鋼の錬金術師のレビュー・感想・評価
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テーマは良いのだけれども
それは原作ままですよね、多分。
原作はほほ未読
弟の体を取り戻すという希望
とある科学者を切り口にした人間の業、
等価交換というルールの厳密性
これぐらいの要素をきっちり練り上げて軸にしたれば、2時間も使うならファンにもファン以外にも見応えのある様な「名作」が作れる可能性、充分あったと思うんだけども。。
全体的に「何をしたいのかな」「もったいないな」と思っちゃう感じ。。
例えば
深いメッセージ性を持つ要素があるけど深堀りする訳でもないし、
CGは凄いけどそれを使っアクションシーンは凄くないし、
登場人物は追い詰められてるけど、見てるこっちにはそれが伝わらないし、
「多分これ原作にあるんだろうなー。けど別に映画には要らないなーてか邪魔だなー」て思っちゃうシーンや設定があったり。。
原作がどういうものか、部品は見せられたけど、それを映画として組み立てられてなくね?って印象かなー。
勿体ないですね。
原作ファンの方はご愁傷様です。
逆にスゴイ!!!!星逆5!!
コレは劇中内で説かれる錬金術の仕組み「等価交換」をメタ的に上手く使った傑作なんですよ!
主人公たちはこの等価交換を無視して禁忌と呼ばれる人体錬成を行ってしまい弟は身体、兄は脚を失い叫ぶのです「持って行かれた!!」
正直この映画は本当につまらないです。ひらぺったい演技、顔。座って話して話して座っての繰り返し。それを延々と!ほんと延々と!!見せられるんです。アクションなんて予告が全部くらいですよ!ふざけんな!僕たちは133分ですか、その時間を本当に無駄にした気がしてしょうがないんですよ!
じゃあそのどこに褒めるとこがあるのか、つまり製作者からのメッセージだと受け取りました。昨今増え続ける漫画実写化、いいものもあるかもしれません、自分はその手の映画を網羅しているわけではないので、でも明らかに絶対的につまらないものが多いですよ。擁護のしようがない。「この実写化産業はいつまでも通じない、面白いものなんて見れないんだ。」そんな産業への警鐘です。
なぜなら実写化そのものが禁忌、つまりは人体錬成のようなもの、ならば等価交換は望めません。観客は料金に見合う2時間を過ごすことは出来ません。そして叫ぶのです。
「持って行かれたぁぁあ!!!!」
松雪泰子さんの妖艶さだけは評価。
漫画もアニメも全部観ているがもうそれはかなり前の話でウル覚えな条件でレビュー。
やはり基本日本人では無い漫画のアニメ化は正直厳しい。ロケ地を海外にした事は評価するが、そこまで日本人を連れて行かなくて良かったのでは?と思ったのが第一印象。
神父様から始まり、色々キャラクターが出て来てストーリーを盛り上げるんだけど脚本家はホント漫画読んでいるの?状態になった。
漫画で印象的なシーン部分を使い、ストーリー無視の様な、、後半はこんな展開だっけ?感満載。
これなら完全オジリナルストーリーでも良いのでは?
あとここまでキャラ出しといて、ブラッドレイ大総統は?
面白味が頭に入って来なかった映画は久しぶり。
松雪泰子さんの妖艶さは他で観たことが無かったので、そこは評価したい。
また、意外にも(似てないが)ウィンリィ役の本田翼が良かったのが印象かな。
禁断のハガレン実写の錬金術は、魅力ナシ空っぽの代償と引き換えに
昨年公開されたコミック実写の中でも、製作発表時から良くも悪くも大変な話題を呼んだ本作。
原作は荒川弘の同名コミック。
超人気作故、厳しい声がずらり。
原作もアニメも見た事無い。でも、興味惹かれ何度かアニメを見てみようと思った事はある。
話的にも題材的にも面白そうで、和製冒険ファンタジーとして、少なからず楽しめそうと思っていたのだが…、う~ん…。
まず先に悪くなかった点を。
イタリア・ロケや美術や衣装など。和製ファンタジーの雰囲気をなかなか出していた。
見せ場となる錬金術やアクションのVFXより、フルCGのアル。これは見事であった。
キャストでは、松雪泰子が妖しい魅力を放っていた。
キャラのビジュアルは、悪く言えば単なるコスプレ大会、良く言えば頑張って寄せていたとは思う。
…以上くらいかな。
後は残念・ガッカリ・微妙な点を。
幼い頃に亡き母を生き還らせようとして禁断の人体錬成を行い、代償として右腕と左脚を失った兄のエドと身体全てを失った弟のアル。失われた身体を取り戻す為“賢者の石”を探す旅を続けている…。
…という話の始まり方はおそらく原作に沿っている筈で、いい。ハガレン初心者でも入り易い。
でも、それからが…。
キャラ描写も話の展開も薄く浅く、面白さを感じなかった。
途中まで人気だけの俳優がコスプレして、のほほ~んとやってるだけ。
やっと中盤から話に拍車がかかってもすでに遅く、すっかりもう退屈してしまっていた。結局それは最後までズルズルと…。
原作未読の者でも、長大なストーリーを2時間ちょっとに収める無理さは明白。
いやそれ以上に、どのエピソードも淡白と言うか、引き込まれる魅力を感じられなかった。
本来は非常に面白いのだろう。それは分かる。
エドとアルの兄弟愛はもっと巧く出来た筈だ。
大泉洋演じるタッカーの狂気。キメラの正体などゾッとしたが、もっと悲劇性を打ち出す事だって出来た筈だ。
錬金術の不思議な力やその恐ろしさ、命や代価など、もっと深みを持たす事も出来た筈だ。
それらを活かせなかった。
陰謀などのストーリー展開は予定調和、ラストなんて急にゾンビ・ホラーみたいに。見せ場やアクションも物足りない。
聞けば、入りは原作に沿っているが、後はオリジナル・ストーリー。この水と油感はそのせいか。
自らのVFX技術を過信して、禁断のハガレン実写化という“錬金術”を行ってしまった曽利監督。
演出も中身も魅力も空っぽという代償と引き換えに。
長編を日本人キャストでやったという意味ではベスト
あの長編を2時間で完結させ、しかもオール日本人キャストという制限の中ではかなりよい出来栄えだったと思います。
CGも力の入れ方の濃淡が気になった部分はありますが戦闘シーンは概ね満足です。特にアルはフルCGって言わなければ気づかなかったかも知れないです。声優さんも違和感なかったです。
実写化という代償で新作読み切りを得る、それが等価交換
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人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる。
それが錬金術における等価交換の原則だ。
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残酷な運命に立ち向かうエルリック兄弟を描いた大ヒットコミック『鋼の錬金術師』の実写化作品。
実写化という代償で新作読み切りを得る、それが等価交換。ということで笑。
2017年、様々なマンガ実写化作品の中でも一際話題を呼んだ作品。
舞台はイタリア、ヨーロッパ文化を取り入れた優雅な街並みの中にまったくマッチングしない日本人キャストを揃えた、こだわりがあるのかないのかよくわからないキャスティングで速報の時点で非難轟々であったが、蓋を開けてみればそんなに悪くはない笑。
とりあえず本田翼が大正義で可愛いので評価は3割増しくらい笑。
ディーンフジオカの大佐も決して悪くはなかったがやはり僕たちは及川光博が観たかったんだ笑。
そして期待通りの内山信二のグラトニーとここに来てまさかのハマリ役の佐藤隆太のヒューズ中佐笑。
グラトニーの白目ドアップシーンで吹き出しそうになって危なかった笑。
内容は原作通りの展開に少しアレンジを加えた感じでザックリ言うと、軍の人間を登場させずに大佐とエドの2人の力技で押し切るみたいな感じ。
尺を考えるとその点は正しいのかもしれないがやはり役者不足感は否めない。
この作品の持ち味は主役だけでなくモブも含めた様々な人間が登場し、活躍するところにあると個人的に思っているから大佐が指パッチンだけで無双するのはあんまし面白くない(しかし嫌いじゃない笑)
映画にここまで求めるのお門違いかと思うけどやっぱハボックとかアームストロング少佐とか観たかったなぁ。少佐はネタ的な意味でなおさら笑。
映像化不可と思われた錬成のシーンもCGをフルに使った視覚効果で中々の完成度。
エドの
パンッ!(リョウテアワセー)
ドンッ!(ジメンタタキー)
ズズズズッ……!!(ヤリカンセイー)
で我が厨二心崩壊笑。まさに夢の映像技術笑。
20代の若者の指パッチン技量を押し上げたのに少なからず影響を与えた(個人的偏見)であろうロイマスタングの炎の錬成も大迫力だった。
火炎放射器みたいな炎、爆発みたいな炎などそんなバリエーションあったか?みたいな多彩な炎が飛び出す笑。
アルは錬成どころか体もフルCGでなんだそりゃとなったが、実写で鎧がガシャンガシャンやってたらそれはそれで笑うしかないのでこれで良かったのかもしれない笑。
残念なのはこの3人以外錬金術師がいないため錬成のバリエーションが少ないこと笑。
やっぱアームストロング少佐は必要だったよ笑。
あと申し訳程度に登場したマルコーの扱いがめちゃくちゃ雑なのと原作で雑魚扱いだったショウタッカーがめちゃくちゃVIP扱いなのに役者が特別出演扱いで大泉洋っていうのが気になった(ここにおける大泉洋を私は全面的に褒めているつもりです笑)
VIPタッカーの暴走で原作ラスト展開まで話を持っていく割には続編の伏線を残す感じの終わり方だったのでオリジナル展開で何か続きがあるかも。
次はブラッドレイのアクションを実写で表現できるか挑戦してもらいたい笑。
WBとジャニーズの罪~アイドルを楽しめって?
「鋼の錬金術師」11点。
これはひどい。
他の少なくない「レビュー」が語るように、ダメでは?
「アイドル映画」です。楽しんで下さいですか?
「コスプレ祭り」です。楽しんで下さいですか?
「豪華キャスト」です。楽しんで下さいですか?
あの「ピンポン」の「曽利文彦」です。「日本映画史上最大規模のVFX」をとことん楽しんで下さいですか?
あの「全世界7000万部超の大ベストセラー・国民的アニメ・伝説的コミック」の「ハガレン」です。楽しんで下さいですか?
ついでに「MISIA」の歌も楽しんで下さいですか?
「兄弟の絆」「愛と信頼」「人間の命とは何か」「全世界待望のファンタジー超大作」「超ド級の冒険」「兄弟は旅立つ。失った全てを取り戻すためにー」「驚愕の真実」(全てチラシから)の言葉は何を意味してるのですか?どれも虚しく響きます。
「山田涼介」の魅力が全くわかりません。今の連ドラでも。
何故主役なんですか?ふさわしい理由が見当たりません。
「東野圭吾」の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を大コケさせたのにはさすがにキレましたが。
(ここからは「羊の木」の「レビュー」をアレンジします。)
まさか「ジャニーズ」で決めた?
また「製作」に「藤島ジュリーK」の名がありましたが。
この人「ジャニーズ事務所」の副社長で、
「ジェイ・ストーム(ジャニーズ・日本の嵐?)」の社長ですね。
いつも「ジャニーズ」の出演映画に名がありますが。
ほとんどが「作品」をダメにしていますが。
(これについてはまた別の機会にします)。
原作の「テーマ(題材)」の「アイデア」がいいです。
「不能犯」同様で「アニメ・コミック」界は「アイデア」の宝庫です。
映画化したいのもわかります。
ただその「二次元」世界を「三次元」にする「力量」が
今の「日本の映画界」において決定的に不足しているのでは。
「アニメ・コミック」よりも、単純に「いろいろな力量(お金も含めて)」が必要では。
「君の名は。」以来の、
数々の「アニメの劣悪実写化」現象は必然です。もったいない。
この「現象」生み出しているのは「WBワーナーブラザーズ」の「日本支社」です。
「ハリーポッター」シリーズで当てました。
今「ハリウッド」を席巻している「コミック」「アニメ」旋風は
「アベンジャーズ」「スパイダーマン」「マイティ・ソー」などの「MARVELSTUDIOS マーベル・スタジオ」と
「ジャスティス・リーグ」「スーパーマン」「バットマン」「ワンダーウーマン」などの「DCコミックス」です。
これらはシリーズ化され、いずれも「VFX超大作」と銘打っています。
「ヒーロー」たちの「ごった煮」状態になっています。
「これでもかこれでもか」状態と思っているのですが。
莫大なお金は、豪華キャストの「出演料」と、
「宣伝費」となっています(?)。
「内容はないよ~(失礼しました)」となっています(?)。
それらにあやかろうと「WB」が
「ジャパン・アニメ」に触手を伸ばしたようです。
「銀魂」「東京喰種」「ジョジョの奇妙な冒険」「斉木楠雄のΨ難」「ハガレン」などです。どう思います?「原作」を超えた・いや同等に値する作品はありますか?
以上、「ジャニーズ」と「WB」に「日本映画」を貶めている罪(原因)を見出している「説」を訴えます。
どなたかこの「説」を打ち破る「レビュー」をお願いします。
この「説」については、
また唱える機会が「必ずある(だって2つとも…)」と確信していますので、
どこかでまたお目にかかると思います。
この「レビュー」を消すのですか。それとも…🍀
思ったより悪くない。
何故作った!!
原作既読ですが程良く忘れている為、また楽しめたら良いなと思いました。錬金術がテーマですがロケーションが郊外のアウトレットかテーマパークのようで綺麗すぎますし、室内もモデルルームのようで歴史や重みを感じませんでした。中盤まではほぼ会話で進むため、大泉キメラ辺りまでは退屈で面白くなかったです。松雪泰子の存在感が抜群でしたが、ウロボロスの刺青が尾っぽに食らいついておらず、制作者がファンタジーに興味がない事が伝わりました。主人公は存在感がなかったですし、大佐はミッチーで観たかったです。石丸謙二郎は良い俳優ですが、初っ端の戦闘を演じるにはモブ過ぎたと思います。
普通に出来が良い
テラフォーマーズの二の舞になるのではないかと思い覚悟して観にいきましたが普通に良作でした。
酷評も多いようですがこの出来映えで酷評するようなら他の実写化作品なんか観るに耐えないのではないでしょうか(笑)
冗談抜きでそれぐらい良く出来ているし頑張ってました。
今作を酷評する気持ちも分かります。
ですがそんな人達には、実写版ドラゴンボール、ダレンシャン、テラフォーマーズ 、進撃の巨人後編あたりを見ることをお勧めします。
そうすれば今作がいかに良く出来ているか、またいかに製作陣が熱意と愛情を持って取り組んだかが分かると思います。
また逆に私が上記に挙げた作品たちが、いかにいい加減な姿勢で作られたかが分かると思います。
それでも嫌な人はアメコミの実写版でも見とけばいいです。
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