「男が惚れる男七人!」マグニフィセント・セブン 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
男が惚れる男七人!
七人のスカウトパートが駆け足すぎて盛り下がったし、伝説の名作二本を観ていなくても分かっちゃう「差」。どうせだったら凌駕してやる!ぐらいの野心は欲しかった。
だけどそういう「世評」とかを切り離したら悪くない。アツいパートはたっぷりあるし、マヌエル・ガルシア=ルルフォとクリス・プラットのブロマンスぶりwファラデーが最期に噛ます痛快なワイズクラック。自責の念を乗り越えてカムバックのグッドナイト、戦闘前日に野郎共が交わしてくれる宴など、男がとにかくグッとくること請け合いの場面豊富で、ここはさすがフークア監督、分かっているって思いました。
まあ不満を言い出したら、ポロポロ出てくる映画ですが、憂さ晴らしが欲しい人にはうってつけの映画ですよ。また観たくなりますし。
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