劇場公開日 2017年1月27日

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「人が亡くなりすぎかなぁ。」マグニフィセント・セブン mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人が亡くなりすぎかなぁ。

2017年1月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

「七人の侍」(黒澤明監督)は映画館で2回観て、「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)は未見である。

観終わって、なぜかすっきりしないものが残った。それをずっと考えているのだがまだわからない。
カーテンコールのエルマー・バーンスタインのスコアは、気持ちを高揚させるに充分な仕掛けではあったが、それでもやもや感が消えたわけではない。

すっきりしなかった理由としては、悪役側を描きすぎたから、というのがあげられるかもしれない。ピーター・サースガードがやればやるほど逆効果だったか。
思えば「七人の侍」で野党側はほとんど描かれることはなかった。

アントワン・フークワ監督の画面作りはひたすらかっこいい。アメリカの映画監督はみんな西部劇を撮りたがっているのかもしれない。その嬉しさが出ていた。
7人のキャラクターもたっていて、彼らを見ているだけでも楽しかった。

これを機に、西部劇がたくさん作られるかもしれない。その効果はあったと思う。

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mg599