ナイスガイズ!

劇場公開日:

ナイスガイズ!

解説

ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウが共演し、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとったバディムービー。シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕っ節の強い示談屋ヒーリーとコンビを組み、失踪した少女の捜索をすることに。そこへマーチの13歳の娘ホリーも加わることになり、3人で捜索を続ける。しかし、簡単に終わるはずだったその仕事は、やがて1本の映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす巨大な陰謀へとつながっていく。3人は襲い来る殺し屋に命を狙われながら、事件解決にひた走るが……。

2016年製作/116分/PG12/アメリカ
原題または英題:The Nice Guys
配給:クロックワークス
劇場公開日:2017年2月18日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2016 NICE GUYS, LLC

映画レビュー

1.590年代アクションをリアルで体験してきたおっさんは本作をこう見た。

2017年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
しんざん

4.5ライアン・ゴズリングの底知れないコント力。

2017年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

いろいろ褒めたいが、とにかくライアン・ゴズリングだ。いまや歌って踊れるシックスパックのイケメンだが、『ラースと、その彼女』のコミュ障をこじらせた田舎の青年や、『幸せの行方…』の失踪して女装で暮らす殺人容疑者など、どんな役にも入り込む名優としてのポテンシャルを、この映画では100%コントに注入しているのが素晴らしい。

とにかく身体を張って、情けない探偵役を怪演するゴズリング。バスター・キートンの後継者かそれとも一人でドリフ全員分をやってのける気か。歌って踊れる才能もちゃんと活かされているし、身体能力の高さがみごとに笑いに特化されている。

社会派なテーマが背景にあったりLAが舞台の犯罪物で『LAコンフィデンシャル』のラッセル・クロウとキム・ベイシンガーが再共演していたり、語るべき側面はいろいろあるが、シェーン・ブラック監督の乾いたユーモアとゴズリングのコント力の融合がもう最高なんである。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
村山章

4.0こんなゴズリングは見納めかも

2017年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

「ラ・ラ・ランド」の大成功で、エマ・ストーンともども名実共にトップスターの仲間入りを果たしたライアン・ゴズリング。良くも悪くもB級感漂うゆるいアクション映画でコミカルな酔いどれキャラを演じるなんて、これが最後になるかも。

ラッセル・クロウは役作りなのか不摂生なのか貫禄ありすぎの体型で、“昔は良かった”的な示談屋のキャラクターが本人のキャリアに重なって見えて少々切ない。

往年のバディムービー「リーサル・ウェポン」の脚本家、シェーン・ブラックが本作の監督と脚本を務めているけど、原点回帰なのか、昔取った杵柄か。70年代後半のロサンゼルスを再現していて、一定以上の世代には懐かしさもあるが、20代、30代の観客にはどうだろうか。体を張ったアクションと、社会風刺も添えた笑いで、あまり難しく考えずに楽しむのが吉。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
高森 郁哉

4.0まじジワる三枚目たちの奮闘

2024年2月4日
PCから投稿

【まじジワる三枚目たちの奮闘】
あっはっはっはっは!!!
ゴズリングがいちいちキマらない映画ってすごいwww
ちょっとあんた、悲鳴wwww
彼の空虚な雰囲気をこう活かしますか監督。良い仕事するわ。
新発見!ラッキーなだけの男ってカッコワルいw。

気はやさしくて力持ちなおっちゃんヒーリー、重鎮な持ち味を崩さないまま、マーチにちょっと引っ張られてコミカルになるの素敵。良い顔すんね~♪
彼がどっしり構えているのでドタバタした雰囲気にならない。
監督の映画美学を一人で体現するさすがの演技。

アンガーリー=ライス、怖ろしい娘ッ(白目)。
Cool&Clever&Charming♪。2001年1月1日誕生って出来すぎ(☆o☆)、何か持ってるねこの子。惹き付けられる魅力アリ。

脇役の皆様も(チョイ役含め)表情豊かでインパクトがあり、再登場時に「あ、さっきのアイツ!」ってすぐ気付ける見事さ。
なのに、作品トーンは抑え目で静か。凸凹コンビの活躍を「ラッシュアワー」みたいにドギツくしない。
トーン抑えめだったから、笑っていい映画なのかしばらくわかんなかったけど(生々しい暴力・流血シーンも多いし)、
「やっぱり空港でした」ですべて了解し、そこからもう、リミッター外して笑えた。ヒーリーの顔よwww
足首をまさぐるマーチを「おまえ何やってんの?」って、敵味方ふたりでw見てるシーンは、私の思い出し笑い用アーカイブに保管。

社会問題はどうにもできないけど、私たちと地続きなところに立ってる裏稼業ナイスガイズに親近感♪
ミツバチ嫌いとか芸細かいwあー楽しかったw

コメントする (0件)
共感した! 1件)
雨丘もびり