劇場公開日 2017年2月18日

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「近くで見られる方なら、是非‼︎」天使のいる図書館 だいきつさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0近くで見られる方なら、是非‼︎

2017年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

奈良出身の私。
ならば観てみよう。

ということで
あまり期待せずに
鑑賞した結果、
これが想像以上に良かった。

さくらの実家の
食卓に山積みされている
奈良名物の柿の葉寿司。
奈良以外の方、
わかるかなぁ(^^;;

確かに
サバ<シャケ
やもんなぁ(^^;;

奇抜なストーリー展開もなく
ノホホンと進む。

こういう映画は
登場人物のキャラが立ってないと
得てして、退屈になる。

そういう意味では
キャラがとても魅力的だった。

小芝風花演じるさくら。
はじめは、

「なんで標準語と関西弁を
使い分けてるんやろう?」

と不思議だったが
人付き合いの苦手なさくらが
仕方なく仕事をするときの
言わば防御壁のようなもの、
なのかなと理解。
もしかしたら、
大きめのメガネもそうかもね。

余談だが
ドリカムの「眼鏡越しの空」を思い出した。

職場での機械口調。
から一転しての
弟と会話するときの
ナチュラルな関西弁。
その、ギャップ萌えに、ヤラレた(^^;;
地味カワイイ^_^
さくらの絶妙な「地味カワ」具合に
最後まで飽きることなく観れた。

弟もナイスキャラ^_^
姉との性格対比も良くできてて
クスッと笑えるシーンが
多々あった。

森本レオと香川京子の
重鎮二方のセリフも
心に刺さった。

「その言葉だけで一生過ごせる」

「知識は好奇心の扉を開く鍵。
知識が好奇心を蓋してしまってはいけない」

上映劇場が少ないので
近くで見られる方は
この言葉の真意を
ぜひ劇場で観てほしい。

だいきつ
だいきつさんのコメント
2017年10月22日

こちらこそ( ^ω^ )

何かしらのお役に立てたなら
レビューした甲斐がありました( ^ω^ )

だいきつ
2017年10月22日

だいきつさんのレビュー観てから本作を観たら、奈良県人ならずとも楽しみが倍増しました。ありがとうございました。

巫女雷男