こどもつかいのレビュー・感想・評価
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ホラーつかい…?
清水崇が日本で長編ホラーを手掛けるのは2011年の『ラビット・ホラー』以来という事が意外。いつもちょくちょく作ってる気がしたので。
確かに近作を調べてみると、ハリウッドで手掛けたり、4DXの短編手掛けたり、まさかのファンタジー手掛けたり。
久々に腕の見せ所。
ズバリ言っちゃうと、微妙だった。この監督の良い点悪い点が良くも悪くも出たかな、と。
まず、怖くはない。大人が子供たちの霊に襲われるシーンなどはそれなりだったが、怖いかと問われたら…。
そもそも本作は、ホラーなのか…? ダーク・ファンタジー? それともコメディ?
この何とも言えぬ作風は『ラビット・ホラー』を彷彿。
清水監督と言えば、他の監督なら普通は見せない“存在”をバンバン見せちゃう演出。『呪怨』の伽椰子さん&俊雄くん然り、『ラビット・ホラー』のウサギ然り。本作でも7人の子供の霊を操る謎の怪人“こどもつかい”が昼間の保育園のジャングルジムの上に現れます。
ま、この監督の特徴だから、いいとか悪いとか言えないんだけどね。
でも、それら以上に気になった事がある。
幼児虐待という社会的問題を題材にしている。
それはいい。いいのだ。題材だけは。
題材がいいからと言って、作品が素晴らしいものになるとは限らない。
話がねぇ…。
門脇麦演じるヒロインの悲しい過去。“こどもつかい”の正体。一連の奇っ怪な事件の発端であるその昔とあるサーカスで起きた事件。…
それなりに話に面白味や惹き付けられるものを感じたのは最初だけ。中盤~後半はジャパニーズ・ホラーの宿命、迷走&失速&グダグダ…。
いい題材の前に、作品を面白くしなければ意味が無いのである。
“こどもつかい”を演じるは、意外にも本作が映画初主演となる滝沢秀明。白塗りメイク&奇抜な衣装で奇妙な怪人を怪演。
と言うか、本作がホラーなのかダーク・ファンタジーなのかコメディなのか何とも言えなくしてるのは、全てのこのキャラのせい。
時々失笑モンだったり、妙に浮いてたり感じるが、何故か不思議とだんだんこのキャラが面白くなってくる。見終わった時には、嫌いじゃなくなってた。
映画初主演に恋愛モノじゃなく風変わりな役を選んだ滝沢クンのチョイスもユニーク。
“こどもつかい”はあくまで作品を色付けするキャラであって、実質話の主役は有岡大貴と門脇麦。
門脇麦が居て良かった。もし彼女が居なかったら悲惨だったろう。
それくらい、有岡の演技が酷いッ! 本当にナシ岡だよ! 他のレビューでは巧い!という声が多いが、本当に良かったか…??
門脇麦は若手実力派と言われるだけあって、自身も虐待された過去を持ち、あるトラウマに苦しむヒロインの悲しみを演じていた。本当に彼女のお陰で、多少ドラマとして見れるものがあった。
門脇麦は凄い美人じゃないけど、不思議な魅力を持つ女優だよね。
それから、オバサンじゃないよ~!
“こどもつかい”は何者か…?
子供を親を惑わす者…?
それとも、子供と親の愛情を気付かせる使者…?
でも、それより、
清水崇って本当にホラーつかい…?
タッキーを思い出すと…
ホラーというより現代社会の問題を取り上げた感じでした。
虐待のシーンは辛かったです。
ある意味子供に見せた方がいいかも…
"自分がしてしまった悪いことはいつか返ってくる"
ということが学べる映画。
有岡くんは、キャラが全く違う役を多く演じている役者さん。
いつも映像で見るたび有岡くんの印象が変わっていきます。演技が上手だと思います…!
門脇麦さんはやっぱり演技が上手い…
というよりも入り込み方とかその映画に対しての思いが強いというか素晴らしい役者さんだと思いました。
あこがれです。
なによりお母さんとトミーが怖い。
滝沢さんの時々出てくるおふざけが、
どうしても笑ってしまう。
ホラー映画デビューにはいいと思います。
子供と大人
初めは少しびっくりシーンがあったが、じわじわと可笑しさに変わってくる。『トミーの歌』も少し不気味で、記憶にのこるメロディーだった。
子供は正直だけれど、大人に抑え込まれるとどうしようもない。逆に、子供は大人の事情なんてお構い無し。すれ違いが多く起こる日常で、子供と大人が互いに理解し向かい合う事の大切さを考えさせられる作品だった。
ジャニーズファン向け
ホラー好きには不向きです。
全く怖くない。
内容は少し薄っぺらい…
しかし現代社会の問題を描いていて、
作者の意図はとてもわかりました。
ですが、タッキー&翼のタッキーとHey! Say! JUMPの有岡大貴ファン向け、
子供向け映画だと思います。
怖い映画が大好きな方はおすすめしません。
ホラー??
子供に危害を加える大人たちに復讐して行く
怨念の底が、呪われた人形
ペドフィリアの人形使いの外人にいたずらされていたところを殺された子供たちの怨念。
怖くはないが、理にかなったホラーというか戦隊モノに近かった気がする
社会問題を提示した新しいホラー映画 既成概念を取り払って見てほしい
社会問題が根底にある、新感覚のホラー、子供から大人まで幅広い層に見てほしい作品。怖いだけで終わらない、主演の俳優さんは、こどもつかいを上手に演じている、笑ったり泣きそうになったり切ない、子供と一緒に楽しめる新しいホラー。考えさせられる部分もあり。必見です!
コメディ映画としてはかなり笑える部類
「この夏わざわざ1800円払って観たい映画ランキング」のトップ争いに躍り出た快作。
とにかく滝沢秀明が出てくるだけで笑えてくる。
ホラー映画を意識してなのかカメラワークにやたら凝ってる所も好感が持てるし、変に社会派なテーマを匂わせてくるあたりも良いスパイスになっていて質の高いシュールさを提供してくれる。
極め付けは過去へ跳んだ(?)シーンで出てくるブリーフ男の奇行とその相方のETみてえな喋りが年末のガキ使を彷彿とさせる面白さで、馬鹿笑いを堪えるのが本当に大変だった。
清水崇はマジで天才だと思います。
あと怖いシーンはタイトルクレジットまでに一通り終わりますのでホラーが苦手な人にも優しいバリアフリー映画です。
割と本気でこの夏マストの一本。
面白い!
ぼぉあんがー ぼぉあんがー
すてぷらい すてぷらい
かんくろーさん かんくろーさん
おいない おいない
かみのごおさあかす おいないよ
あめじん、とみーのしょうたいは
へんたい へんたい
トミーは本当に変態でした( ˙-˙ )
それと人形が面白すぎてギャグw
上映中に吹いてしまいました爆笑
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