小間使いの日記
解説
ジャン・ルノワールやルイス・ブニュエルも映画化したオクターブ・ミルボーの「小間使の日記」を、レア・セドゥ主演で新たに映画化。監督を「マリー・アントワネットに別れをつげて」のブノワ・ジャコーが務め、ダルデンヌ兄弟が共同製作に名を連ねている。メイドのセレスティーヌは、フランスの地方に暮らすランレール夫妻のもとで住み込みで働くことになるが、好色家のランレールは何かとセレスティーヌに手を出し、夫人もセレスティーヌを見下して過酷な労働を強いるばかりで、セレスティーヌにはストレスのたまる日々が続く。夫妻の家にはセレスティーヌのほか2人の使用人がおり、そのうちのひとりのジョゼフは謎めいた無愛想な男だったが、意外な一面があることがわかり……。WOWOWでは「あるメイドの密かな欲望」のタイトルで放送。DVDはセル版が「小間使いの日記」で発売され、レンタル版は「あるメイドの秘密の欲望」。
2015年製作/96分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Journal d'une femme de chambre
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブノワ・ジャコー
- 製作
- クリスティナ・ラルサン
- ジャン=ピエール・ゲラン
- 共同製作
- ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- リュック・ダルデンヌ
- 製作総指揮
- クリスティナ・ラルサン
- 原作
- オクターブ・ミルボー
- 脚本
- ブノワ・ジャコー
- エレーヌ・ジメール
- 撮影
- ロマン・バンダン
- 美術
- カティア・ビシュコフ
- 衣装
- アナイス・ロマン
- 編集
- ジュリア・グレゴリー
- 音楽
- ブリュノ・クーレ