ジャック・リーチャー NEVER GO BACKのレビュー・感想・評価
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アメリカの愚かなヒーロー
予告編で流れていた、バーで保安官に対峙するシーンがとても面白そうだったので、かなり期待して観たが、何のことはない、一番面白かったのがその予告編のシーンだった。
映画の原題「Jack Reacher Never go back」を見ても前作「アウトロー」を観たことを想い出さなかった。前作の邦題こそ原題通りの「ジャック・リーチャー」でよかったのではないかと思うが、3年前のその映画の内容をちっとも覚えていないところから、前作も平凡な作品だったのだろうと思う。
我々は見る映画を選ぶときには十分に気を付けなければならない。ドロップアウトした軍人が事件に巻き込まれる映画だと思うと、なんとなく面白そうに感じられてしまう。この映画でも、追いかけられたり追いかけたり、ハメたりハメられたり、銃をぶっ放したり素手での格闘があったりと、それなりのシーンは沢山ある。しかしこの作品は結局、正義の味方が主人公の勧善懲悪の映画だった。
よく考えたら、ミッションインポッシブルのシリーズにしても、トム・クルーズが相手にしている敵は権力中枢に食い込んではいるものの、あくまで個人とその手下だけだ。権力そのものを敵としているわけではない。どれもこれも、雑魚みたいな悪党が小さな悪事を働いているのを暴くだけというショボいストーリーになっている。
軍隊というものは、平和と反戦の考えを世界の基本的な考え方とすると、存在自体に矛盾を孕んでいる。国家が戦争をしないことを前提とするなら、武器も軍隊も必要ないからだ。
にもかかわらず、殆どの国で軍隊が存在するのは、今も昔も、大抵の国家は平和と反戦を基本的な考え方としていないということだ。軍隊が所持する大量殺戮兵器は民間人と軍人を区別しないので、無差別殺人を目的とする。軍隊の活動は異国の女子供を殺すことであるということに世界中が目をつぶっているから、軍隊が存在し続けることができるのだ。
アメリカ映画がそういう構造的な悪を問題にすることはない。米軍を悪者にした映画は興行的に決して成功しないからだ。アメリカはアメリカという共同幻想に捉われた病人の国だが、他の国も多かれ少なかれ、実態は変わらない。日本会議とかいう右翼団体が政治家のバックにいる極東の小国も、国家主義の幻想に精神的に隷属しているという意味ではアメリカよりももっとひどい状態かもしれない。
トム・クルーズの映画は、軍隊を頂点とする強いアメリカという幻想を壊さないという前提で作られている。暴力で国家を成立させたアメリカの歴史を否定するような世界観を絶対に表現することはないのだ。その象徴的存在がドナルド・トランプ次期大統領である。アメリカは建国以来、何も変わっちゃいない。そしてアメリカ人の愚かな精神性が望むヒーローを演ずるのが、トム・クルーズなのだ。
ジャック・リーチャー強し
劇場鑑賞したが、先週「アウトロー」を観たので続いて観ることに。全くストーリーを覚えておらず、劇場鑑賞が勘違いかと思うくらいだったが、そのおかげで非常に楽しめた。強い主人公が正義を貫くハードボイルド、胸がすく。トム・クルーズは、MIシリーズも良いが、ジャック・リーチャーも続編を期待してしまう。ターナー役の女優もとても良かった。
すっきり
前作は観てません。
トムハンクス、太りましたね。
娘役、あんまりタイプじゃない…
そんなことより内容ですが、よくある感じのストーリーですが、見ててスカッとします。
テンポよし!というレビューを見ましたが、そのとおりです。
途中、誰が敵なのか、誰が純粋な警察官や軍隊なのか、分からなくなりますが(特に将軍の場面はみんな敵じゃないの?撃ち殺されない?という気持ち)。
最後には娘役がタイプになるかもしれません。
安定のトム
前作の味を引き継ぎつつパワーアップ。
あった瞬間から拳を振るう美しいメスゴリラ、ターナー少佐と手癖の悪い娘をパーティーメンバーに加えるので終始ガチャガチャした印象ですが、一匹狼が群れを作る不慣れさが可愛いですね。
戦う時はキリッと若返るのに、娘を眺める時だけ人生に疲れた父親の顔になるのがずるい。
安心して楽しめる
「アウトロー」っていう作品があったこと忘れてました。レビューで知って、見ていたのかと。記憶に残らない作品だったようだけど、この作品も多分記憶から抜け落ちるんだろうな~的な、普通に楽しい作品でした。
でも、これは悪口ではなく、ホントに最初から最後まで楽しめたんですがね。今一つパンチがないだけ。
前半はまあまあのスタート、そのうちヤケに言い争いが多いなぁな展開に、でも最後はがっつりとクライムアクションとして満足のいくエンディングへ。ラストシーンなんていい感じじゃないですか。
トムのすっかり年輪の入った顔、ヒロインの格好よさ、忘れ去りたくない映画ではあるんだけどね~。とりあえず一作目をもう一度見てみたい!
アクションがいい
アクションがとても良かった。派手さもありながら分かりやすい演出だった。先日、ジェイソン・ボーンを観に行ったが場面の切り替えがはやすぎてスピード感は伝わってきたが何が何だか分からなくなっていた。この映画では、スピード感や派手がありながら分かりやすく観やすいアクションだった。
ハードボイルドさは半減?愛するものを前にした、アウトローの痛快な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:巨悪を前に、ひるむことなく戦いを挑んでいく主人公がカッコイイ。そのクールなポーカーフェイスも魅力的。
否:前作とは異なり、家族愛にも焦点が当てられているため、ハードボイルド感は薄くなっている。やや感傷的なシーンも多く、期待外れに感じてしまう人もいそう。
どんな窮地に立たされても顔色1つ変えず、時にはジョークの1つも放ちながら、一撃で反撃に転じていくリーチャーの姿が、痛快かつカッコイイです。軍にはびこる巨悪を前に、何も恐れずに戦いを挑んでいくリーチャーは、まさにトム・クルーズのハマり役といえそうです。
しかし今回は、彼の娘を名乗る少女の登場で、前作とはやや状況が異なっています。前作のような孤高の一匹狼のハードボイルドさは減り、“家族”という大切なものを突然前にした1人の男が、彼女を守りながらどう戦っていくのか、その辺りにも注目です。
とはいうものの、権力に屈しないアウトローの戦いは、観ていてスカッとすること必至です。是非劇場でご覧下さい。
ジャック・パパ!
こんなトム・クルーズ観たことないかも。
アクションシーンはともかく、
一人娘を心配するトムの姿が…どこにでもいそうな父親!
ホテルの部屋のベッドの上で一人で食事をしているトムの姿が
多感な年頃の娘を持つ哀愁漂う中年のオヤジに見えて笑えた…
娘があまり可愛くないんだけど、
後半次第に可愛く見えてきた。
いつの間にか父親目線で観てた…
結構面白かった!
う〜む^_^なかなか!
本日、鑑賞して来ましたよ(^^)
トム・クルーズのジャック・リーチャーシリーズ!
アクション映画の鑑賞後って、余韻に浸れたら、感想は通常面白かった〜!ってなるんだろうけど、この作品の場合は鑑賞後は?良かった〜!でした^_^
ヒロインとか、キーマンの好き嫌いはあったとしても、作品の内容としては感動作に入るのではないだろうか?っていうほど、最後までは気が抜けない映画でしたよ^_−☆
まだ鑑賞しておられない方が居たら是非是非鑑賞して見て欲しいです^_^
ホント〜に良い映画でしたよ^_−☆
ミュージアムのほうが面白いな
もっと無茶苦茶してくれると思ってた。
トムだとキレイにまとまっちゃう(^^;
だらだらと抑揚がなく、今何をしてるのか?が分かりづらい。
娘じゃ無いと分かってる子を守るのにリアリティない。
予告編とは全然違う
これが2作目という事、知りませんでした。
前作を知らなくてもストーリー上は全く問題なし。
むしろ、予告編の出来が良かったけど、全然違う。
何か予知能力があったりするような話では無いです。
だからあと90秒後に電話が鳴るという所は、映画の冒頭で、本編とはそんなに関係無い。
基本的にはアクションなんだけど、トム・クルーズが太った??シャツを脱いだ時にお腹が出てて少し年齢を感じました。
そんなに派手なアクションもなく、びっくりするストーリー展開もなく、普通でした。
JBと比べたらどちらが強いのだろうか
走る、走る、カッコよく走る…。
先日のJBでは物足りなかった格闘シーンが多くて良かったです。JBよりパンチの威力は強そうに見えました。勝気で強くてデキるヒロインのアクションも格好良かったです。
殴る蹴るの効果音が大音量でキレがあり…痛そうでした。流石に機内なら気付かれるのでは?
ヒロインとの無意味な喧嘩や、あほ娘が足を引っ張るありふれた要素には若干ゲンナリしました。
デート目的が転じて足を突っ込むことになった今回の事件は、父性愛?に目覚める展開でした。でもCruiseには子供よりロマンスのほうが似合うと思ったのは私だけでしょうか。
オーソドックスな魅力
もうこれは犯罪だろ…
という無茶ぶりを重ね
謎に迫るリーチャーたちの姿に
おっきな違和感を覚えながらも
おいらの日頃の閉塞感を
打破してくれているような
心地よさをも同時に与えてもらいました。
目新しさはないものの
オーソドックスなエンターテイメントとして
わくわくどきどき十分楽しみました。
敵役の執念も魅力的!
そーだね、4ではないか
なんかそのー色気がないというか、
じみーに闘うのが、なんかその、、
オー凄い!みたいなのがあんま無かった気がする。
エンタテインメントしてたかというと、ちょっと、、
テンポは良かったけど最後がなんか、無理矢理付け足した
気がした、、
テンポのいいアクション
前作が面白かったので観に行きました。
前作の不気味さが無くなってが残念ですがアクションとしてはテンポもいいので楽しめました。
子役?の女の子が可愛い。
結末は違ってましたけどいい終わり方で良かったです。
でもヒロインがイマイチだったのが残念でした。
トムのMiシリーズも面白いですがこのシリーズも面白いので続編も期待してます^ ^
リーチャーよ、こんなんじゃロバート・マッコールさんに負けるぞ
面白かった事は面白かった。だけど、前作の要だったシリアスユーモア度が薄くなった上に効果音がやたらと入ったため、良くも悪くも普通のアクション映画になった感。
楽しみにしてたKFMもチャカチャカしたカメラワークで見づらくなってたし…アウトロー感が抜けちゃったなぁ。
ついでに言うとパンフレットもあんまりな出来。620円という低価格からか中身がカラッポ。『マネー・ショート』といい今年の東和配給映画のパンフはヒド過ぎ。
無愛想で反権力、腕っぷしがたち女子供を虐げる奴は見ず知らずの奴でも...
無愛想で反権力、腕っぷしがたち女子供を虐げる奴は見ず知らずの奴でもぶちのめすオールドファッションなキャラクター、ジャック・リーチャー
そんな彼を主役に据えた本作は無駄な場面転換が多くだらけたり娘キャラがわーわー煩わしかったり悪い意味でオールドファッション
この時代にこんなダサいクリシェを見ることになるとは
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