「77年のロスが主役◎」ナイスガイズ! AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
77年のロスが主役◎
冒頭シーン、少年なら誰でも夢見るオッパイが降ってくる。そっとそのオッパイにそっとパジャマを掛けてあげる。
ヤラレました。
アースを始めとした70年代ミージック、ジョーズ2の看板が出てくるような70年代後半の街並みに夜景。何と言ってもその後の凋落することが分かっている米国ビック3の悪役ぶり。
主役は77年のアメリカ。
キャディラックにコルベット。デトロイトを中心とした自動車産業 最後の華やかな時代。まだまだデトロイトロックシティだった頃。
米国で日本車が暴れまくるのはこの直後のこと。
それにしても、最近観た「ドント ブリーズ」に描かれているデトロイトがなんと寂しいことか。
そりゃ古き良き頃を生きてきたトランプは「夢よもう一度」となるだろうね。でもこの映画ではビック3は悪役なんだよね。
ポルノ業界のパーティーシーンも◎。
人魚にオブジェ、なんでもありの憧れのパーティー。
映画自体は肩肘張らず楽しめる。
ライアン・ゴズリンクもラッセル・クロウもいい感じ。特にライアン・ゴズリンクは鍛えた身体を見せなければ、三枚目が似合う。そして相変わらず美しいキム・ベイシンガーも出てくる。年齢的にはママなのだけど、パッと見た瞬間には違和感が❗️…すごい…。御歳63歳。
久々に劇場で笑かしていただきました。
77年、憧れのアメリカに4.5点!
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