本能寺ホテルのレビュー・感想・評価
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~「やりたいかやりたくないか、やるかやらぬかだ。」~
【賛否両論チェック】
賛:自分のやりたいことが見つからず、途方に暮れていた主人公が、本能寺の前日にタイムスリップしたことがきっかけで、信長に背中を押される姿が、観ていて勇気をもらえる。同時に、そんな信長の本当の想いや人間としての生き様が、深く描かれているのも印象深い。
否:設定にはやや無理があるか。登場人物の行動にも、人によって賛否がありそう。
誰もが知っている本能寺の変。その前日にタイムスリップしてしまった悩める主人公・倉本繭子が、気難しかった信長と次第に打ち解け、お互いの考え方を知っていく姿が印象的です。
“やりたいことがない”“自分には出来ない”と、どこか後ろ向きな繭子に、
「絶対に出来ないと、誰か決めたのだ?」
「大きい小さいではない。やりたいかやりたくないか、やるかやらぬかだ。」
と、そっと背中を押してくれる信長の言葉は、同じように悩んでいる人にとっては、すごく心に響く言葉だと思います。
同時に信長の方も、
「人々が笑って暮らせる世の中にしたい。」
という想いが先走るあまり、ついつい周囲への配慮を忘れていたところを、繭子の言葉で気づかされるところも、またステキなところです。
タイムスリップの設定には、ちょっと無理がある感も否めませんが、笑って泣けるエンターテイメント作品です。是非ご覧になってみて下さい。
ちょっと残念
観て損はないセンスのいい映画
軽い気持ちで見られる
おもしろく見られた。のだけれど何かが足りないというか、あと一歩という感じが全体的にした。
タイムスリップの時代物だけれどスケールが小さく、物足りなさは残ったものの、軽い気持ちで映画を見たいときにはいい。
想像通り…
綾瀬はるかか堤真一ファン、歴史好きか信長好きなら愉しめるでしょう。ストーリーは全く想像通りだったから、綾瀬はるかと堤真一の演技だけ見ていた。あとは濱田岳。夏の京都の風景もいい。京都好きにもちょっとオススメ。
綾瀬はるかは現時点の日本で最高のコメディエンヌだ。美人じゃないけど彼女を見てるだけでホッコリするなあ。堤真一は芝居がうまいとは云えないが、この映画では信長に見える。
ストーリーはどうでもいいようなもの。問題はあまりにも日本人が持っている信長のイメージに依存し過ぎている点。いかに英明な信長でもこんな簡単に未来から来た女性を信じるかあ?また現代の日本人の言葉をあんなに簡単に理解するかあ?ホテルというような外来語を云っているのではない。今の日本語と当時の日本語、特に武家の言葉は全然違う。この辺を突っ込むと面白くなるはずだが、作者はそんなことは百も承知で分かりやすく、分かりやすく作っている。
テレビ局主導の映画はチケット代も時間も勿体ないからテレビ放映まで待つのが正解だな。
何がしたいか?自分に問う
新鮮味が皆無
タイムトラベルばやりの映画業界ですが
感動大作ではないですが、よくできた小品です。とても面白く見れました。戦国時代の京都を再現したVFXや、明智光秀の襲撃や本能寺の炎上シーンはよくできてました。コメディ的な味付けの演出も楽しいです。主人公の倉本繭子(綾瀬はるか)の迷いや、心境の変化もよく伝わりましたし、彼女を取り巻く人々、特に料亭の主人(近藤正臣)の関わり方も絶妙でした。とても緻密に作られています。
この作品では、主人公が現代と本能寺の変直前の時代を行き来するという設定を、どう面白く見せるかがポイントです。その意味では、大望を抱いて、それを当たり前のように実行する信長と、失職してどうしていいか分からない主人公が、信長との関りで新しい一歩を踏み出す姿は、さわやかな印象を見終わった後に残し、作り手の目論見は成功しています。
また、コメディ的な映画ということで言えば、綾瀬はるかと濱田岳は最高です。綾瀬の真っすぐでドジな演技は楽しい。濱田岳がこんなにコメディに向いているとは知りませんでした。
堤真一に惚れた!
ダメ
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