「王道」マグニフィセント・セブン にゃんぺさんの映画レビュー(感想・評価)
王道
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幼い頃、映画好きの両親と一緒にビデオで観たのはユル・ブリンナーの荒野の七人。正直、話はほとんど覚えてなかったけど勧善懲悪で観終わったあと、すかっとしたのは覚えている。今作は私自身が母親になったからか感じるところがいろいろあって冒頭から泣きそうになった。無惨に、まさに虫けらのように人が殺される。そこから立ち上がるエマの強さ、共感できる。法秩序があってないような時代だからこそ、殺し屋を雇ってでも自分達の作り上げた大事な場所を守らなければならないって思うのだ。今までイメージしていた、守られる女性ではなく自らも銃を抜く彼女は本当に素敵だ。
あ、もちろん、七人の男性たちもとっても格好よかった!王道だよね、と思う行為をして、それがまたサマになるのだ!本当に濃い映画だった。とにかく全てをやり遂げた後の去り際がなんともシビレました!
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