「7人がしっかりキャラ立ち」マグニフィセント・セブン AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)
7人がしっかりキャラ立ち
デンゼル、イーサン・ホーク、クリス・プラットら人気俳優のイメージに合わせたキャスティングが的確で、キャラクターがしっかり描き分けられていて、それぞれの得意技を生かした活躍が痛快。
用心棒7人の人種が、白人、黒人はもちろん、メキシカン、ネイティブアメリカン、さらには東洋人までいて、ポリティカルコレクトネスここに極まれりという布陣。でも黒澤映画のリメイクなのだから、アジアの俳優を使うなら日本人を起用して!渡辺謙か浅野忠信ならなおよかった。
もう1点PC要素を指摘するなら、ヘイリー・ベネット扮する“戦う寡婦”エマ。伝統的な西部劇では、女性は基本的に庇護されるべきか弱い存在だった。だが本作のエマは、自分の有り金をはたいて7人を雇い、銃を手にして悪党どもをやっつける。武骨な男たちのなかの紅一点、彼女の健気さが実にいい。ヘイリーは「ガール・オン・ザ・トレイン」でも印象的な役を演じていた。
みかずきさん
琥珀糖です。
「七人の侍」にコメントありがとうございました。
みかずきさんの「七人の侍」愛あふれる文章に深く頷いて同感です。
私は2年前位に「七人の侍」を観てないと、友達に話したところ、
非常に呆れられました。
DVDがタイミング良く借りれなかったんですね。
それで思い切って(結構安かったですが、)購入してやっと観ました。
その後、黒澤&三船の魅力に取り憑かれて(と言うより純粋に面白く楽しくて・・・)
黒澤明監督の作品を「どですかでん」と「夢」「まあだだよ」を残して、
他の作品を集中して観ました。
(長くなってすみません)
「荒野の七人」とこの「マグニフィセント・セブン」も、とても好きな作品です。
みかずきさんのように素敵なレビューはとても書けませんが、
いつかもう一度観てレビュー書いてみたいです。
映画.comの数多い最新レビューから、見つけて読んで下さったこと、
御礼申し上げます。