「近くで見られる方なら、是非‼︎」天使のいる図書館 だいきつさんの映画レビュー(感想・評価)
近くで見られる方なら、是非‼︎
奈良出身の私。
ならば観てみよう。
ということで
あまり期待せずに
鑑賞した結果、
これが想像以上に良かった。
さくらの実家の
食卓に山積みされている
奈良名物の柿の葉寿司。
奈良以外の方、
わかるかなぁ(^^;;
確かに
サバ<シャケ
やもんなぁ(^^;;
奇抜なストーリー展開もなく
ノホホンと進む。
こういう映画は
登場人物のキャラが立ってないと
得てして、退屈になる。
そういう意味では
キャラがとても魅力的だった。
小芝風花演じるさくら。
はじめは、
「なんで標準語と関西弁を
使い分けてるんやろう?」
と不思議だったが
人付き合いの苦手なさくらが
仕方なく仕事をするときの
言わば防御壁のようなもの、
なのかなと理解。
もしかしたら、
大きめのメガネもそうかもね。
余談だが
ドリカムの「眼鏡越しの空」を思い出した。
職場での機械口調。
から一転しての
弟と会話するときの
ナチュラルな関西弁。
その、ギャップ萌えに、ヤラレた(^^;;
地味カワイイ^_^
さくらの絶妙な「地味カワ」具合に
最後まで飽きることなく観れた。
弟もナイスキャラ^_^
姉との性格対比も良くできてて
クスッと笑えるシーンが
多々あった。
森本レオと香川京子の
重鎮二方のセリフも
心に刺さった。
「その言葉だけで一生過ごせる」
「知識は好奇心の扉を開く鍵。
知識が好奇心を蓋してしまってはいけない」
上映劇場が少ないので
近くで見られる方は
この言葉の真意を
ぜひ劇場で観てほしい。
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