劇場公開日 2016年8月20日 PROMOTION

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ハートビート : 特集

2016年8月15日更新

ノーマークだったLiLiCoも「これは掘り出しもの!」 見れば分かるこの面白さ 
「バレエ×Hip Hop×バイオリン」が織り成す爽快青春エンターテインメント!

プロのパフォーマーたちによる音楽とダンスの見事な融合! LiLiCoも認めた注目の1本
プロのパフォーマーたちによる音楽とダンスの見事な融合! LiLiCoも認めた注目の1本

有名監督も人気俳優も関わっていないのに、「こんなに見応えがある作品があったのか?」という出合いがあるのが映画の面白いところ。世界最高峰のダンサー62人が参加し、ジャンルを超えたさまざまな音楽とダンスが融合したパフォーマンスを見せつける「ハートビート」(8月20日公開)もまた、そんな驚きに満ちた1本だ。映画コメンテーター、LiLiCoも太鼓判を押す「掘り出しもの」の見どころとは?

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LiLiCoもジャンルを超えた音楽とダンスの融合に“ハートビート”! 
「本作を見ると、あれもこれもやりたいって気持ちが、心の中から湧いてくる!」

ダンスと音楽が融合し、夢を追う若者たちの姿を描くアツく爽快な青春エンターテイメント。「私はこういう世界で生まれ育ちましたから。『フェーム』を見て育ったものですから、この年になっても青春モノはドンピシャ!」と言い切る映画コメンテーター、LiLiCoが本作の魅力をアツく語った!

運命的に出会ったバレエダンサーのルビー(左)とバイオリニストのジョニー(右)
運命的に出会ったバレエダンサーのルビー(左)とバイオリニストのジョニー(右)
抜群のフォーメーションを見せるヒップホップ・チーム(左)を絶賛するLiLiCo(右)
抜群のフォーメーションを見せるヒップホップ・チーム(左)を絶賛するLiLiCo(右)

「やっぱり“成功物語”をみんなが好きでいてくれないと困るんですよ。ウェイトレスでも研究者でも、どんな職業であっても成功していた方が楽しいじゃないですか。背中をすごく押してくれるジャンルもの、人生に影響を与える作品というのは、一番好きなジャンルの映画なんです」と力説するLiLiCo。「ハートビート」は奨学金を得てニューヨークの名門学校に入学したバレエダンサーのルビーが、地下鉄でバイオリンを演奏するイギリス人青年ジョニーと出会い、互いの夢をかなえるために挑戦を重ねる姿を描くが、そのポジティブなストーリーに強くひかれた様子だ。

「最近の日本人は仕事に夢を持っていないし、『夢ってかなわないものでしょ?』って多くの人は言うけど、夢は“目標”なんです。小さなものを1個ずつクリアすると、確実に自分の器が大きくなっているわけだから、そういうことをこの映画でみんなに見てほしい。どんな職業にも通じるものだし、やる気に満ちている映画だと思いましたね」

縦横無尽に展開する、地下鉄ホームでのダンス・バトルも注目シーンのひとつ
縦横無尽に展開する、地下鉄ホームでのダンス・バトルも注目シーンのひとつ

クラシックとヒップホップ、音楽とダンスがジャンルの垣根を越えて融合し、世界最高峰のダンサーたちが繰り出すパフォーマンスの“本気”ぶりも、「ダンス系の事務所に籍を置いてますから、余計にうるさいんですよね」と言うLiLiCoの心を大きく打った。「(多彩なジャンルの)上手いコラボレーションで、嫌な感じ(違和感)がまったくしない。なぜなら、出演者がみんな“本物”であるからなんですね。今回1番気持ちよかったのは、みんなが本当に踊れるからこそ、筋肉の付き方が違うこと。俳優が映画のためにダンスを訓練してもそうはならない。やっぱり体ってウソをつかないんです。ダンサーはダンサーの体、特にバレエはそれがハッキリ出る。これはすごい作品だなって感じました」と絶賛だ。

最も好きなダンス・シーンは、パーティでのバイオリン対決とのコラボレーション。「ある意味クライマックスよりも素晴らしかった」とLiLiCoが評価したこのシーンでは、主人公ルビーを取り合う形でライバル同士がバイオリン演奏で対決し、それに合わせてヒップホップ・ダンサーたちがタキシード姿で踊りを見せる。

LiLiCo(右)はパーティでのバイオリン対決(左)をお気に入りシーンに挙げる
LiLiCo(右)はパーティでのバイオリン対決(左)をお気に入りシーンに挙げる

「パーティ会場で小物を使いながらの振り付けは、ダンスが上手くてもなかなかできないですよね。アイデアもすごくいい。この人たちのフォーメーション、手の向きとか完璧。演奏対決も、バイオリンの弓がどんどん切れて、クモの糸が散っていくみたいになるのがエロティックで大好き。どれだけこの戦いが激しいのかがすごく伝わる。それがヒロインへの愛の強さでもあって。ダンス・シーンとしても、戦い、演奏シーンとしてもいい。ダンス映画の歴史に残るんだろうなと思います」

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出演者では、主演のキーナン・カンパとニコラス・ガリツィンに加えて、ヒロインのルームメイト役を演じたソノヤ・ミズノがお気に入りとのこと。

ソノヤ・ミズノ演じるジャジー(左)と「エクス・マキナ」(右)
ソノヤ・ミズノ演じるジャジー(左)と「エクス・マキナ」(右)

「日本人として誇りに思える日本人が出てきたなと。彼女が出演した『エクス・マキナ』がすごく良かったんです。今回は違ってヤンチャな役だから、最初は同じ人だって分からなかったんだけど(笑)、すごくこの人好きだなと思って。男に走って道を踏み外しそうになったりするんだけど、誰でも共感できるキャラクターだと思いますよね」

地下鉄のホームで演奏するジョニー(右)の音色に、ルビー(左)は心ひかれる……
地下鉄のホームで演奏するジョニー(右)の音色に、ルビー(左)は心ひかれる……

「まずダンスをやってる皆さんに見てもらいたい」と力を込めるLiLiCo。そして、「20代の子たちが『どんな映画なのかな?』って興味を持ってくれるのもいいと思うんですが、私くらいの年代でもいいなと思います」と続ける。「自分の10代、夢見てるころの自分に戻れたんですよね。これを見ると、あれもやりたいこれもやりたいっていう気持ちが、心の中から湧いてくる」というのだ。

「色んな雑誌で人生相談のコーナーを持っていて、『何のために生きてるか分からない』っていう20代、30代がいます。だけど、私には『何もすることがない』という時間はない。そういう人たちに、『この映画を見てこの夏変わろうよ、これを見てなにかひとつがんばろうよ』って言いたい。モチベーションを変える!っていう感じになってくれたらいいですよね」

多彩な音楽とのコラボレーションに注目! バーのシーンではアイリッシュ音楽と共演
多彩な音楽とのコラボレーションに注目! バーのシーンではアイリッシュ音楽と共演
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LiLiCoは本作について、「本当に“掘り出しもの”と言っていい映画だと思います」と力強く語る。

「映画は、人生に役立つヒントを運んでくれるエンターテインメント。本作は本当に気持ちよくて、見終えた後にステップを踏みながら、うまい酒が飲める映画だと思いました(笑)。映画館を出て『あぁ、楽しかった』って言えるのが映画のだいご味ですしね」

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映画コメンテーターのみならず、近年は歌手、女優、プロレスラーと多岐に渡って活躍を見せる。そんな彼女にも「割とがんばってるつもりの私ですが(笑)、この映画を見たことでもう1回ファイト精神というかハングリー精神をもらいましたよね。この映画を見てから、ずっと止まってない」とエネルギーを与えたのが本作。まさに誰にでもすすめたい、パワーに満ちた1本なのは間違いない。


この映像は最高&本当にCool! ダマされたと思って、まずは見てよ! 
絶対あなたも“ハートビート”!

音楽とダンス、それもクラシックとヒップホップというジャンルを超えた見事な融合が、本物のパフォーマーたちによって繰り広げられる。胸が高鳴る最高のシーン6連発。まずはひと目見て、そのすごさを実感してほしい!


映画ファンたちにより発掘されてきた「知る人ぞ知る良作映画」 
本作もまた、そのポテンシャルを大いに秘めた注目作!

斬新なスタイルやアイディア、エネルギーあふれるストーリーなどで、サプライズ・ヒットを決めてきた「知る人ぞ知る良作映画」の数々。「ハートビート」もまた、こうした「掘り出しもの」となる可能性を大いに秘めた注目作なのだ。

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ニューヨークを舞台に、夢をかなえるために奮闘する若者たちの姿をジャンルを超えた音楽とダンスを融合させて描いた青春エンターテインメント。プロのバレエダンサーを目指してニューヨークにやってきたルビーは、ある日、地下鉄でバイオリンを演奏するイギリス人青年のジョニーと出会う。2人は仲良くなったヒップホップ・ダンスチームを誘い、互いの夢をかなえるために弦楽器&ダンス・コンクールに出場しようとするが……。ロシアの名門マリインスキー・バレエで活躍したキーナン・カンパがルビー役で映画初出演。ミュージシャンとしても活躍する英国男子の新星ニコラス・ガリツィンがジョニー役を演じた。共演は「エクス・マキナ」にも出演し、英国ロイヤル・バレエ・スクール出身のソノヤ・ミズノ。世界最高峰のダンサー62人が参加して披露する、多種多彩なダンスパフォーマンスが圧巻だ。

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