インクレディブル・ファミリーのレビュー・感想・評価
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14年ぶり
ピクサーは死んだ
公開初日
ジャパンプレミアにて
日本版完成披露試写会にて
70‘sモダンアートに彩られたレトロゴージャスなスパイ映画
アメコミヒーロー再興の先駆けとなった2004年公開の『Mr.インクレディブル』の続編。前作での活躍も虚しくまたスーパーヒーロー達の活動が非合法になってしまい、ボブ達はモーテル住まいの肩身の狭い生活を余儀なくされる。そんなところに声をかけてきたのがテレコム企業デヴテック社の社長ウィンストン。幼い頃からスーパーヒーローに憧れてきた彼は、何とかしてスーパーヒーローの活動を合法化するためにヘレンの活躍を大々的に宣伝し大衆の支持を得ようと提案。ボブが家事と育児を引き受けヘレンはエラスティガールとして現役復帰し世間は狂喜するが、そんな喧騒の背後で巨大な陰謀が淡々と準備されていた。
目に飛び込んでくるもの全てが70' s調のモダンアート、聞こえてくるのもダイナミックレンジいっぱいに鳴り響くオーケストラサウンドと実にレトロゴージャスなスパイ映画風味。しかしテーマは前作から180度転換して極めて現代的で、主役もほぼエラスティガール。登場するスーパーヒーロー達のスキルのバラエティも豊かで眼福、およそどこにも死角のない老若男女問わず楽しめる傑作ですが、前作にあった挑戦的なバイオレンスとアダルト風味が消え失せているのはちょっとだけ寂しかったです。
母は仕事、父は家事育児に奮闘する今時家族の物語
ピクサー記念すべき20作目!
とってもカッコいい音楽とバトルシーンが盛りだくさんです。
前作と比べるとやはりCG技術の進化を感じます。
迫力満点の映像にワクワクが止まらない!大興奮でした。
前作から変わらず、ヒーロー活動が法律で禁止されている世界で、ヒーローを合法化させようと奮闘する物語です。
今回の主役はMr.インクレディブルではなく、その妻「イラスティガール」と、末っ子の「ジャック・ジャック」です。
ママがヒーロー活動を頑張る中、パパは家事育児に大奮闘。
ここ最近の家族像を反映しているのだろうと思います。
お子さんがいらっしゃる方にとっては「あるある!」と言いたくなるシーンがたくさんあると思いますよ。
そして予告編でも流れていますが、今回とうとうジャック・ジャックのスーパーパワーに家族が気付きます!
そのジャック・ジャックがめちゃくちゃ可愛い!そして最強!!
彼が大人になったら誰も勝てないんじゃないかと思うくらいの能力の持ち主です(笑)
ジャック・ジャックの活躍に何度も笑ってしまいました。
前作に出てきたキャラクターも何人か再登場します。
前作を知らなくても楽しめるとは思いますが、できれば見ておいてほしいかなぁ。
笑いあり、興奮のバトルシーンあり、家族愛あり。
大人も子供も楽しめる作品でした。大迫力のバトルをぜひ劇場で楽しんでください!!
全体的にとても満足ですが、1点だけ注意すべきところが。
アニメ版ポケモンの「ポリゴン事件」のように、画面が激しく点滅するシーンが何度か出てきます。
日本公開時にどうなっているかはわかりませんが、もしそのままだった場合は、凝視すると気分が悪くなる方がいらっしゃるかもしれません。
特に小さなお子さんがいらっしゃる方はご注意ください。
大人の私も少し目を背けてしまうくらい、激しく光ります。
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