裸のアゲハのレビュー・感想・評価
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『劇団』という乱交装置
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テレ東『侠飯~おとこめし~』監督の榊英雄のロマンポルノ。
誇張はしているが、芝居やっていた人間としては、この新興宗教に近い狭い世界での近親相姦的な爛れた繋がりは、まるでハダカデバネズミそのもので、非常に好物だ。そして最後はスペインハプスブルグ家みたいに青い血なんてオチがでてくると尚良い。結局男と女なんて嫉妬と怨念が主役の女優の太腿のセルライトの如く、だらしなく波立たせる異形でしかないのだから、どんどん壊れれば良いと思う。
犯されても犯されてもそれでも演出家に振り向いて欲しい女優。しかし最後は逆バリで形勢逆転。前バリ職人なんていう架空の都市伝説から端を発したストーリーは、続きがあるらしいので、観てみるつもり。
欲望に忠実なアミーゴに拍手。
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