「リブート作品は・・」マグニフィセント・セブン としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
リブート作品は・・
個人的に注目していたこの作品はご存じ黒澤監督の
荒野の七人のハリウッド版がオリジナル。
このオリジナル作品はあまり期待されていなかった
企画の1本であったが以外や以外大ヒットとなり
結果、続編が続々と作られる事になった。
だが2作目以降は正直、冠だけはついてる
ものの2匹目のドジョウを狙った駄作が
ダラダラと作られた感は歪めなかった。
だが、1作目のオリジナルの素晴らしさは
群を抜いていた。キャスティング、テーマ曲、
ストーリー、キャラクターまで将に心に
残るマスターピースであった。
さて前置きが長くなったがリブート版である
当作品はどうだったか?
うん、中々面白かった。
オリジナルは既にスターのユル・ブリナーが
主役に対しこちらディゼル・ワシントン。
一番心配していたのは当時の状況では
有り得なかった黒人俳優の起用。
果たしてそのキャスティングは・・
これがなかなか良い。
オリジナルではなかった復讐要素が
ストーリーにさらに深みを持たせています。
オリジナルは次世代スターの登竜門でしたが
こちらも負けず劣らずのキャスティング。
世代を反映して様々な人種を加えてその
キャラクターの濃淡を見事に描いている。
まさか、西部劇の主役クラスにアジア人がつく
なんて考えもしなかったけどイ・ビョンホン
見事にはまってました。
他にも意外に感動したのは冒頭部分の
あの軽快なテーマ曲の採用。
これだよこれこれってなりますなあ。
他にも、偉大なオリジナルへのオマージュが
ところどころに感じられオリジナル世代の
自分でも十分に納得の1作品であった。
欲を言えばオリジナルの後のビッグスターの
キャスティングに対しちと弱かったかなあ
と言うてんだけですが欲張りすぎかもね。
願わくばこれで打ちきりにして続編と
言う名の駄作オンパレードは避けて欲しい。
若い世代には是非オリジナルを見ること
お薦めします。
お久し振りです、コメントありがとうございます♪
手堅い作品になってましたね。
リメイクとしても上々な出来だったのではないでしょうか。
「七人の侍」「荒野の七人」の魂は色褪せませんね。
王道スタイル、堪能しました(^^)