「全く新しい、崇高な多様性セブン」マグニフィセント・セブン しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
全く新しい、崇高な多様性セブン
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Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
間違い無く「荒野の七人」のリメイクだが、普通のリメイクじゃなくて、全く新しいオリジナル作品の感じで楽しめた。
キャラが立ちまくっている7人のガンマンの面子(民族の壁を越えて集結している)をはじめ、彼らを集めるのが女性と云うことも含め、現代の風潮に即した翻案が巧みだ。
多様性溢れるメンバーが繰り広げるクライマックスの壮絶な銃撃戦に、手に汗握って見入ってしまう。様様な想いを胸に、街を襲う極悪野郎どもに挑む姿はまさに崇高だった。
文頭にて、全く新しい作品の感じで楽しめたと述べたが、根底には「七人の侍」と「荒野の七人」のスピリットが色濃く継承されていた。新しい試みの中に、蔑ろにしてはいけないエッセンスを反映させているのが素晴らしいと思う。だからこそ最後に「荒野の七人」のスコアが流れてテンションが上がった。
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