「So, you seek for revenge? 普通に面白かった現代版「荒野の七人」」マグニフィセント・セブン アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
So, you seek for revenge? 普通に面白かった現代版「荒野の七人」
あの有名作品のリメイクなのにアメリカでもパッとせず、日本でもパッとしてなかったのでイマイチなのかなぁっと警戒しつつ観に行ったのですが・・・意外と面白かったです!西部劇っていいね!
基本的なストーリーの流れは「七人の侍」や「荒野の七人」そのまんまなのですが、銃撃戦が現代版にアップデートされてます。名作ポジションと言われる「七人の侍」も個人的には古くて観ててしんどいモノがあったので、こういったアップデート作品はありがたいです。頑張って昔の名作と言われる映画観てみても、結構しんどい作品が多いんですよねー。「荒野の七人」にいたっては命をかけたやり取りなハズなのに、どこか牧歌的ですしね。
西部劇なのに人種が多様なのは現代版なら仕方ない事なのでしょう。でも、最後に生き残ったのが黒人、ネイティブ、メキシカンって所は気の使いすぎな印象も受けました。
デンゼル・ワシントンが相変わらず渋かったです。渋い黒人ってなかなかいないですよねー。いい俳優さんです。「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」と大作に出て注目されてるクリス・プラット。最期のシーンも含めて一番カッコ良かった!一昔前の俳優なイメージもあるイーサン・ホーク。それでも何だかんだとコンスタントに出てるんですよね。あ、この映画で初めてイ・ビョンホンがカッコいいと思えました。「たま」のある女ヘイリー・べネットも美しかったですねー。
良く言えば王道、悪く言えば使い古しなストーリー・・・でも、いいんです。だって王道大好きなんですもん!正直「昔の作品のリメイクの意義」とかもどうでもいいんです。手に汗握る王道西部劇好きな方にはオススメです!