「貴重な半年間」アベンジャーズ エンドゲーム 楓さんの映画レビュー(感想・評価)
貴重な半年間
1作目のアイアンマンからエンドゲームを観るまで、レビューを書くのはとっておこうと思い今日やっと全て鑑賞。
アベンジャーズを知ったのは友だちに連れられて観たシビルウォーがきっかけ。
それからは1作目から観よう観ようと思ってたけど、なかなか機会がなく今年エンドゲームが出てやっとアイアンマンから鑑賞。それが約半年前の6月。
アイアンマンの傲慢さにうんざりしつつもなんだか目が離せない楽しさを覚え、人間味溢れたヒーローだなって感じて(中でも3が好き。ペッパーっていう名前を聞くと時々白いヤツが頭を過ぎることもあった笑)ハルクは話がちょっと難しいこともあり流し見だったけど、後半の彼女守ってる姿見た時は「もう攻撃やめてやれよぉ!!」なんて思ってたら、まさかのアベンジャーズでキャスト変わっててびっくりしたり、ソーは世界観がすごく好きでまさかここのオーディンの言葉がエンドゲームに繋がるんだな〜って思ったり(ロキは生きてて欲しかったな。そして3は色々と衝撃的だった(トランスフォーマー3かなってちょっと思ったよ←))、キャプテンは最初時代も姿もなんでこんな違うんだ(初見がシビルウォーだった為)なんて戸惑ってたら最後で納得して、ダンスの約束.......という切なさ抱えながらアベンジャーズ観たら「こいつらケンカしかしてねぇな」なんて思ったり
ガーディアンズのキャラはすごく魅力的で、もし誰かに勧めるならこれかなっていうくらい好きになって(特に2が好き)、悪役が実は良い奴だったっていうのが、私のツボだった。あと、ロケットとグルートのボタンのやり取りがめっちゃ好き。アントマンもコメディ色強めだけどガーディアンとはまた違ったコミカルさに加え、家族愛が詰まった作品だなって思った。あと、キャシーめっちゃ可愛い(ダディって言い方がめっちゃ好きだった)
ドクターストレンジでは「また傲慢キャラか^^」なんて思ってたら魔術使えるようになった辺りからめっちゃストレンジのこと応援してる自分がいて、戦闘シーンはインセプションを彷彿とさせて目が回りそうになったり(でも好き)
スパイダーマンは別作品のスパイダーマンとは主人公が違うのか〜なんて思いながらも、学生ノリの雰囲気がいいな〜とか友だちがいい味出してるな〜でも悪役だった好きな子のお父さんはちょっと可哀想だな(冒頭でバックグラウンドとか見てるので)...って思ったり、ブラックパンサーでは女性の戦闘シーンが多めなんだな〜なんて思いながらそのしなやかさに魅了され、最後の夕日シーンで感動したり
キャプテンマーベルはMCU初の女主人公!!って感じで最後はチート発動してて、アベンジャーズの名前も彼女の名前が発祥なのか!!っておおおってなった。フューリーの目は観客との秘密(笑)最後クラーケンがエーテル(うろ覚え)吐き出したのは意味があったんだろうか?
そしてついにエンドゲーム。インフィニティウォーがすごく個人的には良くて(主人公達が絶望に陥るのが最高に好き←)どんな感じなのかな.......って思ったらサノスがあっさり最初にやられてびっくり。いやでも戦意はとっくに喪失してたのか...なんて思いつつ感想も喪失してたら、やっぱりそんな簡単には終わらないよね!!ってことでラスボスはサノスでした。
でもどうやって皆を助けるのかな〜って思ってたらまさかのタイムトラベル。でもそれを聞いて、あのラストシーンでキャップがずっとペギーを忘れられない描写をシリーズ通して入れていたのはこの時のためだったのか…と納得(そういえばシビルウォーでくっついた子いなかったっけ?というのは置いておく)
ナターシャの最期はあれでいいんか……と思いつつも、じゃあ、あれは誰が代わりにするんだってなるとやっぱりナターシャしかいないよな……なんて思ったり(他に方法はなかったんだろうかとも思ったけど、そうなると映画1本出来そうだなって思ったのでやはりあれはあれしかなかったんだろうな)
アイアンマンの自己犠牲も、すごく驚きました。っていうのも、割と日本では主人公が最後に死ぬっていうのはよくある話なんですが(失礼)海外ではそれはあんまりウケないっていうのをどこかで聞いたことがあったので、ほんとにあのラストは色々と衝撃的でした。それだけ時代が変わったのか、それとも私の世界が狭かったのか(多分後者)
世代交代ってそういうことか~。
個人的にあの締めくくりは好き。キャップ良かったねー!!
シリーズ通してエンドロールの小話が好きでした。
エンドゲームではそれがなかったのも、なんだか寂しくもあり、ほんとに終わったんだな〜って胸がぎゅーっとなりました。