インクレディブル・ファミリーのレビュー・感想・評価

正直、話や筋がそれほどでもなく、前半はまさかの眠気に襲われた。それでも３Ｄアニメの表現そのものは相変わらず素晴らしいもので、とくにキャラクターの顔の表情や声と口の動きが見事にシンクロしているところに驚愕。途中何度もアニメーションということを忘れた。それでいて、アニメという特性を生かした表現も随所に見られて、とにかく３Ｄを観察するだけでも楽しめるような気がする。
個人的には鼻から水が非常にツボだった。あんな“演技”をされてしまっては、もはや何ものも太刀打ちできなくなってしまうのでは。

出てくるメカが60年代風未来マシンでカッコ良過ぎる！予告編に出てくるバイクはもちろん、ネタバレになるから言えませんが、アレもコレも美しい夢のある未来のメカ達に惚れ惚れしました。
音楽がまたジアッキーノ節炸裂で、伸び伸びと鳴らしてくれました。スターウォーズのスピンオフでの制約のありまくりの音楽から解き放たれた感がありました。

ああ、スッキリした！娯楽作品はこうでないと！！

前作は、せっかくテレビ放映してくれたのにそれを観てないのでほぼ内容忘却。
それでも、特に問題なく、楽しめた。
小４男子的にも今作の方が面白かったらしい。

とてもおもしろかったです！！
金曜ロードショーで前作を見て
新しいシリーズに興味を持ちました。
期待通りの面白さ！
僕はヒーロー物が好きで憧れているので
色んなヒーローが出てきて、
しかも何故か親近感が湧いてしまう、
さらに敵と戦う場面や船での場面などは
とてもドキドキしました。この映画は最高です。
特別な力を持っていても悩みだってあるし
苦労もしているんだなと思うと
もう少し僕も頑張ろうかなと思えました。
子供達が全力でヒーローをしている姿に
感動しました。鳥肌立ちっぱなしでした。
勇気や元気やパワーを貰える映画です！

一作目は記憶にないほど幼かったので、もう一度確認してから鑑賞。

続編にありがちな、数年後からではなく、一作目と被らせる形で物語がスタート。
これには、意外と驚かされた。

一作目は純粋なヒーロー映画感が強かったが、今作は家族愛を前面に押し出した感じであった。

母ヘレンがヒーローの仕事、父ボブが家事育児という、現代社会を表していたのもよかった。
社会で活躍する母像がよく表現されていた。
また、家事育児に翻弄される父も見ていて、面白かった。

今作の影の主人公はジャック・ジャックである。
一作目で活躍が少なかった分、今作は大活躍である。
上映中、観客がため息つくぐらい、可愛い。

映画としても続編としても、かなり優秀な映画であり、ピクサーにがっかりさせられることは当分なさそうだ。

愛にあふれた作品。前回からのキャラも余すことなく今回も登場。そしてさらにパワーアップ！もっともっと絆が深まった家族が大活躍！！

この時代に、このスタッフが集まり、この作品を完成させ、私と出会わせてくれた事に率直に感謝してる。
後半は「映画がこのままずっと終わりません様に…」と祈り続けた。

前作も大好きだったが、遥かにクオリティを上げ、文化・社会や家族のあり方についてメッセージも盛り込んで、それでも超1級の娯楽作品になっている。

特に好きな「イラスティガール」ことお母さんのヘレンに大活躍の場を与えてくれたのは本当に嬉しい。

エンドロール後のオマケはないが、ラストにスーパーヒーロー３人のカッコいいテーマソングで締めるなんて、ニクイね。

そして大人の我々は、十分エンターテイメントとして楽しんだ上で、あの悪役からのメッセージを自らへの警告として噛み締めておきたい。

前作も映画館に観に行きました！
ずっと次が出るのを楽しみにしていて
ようやく観に行けました！
とても興奮します！子供から大人まで楽しめると思います！
ドキドキハラハラで見所満載です
笑い有り涙ありの最高の作品でした！
観ないと損です！

前作『Mr.インクレディブル』（2004）から14年。
当然、観客の大半は前作を観てない前提なので、キャラや世界を分からせるアクション・エピソードを冒頭から突っ込んでまして。
各人の超能力を魅せたり、法律でヒーロー活動が禁止されている世の中だったりを、台詞によらず見せていたのは上手い。

んで、あれこれ今回の事件の背景を説明する中間パートになると、もっさりもったりまだるっこしくもあり。

しかし、子育てパート～事件の本質に踏み込み、それまで個別に起きた事案が収斂してラストへ向かい始めた後半60分は、前のめりになって楽しめました。
文字通り「途方もない（インクレディブル）」。

前作よりも、大人風味。
アライグマ最高。
名アニメ監督ブラッド・バードは健在でした。

最終的には勧善懲悪で肩肘張らずに観ることのできる優等生的なアニメ映画。一方で、法律を絡めるストーリー・悪役にも美学が感じられる点には、単なる子ども向けではなく大人まで満足させようという意欲を感じる。

イラスティガールが仕事で指名されMr.インクレディブルが家で専業主夫、という展開も良い意味で世相を反映していて好感度が高い。

ただ、ジャックジャックの能力がスーパー過ぎて、他のスーパーヒーロー(例えばダッシュ)が霞んでしまった。ジャックジャックは麻薬のようなもの。今作は良いが、次作からどうするんだろうと心配になった。

前作うろ覚え状態で鑑賞。
初見でも問題なく楽しめる。

主役はもう少女では無いけど、イラスティガール。
ジャックジャックが優秀過ぎるので、次回作は無さそう。

各ヒーローの能力がまるでX-MEN。
疑問は爆弾魔はどこ行ったのか。

ヒーローアクションのシーンがもう楽しくて楽しくて！
そこだけでも堪能できます。
話も、途中どうするんやろ？と思わせてくれるところからの大逆転で面白い！
まぁ、サノスパチンはないでしょうから（笑）そこは心配しないで。
最近のディズニーらしく女性大活躍！なんですけど男もやっとるでー！ってところもあってバランスはよかった。最近のディズニーは男を無駄にクソミソのアホクズ人間に貶める傾向があるので。
観客の子供たちもはしゃいでたし、大人も子どもも楽しめる作品になっているのはさすがディズニーだなと思いました。
オススメ！

何故だろう？期待ほどではなかった。
1作目は面白かったのにな・・・

思い出は美しいということか・・・

家族を大事にし、育児の大変さ、
仕事との両立の難しさ、
そういう想いがたくさん出ていて、
その想いが伝わってきて、その点では良かったと思います。

ただ、内容は伏せますが、映画としては
2度も同じ展開になったのが、すごく単調に感じ、残念。
2度目は違う方向のほうが良かったのでは、と私なりの感想

個人的には前回のほうが好きです

前作から１４年の年月を感じさせない面白さ。
一見なんでもありのスーパーヒーロー映画に見えて、各キャラクターの能力のルールがしっかり守られた上でストーリーにしっかり活かされているので、観ていて混乱することはない。

ヒーローものとして前回はＭＣＵのテイストが強かったけど、今回はＤＣのテイストに近い感じがした。

スーパーヒーローものとファミリーとスパイもののテイストを全部盛り込んだうえで、劇中で一般市民に向けられるエクスキューズは、そのまます本作を見ている観客にも向けられていて、思わずドキッとしてしまう。

子どもは単純に見て楽しいと思う。
1作目で提示されたテーマは、今、MCUでもじっくりと描かれ続けているテーマとなり、一般人にも議論が浸透したので、まさに今ここで2作目が見られたことが嬉しい。

また、ピクサーはジョブズに買収された過去があるのですが、そのジョブズ(の一面)を描いたかのようなキャラクターが出てくる(のと、それに関連した深いテーマが議論される)のも、大人はにんまり、興味深く観られるのではないでしょうか。

考えだすと、色々と深いです。

また、フーダニットも、単純ではなく、これは「リメンバーミー」も同じなのですが、ミステリの一面でも大人も充分に楽しめるのではないでしょうか。

とはいえ、少し子どもに難しい面があるのも事実。
歳を取っても何度も見返して、また新たな発見ができるのが、ピクサームービーのすごいところなのかもしれません。

ディズニー映画でお馴染みのシンデレラ城からインクレディブル仕様。格好いい音楽が流れ、OPから期待で胸が高ぶる。

14年振りに個性的なキャラクター達が元気に動き出す。テーマは『ファミリー』。前作とは一味違うヒーロー達の姿が描かれている。イラスティガールのバイクアクションやジャック・ジャックの秘めたるパワーにも注目。

CGも前作より格段にパワーアップしている。特にフロゾンの氷やイラスティガールのスーツは質感まで伝わってくる繊細な作りだった。14年という長い期間でPIXARも格段にパワーアップしており、技術の進化を感じれる作品だった。

前作『Mr.インクレディブル』を観たことがない人も楽しめるが、前作のラストから直接物語が繋がっているため鑑賞した上で観ることをおすすめする。

いいね

全国ほぼ吹き替え版のみの公開は、もうやめて。
日本人はバカだから、字幕版が金にならないのは解るけれど
自国の文化にも作品の作り手にも無礼だよ

追記:
キャストの欄、誰だか知らん日本人にちゃんと変えてください。
映画ドットコムは日本のサイトで、今の日本の劇場ではほぼ観ることの出来ない情報を載せるのは正確さを欠くと思います。

終始、観ていてハラハラドキドキ。

エドナからジャックジャック用スーツの紹介シーンは「007」のボンドとQのガジェット登場に似ていて、ワクワクします。

エンディングの映像&音楽もスタイリッシュです。