「予想以上のおもしろさ!」マグニフィセント・セブン おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
予想以上のおもしろさ!
正直、気にはなっていましたが、期待はしていなかった作品。それ故、見ようかどうしようか迷っているうちに上映期間終了日を迎え、駆け込みで見てきました。
西部劇なんて子供の頃にテレビで見て以来だったので、とても懐かしい感じがしました。ストーリーもこれぞ西部劇という王道で、複雑な伏線やひねりもありません。そのぶん最後の決戦に向けて脇目も振らずに突き進んでいく感じがシンプルでいいです。また7人全員が個性的で、それぞれのかっこよさがあったのもよかったです。ただ、個の事情や内面をもう少し描きつつ、利害を超えた7人の結束が見られたらもっとよかったなと思いました。
それにしても、派手なCGやワイヤーアクションなしでも、カメラワークと大スクリーンと音響でこんなにも迫力が増すのかと、軽く感動してしまいました。アクション映画で見慣れてるはずの銃撃戦も、西部劇では一発の銃弾がものすごく重く感じました。装弾数の少ないリボルバーで、一発必中で仕留めていくからでしょうか。ちょっとガンプレイを練習したくなっちゃいました。
あれこれとまとまりのないことを書きましたが、とにかく見てよかったです。西部劇といってもあなどれません!
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