「躍動感とユーモアあふれる」カーズ クロスロード ガバチョさんの映画レビュー(感想・評価)
躍動感とユーモアあふれる
ストーリーも絵もよくできていて、最後まで飽きずに見ることができました。次世代レーサーの出現で引退の危機にさらされたマックイーンが、最後のレースで一皮むけて新しいステージに立つ、という内容だと思います。前向きなメッセージが映画全体にあふれていてとてもいいです。ただ、最後にラミレスにレースを譲ったことに関しては、反対意見が多いようです。自分を信じられなくてレーサーの道をあきらめたラミレスを奮い立たせて勝たせたマックイーンの思いに賞賛を贈るべき所ですが、彼女を勝たせたいと応援する所まではいきません。それは、マックイーンに、彼女がいたから自分も頑張れたんだという共感が十分に描かれていないからだと思います。
隣で若い母親と4~5歳くらいの男の子が「カーズ」のマニアックな会話を時々しながら見てました。なるほどこれは一種の「ヒーローもの」なんだと合点しました。
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