何かのために命を賭けて戦う男の美学が好きな人には特におすすめです!
荒野もの、安心
キャストからして安心して観れる。
7人のサブストーリーなど、もう少しそこに時間をさいてほしかった。逆にカットして良かったのは訓練とか、酒場の談笑、最後の戦いも少し長いかな。
ヒロインの危機に登場したインディアンは痛快。
個人的にはグッドスリーパーと韓流スター、インディアンのサブエピソードが知りたい。
西部劇はやっぱり面白い
もちろん映画館にも行きました。
男のロマン、いえいえ女でもその面白さは十分分かります。
U-NEXTで見つけたので思わず観てしまった。
当時、気付かなかったけど、クリス・プラットも出ていたんですね。
マックイーンの立ち位置的な役だとおもって観ていたら、まさかのお亡くなり役だったなんて、見直すものですね。
これからも古き良き時代の西部劇がリメイクされることを期待。
荒野の7人も久しぶりに観たくなりました。
7人と悪役バーソロミューボーグ、未亡人エマのキャラクターやキャステ...
7人と悪役バーソロミューボーグ、未亡人エマのキャラクターやキャスティングが素晴らしい。キャラ立ちという言葉があるが、余すことなくキャラ立ちまくり。
デンゼルワシントンは監督が決めたとDVDの特典映像の中にあったが。イーサンホークとイビョンホンのキャスティングした人は天才。このコンビの友情や互いを気遣うさまが良かった。
ラスト40分を絶対観ろ!!!
ネタバレ無しです。
どうやら七人の侍やらなんやらのリメイクらしいのですが、僕は未視聴でしたのでその辺とは比べられません。名作ニワカですいません。
本作、意外と前半は悪く言えばショボくて、鑑賞後にちゃんと調べるまで00年代の作品かと思ってました。どうやら忠実にリメイクしたが故らしいですね。
それでも!ラスト40分の凄まじい銃撃戦はアッパレの一言で、予算の殆どがここに注ぎ込まれているのが容易に想像出来ます。
シンプルで勧善懲悪で真っ当な、西部劇の銃撃戦のお手本のような作品でした。是非スタンダードとして観ておく事をオススメします。ジャンゴともレヴェナントとも違う、これが超正統派の西部劇ガンアクションです!!!
デンゼルワシントンの西部劇
1879年、ローズクリークの金山を仕切っているボーグ社に住民の不満がたまっていた。実業家のボーグのやりたい放題になり協会を燃やし住民を殺し土地を買い占めようとしていた。デンゼルワシントン扮する委任執行官サムチザムがパウダーダンなるお尋ね者を探しに町へやって来た。住民らはサムチザムに助けを求めた。
七人の侍、荒野の七人のリメイク版だが、デンゼルワシントンの西部劇は初めて観たな。なかなかはまってるね。意外なキャストでイビョンホンも出演していたな。ストーリー展開は似たようなものだったが、相手の数が多すぎるし、コマンチを入れたりして工夫が見られたね。でも残った町はぼろぼろだ。
個性溢れる七人の勇者達の躍動
本作は、大好きな時代劇・七人の侍、傑作西部劇・荒野の七人が原案であり、予想以上に面白い正統派西部劇だった。
本作の舞台は西部開拓時代のメキシコ。町を乗っ取り勢力拡大しようとする悪党ボーグ(ピーター・サースガード)に夫を殺された妻(ヘイリー・ベネット)が、全財産を注ぎ込んで凄腕の賞金稼ぎサム(デンゼル・ワシントン)を雇い、正義の鉄槌と復讐を依頼する。サムは、ボーグを倒すために、仲間を募っていく。そして、結集した七人の戦士達と町の人々は、圧倒的多数のボーグ一味と壮絶な戦いを繰り広げる・・・。
冒頭で、悪党ボーグが、町の教会を焼き払い、町の人々を無差別に撃ち殺すという悪の権化とも言うべき傍若無人振りが披露される。西部劇には必須な圧倒的に強い“悪”の登場であり、これは面白い作品ではという予感がした。
敢えて七人の戦士達の人物像を掘り下げず、七人の群像劇に徹しているので、ラストのボーグ一味との決戦に向かって、脇目を振らずストーリーが展開されていく。直線道路を疾走しているようなスピード感、爽快感がある。緊迫感が途絶えることがない。
集められた戦士達は国際色豊かで多士済々、仲間になる理由も七人七色である。グローバル化し、価値観が多様化している現代を投影したかのような七人の顔触れである。また、従来の西部劇では決戦はプロ同士の無手勝流、超人的活躍というパターンが多いが、本作では町の人々も参戦するし、周到な決戦準備もする。“七人の侍”を彷彿とさせる展開である。
クライマックスの決戦は西部劇というよりはアクション映画のようなスピード感に溢れている。拳銃だけでなく、ダイナマイト、斧、ナイフ、弓矢、肉弾戦など、様々な武器、兵器を駆使した戦法は奇想天外であり、文句なく面白い。戦術が際立っていた“七人と侍”というよりは、“13人の刺客”に近い戦い振りである。
マカロニウエスタン(続・荒野の用心棒)、西部劇ではお馴染みの最終兵器、ガトリング砲登場で、戦況は一気に悪党側に傾くが、ジョシュ(クリス・プラッド)の活躍で破壊される。煙草を巧みに利用した破壊方法は、洒落っ気があってアメリカ映画らしい。
ラストでサムがボーグを倒す真の理由が明らかになるが、理由は明かさず、金で雇われた戦士達は、雇い主の願いを叶え、何処ともなく去っていく。その方が西部劇らしい、戦士達が格好良く見える幕切れだろう。
荒野の七人と原作の良さが融合
これは面白かった!
西部劇としては個人的にトップクラスです!✨
「荒野の七人」のリメイクなのですが、キャラクター性が増してより魅力的に。
七人全員すごくカッコいいし、スタイリッシュなアクションに映像の魅せ方も相まって、あっという間の133分でした👍
これだけ時代が流れてリメイク作品も作られているにもかかわらず、今だにこの脚本を面白いと感じるのは、やはり原作の「七人の侍」の凄さを物語っていると思う。
個性が増したキャラ設定は明らかに原作寄りにしたなと感じました。
しかし約2時間でこの物語を描くには少し物足りなさも残ってしまう。
やはり全てをキッチリ描き切るには3時間半という時間が必要なのだなと再認識しました。
ストーリー性よりもアクションシーンに力を入れてる感じがして、クライマックスの銃撃戦はかなり激しくてカッコいいです🤩
「おい、マジか……」な展開もこの映画には必要不可欠。
そしてなんといっても豪華なキャスト達による流石の演技力が、より一層作品の雰囲気を押し上げています。
「荒野の七人」と比較するのも楽しめますし、もし気に入ったら是非とも「七人の侍」も見て比べてもらいたいと思う映画でした(*^^)/
個性溢れる7人が大活躍
荒野の7人をリメイクした作品なんだけど、なかなか面白い作品だった。
個性溢れる7人が、暴挙の限りを尽くす男たちを倒していく痛快な西部劇なんだけど、一人ひとりのキャラ設定がしっかりしているので、物語に引き込まれるほど面白い作品に仕上がっている。
黒沢監督が製作した、「7人の侍」を彷彿とさせる作品だったし、悪党も一筋縄ではいかないよう最新式の殺戮兵器を使って窮地に追い詰めるなど、最後まで誰が生き残れるのかといったハラハラ感もあって楽しめました。
久しぶりに、西部劇を楽しめる映画に巡り合えて良かったと思えた作品でした。
まあまあ、
まあ、おもしろくはあったけど、みんな汗だくで、シャワー浴びてスッキリするでもなく常に帽子かぶってて(笑)暑苦しそうだった。
それにしても、「銃」の発明って、画期的でもあり、でもこんな簡単に人を殺められるものっていうのが伝わる映画でもあった。
この映画のことではなくとも、銃がないとなんもできんのか、という当時の時代背景が哀れというか残念というか残酷でもあった。
七人の侍の面白さを裏切らない
七人の侍のリメイクが荒野の7人、そのまたリメイクがこの映画。
面白くないはずがない。
期待していたとおり7人それぞれが個性があって、加えてエマの気丈さ。
最高でした。
冒頭のエマの夫が殺されるシーンは残虐だがそれがエマの戦いの始まり。
サムの登場シーンはドキドキ物で、あらすじはわかっていても緊張感を保ちながら見れました。
イ・ビョンホンも存在感を示していて頑張ってる感があって良かったが真田幸広とか日本の俳優も起用して欲しかったなあ。
ただ、今作では敵も味方もダイナマイトやマシンガンを使ったりとかなり武装力アップしていたんではないか?
個人的には色恋がなかったのが少し残念。その代わり私がエマに恋しました。
全222件中、1~20件目を表示