鋼の錬金術師のレビュー・感想・評価
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俳優山田涼介さんを、応援しています
昨今、ネットで無責任な評価が一人歩きしているように思います。酷評されていましたが、楽しめましたよ。強いていうならエキストラさんではなくて役者さんで町のひとを固めて欲しかったぐらい。 山田涼介さんは、エドそのものでした!ずっと観ていたい役者さんです。どうか今後も惑わされることなく、まっすぐ役者人生進んでください! また製作陣の映画愛も感じました。 映画ファンはネットの評価にたよらず自分の目で判断してください。
ラストが美しい
前評判が酷かったので、覚悟して観ましたが、まあまあ良かったと思います。原作もアニメも全て観ていますが、ハガレンのエッセンスは損なう事無く、再現されていました。キャラの省略、統合などには不満がありますが、仕方ないかな?アームストロングができる俳優さん居ませんしね〜 ラスト役の松雪泰子さんが、美しくエロく、迫力が有りながら儚さも感じられ、目が釘付けでした。
原作ファンです
漫画、小説、アニメ1期&2期、アニメ映画2作品観ています。 実写化は正直期待していませんでしたが、特典の0巻が欲しくて鑑賞しました。 やっぱり、う〜んって感じでした。 釘宮さんのアルで慣れてしまっているので、アルの声に違和感を感じてしまい終始気持ち悪かったです。 でも見た目のクオリティはばっちりでした! ニーナとアレキサンダーのキメラも。 外国人を日本人でやる時点で、ぴったり合うキャストなんていないとわかってますが、もうちょっと合う人いたんじゃないかなと…。。。 (進撃に比べたらずっと良いですが) 銀魂のクオリティはなかなかよかったなぁと改めて思いました。 あと、ウィンリィがどこでも一緒についてきたのが気になりました。 可愛いけど… 街並みも綺麗(みんな日本人なのが違和感ありますが)、CGも綺麗、松雪泰子さんのラストがめっちゃ綺麗
0巻につられ…後悔
映画前に復習をと全巻読んで行ったのが良かったのか悪かったのか。
登場人物を…それも核となる人物を多く削ってしまったせいで、何でこの人がこの場面に出ていてこのセリフを?と、納得出来ない所だらけ。
ウィンリィが、エドにずっと同行していてアルはお留守番。
セリフにある「エドとアルはいつも一緒」に信憑性がない。
そして軍人ですら危険な場所に一般人のウィンリィが当たり前にいて、危険な目にも合わず全くの無傷。
とにかく終始違和感だらけで、気持ち悪い作品でした。
続編があるかのような終わり方にも疑問。
ブラッドレイもスカーも父親もお父様のかけらも出て来なかったのに続ける事が出来るのか?
まぁ続編が出たとしても、今度は特典につられないと誓う。
欲を言えば、いろいろあるけど❗
原作ファンです! ハガレンは、兄弟愛が全てです。そこに人間のエゴによる矛盾が生まれる社会の縮図を権力の世界である軍をモデルに表現されました。 主要人物の生きる目的が明確にされているだけに映画としては、作りやすいと思いますが、長編マンガですから2時間ちょっとの尺では難しいでしょう。最初から三編くらいにした方が良いと思います。 第1編の出来は? いろいろあるけど、満足しています。最初の掴みがもっと迫力あるシーンかエロ黒いシーンでしょう。後半あれだけの興奮させられるシーンがあるのだから。ぐっと押し付けるシーンを期待したい。 (長編ものであれば、子役さんたちのシーンはもう少しあった方が良いかと。) 中盤からは監督の意図する脚本が出来ていたかも知れません。 原作を知っていたので、短い時間の中でハガレンにとって大切なシーンがあり良く綴ったなぁと後で感心させられる。映画の終盤は、興奮の連続と涙と感動が止まない。 キャストは、全て日本人ですから全てに満足することは無理でしょう。最近は、日本語を話せる外国人が沢山いますから、せめて村人の何人かは外国人がいた方がもっとリアルだったかな。 もし、次回作があるのであれば、脚本は、もう少し時間をかけ何人かで練り上げて欲しい。 映像技術は、申し分ないので絵コンテの段階で荒川先生とご相談されれば、もっと独特な映像が作れると思います。 ぜひ、次回作をお願いします。
面白かった
先に言うと、原作のファンではありません。 原作のファンの方が酷評されているみたいですが、CGや映像、ストーリーなど、とてもよくできてるな〜と。 配役もよかったとおもいます。 なんでこんなに低い評価なのかわかりません。
おもしろかった!
監督の原作へのリスペクトも感じられたし、主役三人がすごく原作やアニメを尊重して勉強&努力してるのがわかったし、とても泣けたしよかった。もちろんいろいろ言いたいことがないわけではないが。次作に期待。
然程悪い印象はありません。
原作に忠実にしていたらとてもこの時間では終われない。 2時間前後で足るストーリーとなると、削らなければいけないエピソードがいくつも出てくる。 どれを抜くのか? それで出来た結果がこの作品になったんでしょう。 私はうまく構成出来ていると感じました。 導入部分、どうしてもコスプレ感が否めません。 どうみても日本人に「アルーw」とか言われても違和感がもの凄くあり、受け付けない状態が続きました。 マルコーさんのエピソードが盛り上がり始めたら慣れてきまして(笑)、フツーに鑑賞出来ました。 ちなみに私は原作ファン、アニメも全部見た者ですが、映画ファンでもあります。 どうも続編を作るっぽいですが、進撃の巨人に比べると遥かにいい出来だったと評価します。
おもしろかった~
前半は金髪の日本人に違和感がありまくりで入り込みにくいが、後半はおもしろさで全く気にならなくなった。山田くん、かわいいな。あと、ディーンフジオカの演技がよかった。大佐似合ってる。かっこいい。ファンは見た方が良いと思う。
うーん…評判とか気にせず観に来たんですけど。
正直、面白くはなかったです。心に何も残らないと言うか…。 私は決して原作主義ではないんですけどねぇ、スイーツ作品も普通に好きですし。 役者ファンの皆さんには申し訳ないけど、感想は『内容ちっとも面白くない』…それだけなんですよ。ごめんなさい。
ここ数年で一番面白かったです。
細部にまで細かく気を使って丁寧に作られてると思いました。涙あり、迫力あり、深く考えさせられる内容もありのお見事な作品でした。 日本映画のCGでがっかりしなかった映画は初めてでした。 何より出演者が皆とっても綺麗ですし。 目の保養になる。 それにしてもあまりに偏った意見が多くてびっくりしました。 アニメやマンガとは別物だとして何がいけないのかわからないです。 原作マンガやアニメのディープなファンの方には、その違いが許せないようですが、世の中にはアニメやマンガではちょっと無理だけど実写ならって人もいる事をわかって貰えたらいいなと思いました。 原作者やアニメの声優の方々皆さんが絶賛しているのに、この方々の感性をも疑ってるのでしょうか?とても不思議でなりません。 続編が観たいです。
大事なものを踏みにじられた
タダで見れる機会があり、0巻商法に乗せられて行きましたが、行かなきゃよかった 鋼の錬金術師は小学生のころ初めて買った漫画で、それから今まで擦り切れるほど読み返し、その度にその時々でグッと来る箇所がたくさんあるそんな漫画です。 学ぶところもあるし、考えさせられるところも多いっていうかほとんどがそう。 錬金術がテーマですが、内容は 復讐とはなんなのか、自分の欲望のために人が犠牲になるとしたらどうするか、何を持って人とするのか、 戦争が起きた理由とは… などなど。いろんな問題に直面する登場人物たちが、色々な立場で悩みもがき苦しむ、重いものをたくさん背負って、それでも前に進んでいく、そういう話だと解釈をしております。 エドとアルが、錬金術という力を持っていながら、人間らしく少年らしく悩む姿に心を打たれ、 私だったらどうするか、どうしたいかなど読むたびに考えるそんな漫画で、私の心に非常に深く刻まれたものです。 多分原作ファンの方々も同じ考えの人が多いかと思います。 他の人にはたかが漫画かもしれないけど心に刻まれている大事なもの。 その大切さ、内容の素晴らしさを理解しない大人たちに、金儲けの道具に使われた。 その悲しさでこんなに批判が多いのだと思います、私もその1人です。 理解していないのは映画を見ればわかります。 愛があればこのキャラだったらこうする、といのが少しでもあるはず。それがまったく感じられない。ウィンリィもホークアイもそんなにバカじゃないかわいいだけじゃない! ウィンリィが足手まといのうざいキャラなのが本当に辛かった。あんなに2人のために勉強熱心になるいい子なのに、あんなに弱みになるのが辛いって気にしてた子なのに。ひどいひどいひどい。 ホークアイ中尉だってあんなに覚悟を決めて戦っているのに、映画では意思もろとも弱くて辛かった。 原作と別物として、とおっしゃる方もいますが 名前を借りてる時点でそれは無理でしょう。それなら別物を作ればいいのですから。そうしてくれたらどんなによかったか。 ひたすらに悲しい、あれが鋼の錬金術師という名前で世に出ていることが。 それとわたしは漫画作品全てに批判的なわけではありません。今年あった銀魂や斎木くすおなんか原作も大好きですが面白かったです。あちらはギャグだから、とかではなく脚本、監督の力量そして原作へのリスペクトだと思っています。 大前提として、2時間に収まるようにエピソードを抜き取っていましたしね。 無理でしょうけど、0巻を映画と別に売り出してくれることを期待しています。それがなければこんな映画にお金を払う人が減る訳ですから。 原作ファンは過激すぎるという人もいるけど、見に行きたい訳じゃないんですよ。 原作ファンを利用する本当に汚い商法ですよ、畜生。このど三流。
原材料だけじゃ魂までは造れない
毎度ながらの原作未読で恐縮。
タイトルと絵柄は観たことあるよなあと思って
軽く調べてみると、原作コミックは全27巻、発行部数は
ななんと7000万部超という特大ヒット作だそうで。
公開前から随分ネットで叩かれているようだったが、
熱心なファンも多いだろうし、そういう人は中途半端な
映画化なんて絶対許さないだろうなと少し納得。
自分も未だに「『サイレントヒル:リベレーション3D』
の監督は決して許されねえ……」と考えてるし。
(鑑賞せずに非難するのはダメだけどね)
さておき今回、原作のキャラやあらすじは極力
調べずに鑑賞したので、映画単体としての
レビューとして書いていければと思う。
...
個人的な結論を初めに書くと……イマイチ。
恐らくは原作準拠と思われる意外とハードなドラマや
キャラ設定は好みだが、締まらないアクションや
演技・演出のチープさがそれらをマイナス方向に
帳消しにしてなお余りある。
2.5~3.0で迷ったが、先日の『亜人』を3.0判定
とした以上、本作をそれより上に据える気には
ならないので2.5判定とした。
...
とはいえまずは気に入った点から書く。
原作の絵柄からは予想もできなかったが、
こんなヘヴィな要素を含んだ物語だったんすね。
まず、錬金術は魔法のように何でもできる訳ではなく、
あくまで等価交換であるという設定が面白い。
質量保存の法則や、基にした物体に由来するもの
しか造り出せないというルールが大前提としてあり、
それ以上の事を行うにはそれなりの代償が必要となる。
これはアクションシーンにも活きてくる設定だし、
さらには『魂を造り出す為に人は何を犠牲にするのか?
≒魂とは何か?』というテーマも浮かび上がってくる。
人体錬成の失敗による結果のおぞましさと重さ、
科学的好奇心の為に己の妻子すら犠牲にする男の狂気、
長年探し求めていた『賢者の石』が実は多くの人命を
犠牲にして精製されたものだったというダークな展開、
利害関係のみで繋がった、決して一枚岩ではない悪役たち、
『賢者の石』をめぐる軍内部の陰謀など、
物語や設定に惹き付けられた点は幾つもあった。
何より、そんな非情な世界の中で迷いながらも
“人間”として弟アルの肉体を取り戻そうとする兄エド。
生身の左腕で弟を殴り続ける場面には胸が熱くなった。
...
だからこそ、
物語へ没入させるのを拒むようなチープな演出の数々がキツい。
冒頭、金髪の日本人の子役が英語名で呼ばれる
違和感や、母を失った悲しみがこれっぽっちも
伝わらないその演技に早くも辟易しそうになる
(まあ本作に限らず邦画大作における子役の
演技の酷さについては僕は半ば諦め掛けている)。
続く戦闘シーンは邦画VFXの進歩という点では
なかなかだけれど、何故か無人の街で闘ったり、
役者自身が演じるアクションは大したこと無かったり。
前半で書いたヘヴィな物語が見え始める辺りからは
多少は楽しめるようになったが、それでも全編を
通してのアクションシーンのニブさ野暮ったさは
如何ともし難い。ホムンクルスは3人ともチマチマした
攻撃しかしないし、対する主人公も壁を造ってのんびり
お話したり、なんでこんなに疎(そ)で粗(そ)な
アクションシーンしか出てこないのか?
あれだけ恐ろしげに登場した大量のホムンクルス兵も、
「数の暴力ハンパ無いわァ恐ろし」と思ってたら、
一個師団の奮闘だけですぐに鎮圧でありゃりゃ。
結局ほとんど脅威じゃ無かったって事?
ひょっとしてホムンクルス兵による被害者数って
1人だけ? 1小日向だけ?(そんな単位はない)
...
追い討ちを掛けるのがキャラ描写の薄さ。
「自分の魂は偽物では」と疑心暗鬼に駆られるアルの
心情描写が足りないので肝心の兄弟喧嘩のシーンも
唐突に感じられるし、アルの活躍する場面も
少ないので、主役2人の存在感には差がある。
ヒロインも、幼馴染みであるという点や整備士としての
活躍などの描写が薄いのでお飾り以上の存在感は殆ど無い。
マスタング大佐は逆に、主役を差し置いて
そんなに闘(や)っちゃっていいのかよと。
タッカーはエドを挑発したかったという理由だけで
わざわざ逃げ出したの?とか、ホムンクルスの皆さんも
何が目的だったの?とか、尺の都合かも知れないが
エド以外のキャラはフワッとし過ぎているし、
石丸謙二郎や本郷奏多などは仰々しい演技から鼻に付く。
...
以上。
骨子となるドラマには見応えがあったので、
『これを機にマンガの方を読んでみるか』と
思わせるという点では成功してるのかね。
兎にも角にも、
最近のマンガ実写化大作って原作の出来と
VFXの進歩に頼り過ぎじゃないかしら。
秀作もたまにはあるが、大部分は、違う。
人物描写や役者自身のアクション・演技にもっと
力を入れないと、結果的には原作ファンにも
映画ファンにもそっぽを向かれるだけだと思う。
言うなれば錬金術さね。原材料とガワ(外観)
だけ揃えても、原作の魂までは作れないという、ね。
あ。あと子役の演技指導にも力入れてッ。
<2017.12.01鑑賞>
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余談:
ここは不満点というよりピンと来なかった点だが、
『真理の扉』と謎の人物。あれって、何か代償を
差し出す意思を見せれば、錬金術師なら誰でも
会うことが出来るような存在なのかしら。
原作読めば分かるって? 27巻全部読め?
やれやれだぜ……(それマンガ違う)。
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