チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話のレビュー・感想・評価
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この映画を通しての役者達のドキュメント
先生の回想で感動した。
こんな想いで生徒達をみてたんだ。
そして、やっぱり、
すずちゃんが輝いていた。
清々しいなこの人は。
最期の演舞前の円陣と終わった後は、
ドキュメントっぽい。
何ヶ月も一緒に頑張った仲間との最後の時間って感じが1人1人の表情から伝わってくる。
あれは演技ではなかなかできない。
スポコン映画のこういう瞬間は感動せざるを得ない。
若い役者達が、
人生のこの瞬間を今、この作品、ここに集中しています!
っていう、演者というより1人1人の人としてのドキュメントとしてみてしまう。
スポコン映画は展開がわかりやすくて観やすい。
実話だけにまとめるのが難しかったのでは
友永ひかり(広瀬すず)は、同級生を応援したいためだけにチアダンス部へ入部する。しかし顧問の女教師・早乙女薫子(天海祐希)「目標は全米大会制覇!」によるスパルタ指導が待ち受けていた。普通の女子高生が全米優勝するまでの実話に基づいたストーリー。
ストーリーは何年かに一本ある、青春スポ根グループ映画(「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」など)にありがちなベタ要素が詰まっており、良くも悪くも見たことある感じ。
広瀬すずはこういう、元気で周りを引っ張る、一直線な学生をやらせたらピカイチ。
珍しく恋愛要素を早々にカットしたのは良かったと思う。
残念なのは、元の話があるだけにそれに合わせて展開が早すぎ急すぎで入り込めない部分。だから、全米優勝という顧問の目標と彼女たちのモチベーションが噛み合ってない、と感じてしまう。
最後のダンスも頑張りは見えるが、これで全米優勝と言い張るのは厳しい。
全員を描こうとしてグダグダになってしまった感。
ついつい観いった。
元気をもらえる
中途半端なこころざしでテキトーに作られたどうでもいい実話ドラマ
舞台は福井県立福井商業高校。新入生のひかりは幼馴染のサッカー少年孝介を応援したいとヤンキー女子の溜まり場となっているチアダンス部への入部を希望する。同じく入部したのはチア経験者で意識の高い彩乃、ヒップホップダンサーの唯、バレリーナの麗華、アイドルダンスのあゆみ、ドンくさそうなルックスに反してキレッキレのダンスを見せる恵子といった個性的なメンバー。彼女達の前に現れたのは顧問の早乙女。彼女はいきなり全米大会制覇を掲げスパルタ指導を開始する。
観る前からそんなもんだろうとは思っていたのでダメージはないですが、これは全く観る価値がないカス。実話の映画化だそうですが、ほぼほぼ20年前に『チアーズ!』という大傑作があるのにその足元にも及ばない企画を立ち上げる根性がまず理解出来ない。こんな映画ですから当然ダンスが見せ場のはずですが、これがなかなか出てこない。ボッロボロのデビュー戦はねっちり演出してるのにその後の県大会優勝はダンスシーンゼロでやったー!と大騒ぎ。この辺で大人をナメとんのか?と鼻息がスースーし始めます。個人的には柳ゆり菜が演じる思いっきりイヤな奴キャラの麗華に注目していたんですが、この子が早々に退部。普通こういうはみ出しキャラはこれはヤバイってところで「全くお前らは相変わらず鈍臭いなぁ」って照れ隠ししながら再登場するお約束があるじゃないですか、それがそのまんま最後までイヤな奴のまま・・・これって実在のモデルがいてその子への当てつけってこと?あとキャラクター描写が雑。彩乃が部長としての責任感から敢えて嫌われキャラを買って出るとか、恵子が極貧の母子家庭で母親にバイトを強制されてるとか、一応設定あるんですけどサラっと流すだけなので全然キャラが立体的にならない。というかあゆみちゃんはガン無視かよ、結構健気に頑張ってるのに。で、何より全然あかんのが全くの素人集団が全米大会に出るまでに至る秘訣は何やねん?ってのが一切描写されないこと。なんか特別なスパルタ特訓や効率的な指導みたいなのがあるわけでもなく、みんな汗まみれでハァハァ言うてるだけ・・・それは全国の部活でやってるやつやっちゅうねん。で、ずっと気になってたんやけど21世紀やのに米国大会でC+Cミュージックファクトリーがやたら流れてるのはあんまりやと思います、アメリカ人にケンカ売ってるのかな?
で、全米大会。出てくるアメリカ人達の演技が劇的にショボい。大会MCのセリフも鳥肌立つくらいダサい。この辺の設定は『ピッチ・パーフェクト』を意識してるんやろうけど、パロディでもオマージュでもなくただなんとなくパクってるだけってもう一番アカンやつや、それ。で、やっとここでまともなダンスシーンが出てくるんですけど、これが全米大会レベルなん?ってくらい凡庸。メインキャラ以外は本物の人らがやってるのでこれは完全にカメラワークのせい・・・『ピッチ・パーフェクト』からパクるならそこや、そこ!あと、とんでもなく強いライバル校が1つもないってのも全然あかんよね、『ピッチ・パーフェクト』観ながら寝てたんちゃうの、肝心なとこ飛ばしてからに。
これは何やろ、実話そのものがしょーもないのを忠実に映画化したってことなんかな。しょーもない実話なら映画化する必要ないやろって思いますけど。これは酷いよ、ホンマに酷い。実話なんかかなぐり捨てて早々に退部したヤンキーの先輩が健気な後輩に感化されて部活に戻り県大会で優勝するくらいの話でよかったと思いますよ。中途半端に実話に引っ張られるから訳分からんことになるんです。
そしてこの映画が最も禍々しいなと思ったのはダンス部の皆さんが着てるTシャツが激烈にダサいこと・・・これは完全に福井県をバカにしてかかってるやん!これは全福井県民が怒らなあかんやつです。
チアやりたくなる!
高一で入部した所から高三の全米大会までを、二時間でぎゅーっと押し込めないといけないので、どうしても話の展開が早い。
彼女たちがどのような練習をして、チームを作り上げて行ったのかを箇条書きのような説明だけだったので、感情移入はそこまで出来ませんでした。
チームの主要メンバーもキャラがなんとなく分かった程度でした。
でも、二時間でまとめたとしては他の作品と比較しても良作だと思います。
なんと言っても、本気のチアが見どころ!すごい!完璧!役者さんなのにここまで出来るのと感心しました。
一番好きなのは、顧問の先生のエピソード。ただの鬼コーチだと思いきや…です。大人は胸を打つエピソードだと思います。天海さんがコーチ役でよかった!見本のダンスも上手で、やっぱりトップオブトップで説得力が違う…。
チアに対する見方が変わりましたし(チアは本気のスポーツだ!)、チアブームの火付け役となりそうです!
子供にもチアやらせたいな〜。
元気出すんだ的な元気押し付け系かと思いましたが、全く心配なし。単純にさくっと元気をもらえました。
応援してもらいました💕
眩しい青春ストーリー
実在の福井県の商業高校が、全米チアダンス選手権で優勝したという実話を基にした映画。
広瀬すずのキラキラした美しさ、中条あやみの匂い立つような優雅な美しさはもちろん、脇を固める山崎紘菜の笑えない不器用の少女を演じた瑞々しい演技、太めで家庭に悩む少女を演じた冨田もえもよかった。
もちろん、天海祐希演じる先生と生徒の部活青春ストーリーが良かった。
天海祐希の先生役はリーダーマネージメントとして見習えそう。
夢に向かって懸命に頑張る姿、そして夢を叶えるカタルシスが心地よい。
惜しむらくは、チア演技のシーンがとても少ないこと。
もっとチアダンスをたくさん見たかった。
ラストシーンのみキャストが実際に練習したチアダンスだそうで、それはそれで良いのだけど…
スタント代役で良いので、ダンスシーンもっと見たかった!
福井って新潟に似てるなぁと思いながらみてたら、ロケ地新潟だった!!
それも良かった。
東京じゃなくて、どこにでもありそうな、日本の地方都市で、きらめく少女たちの青春、さわやかでした
行こっさ、アメリカ!
実話だからこそ
主役の笑顔が素敵
映画もドラマも泣ける
【スポコン実話ものは観ていて楽しいし、幸せな気分になる。更に、地獄先生”早乙女”を演じる天海さんがはまり役である】
2017年3月劇場公開作。
福井商業高校のチアダンス部の実話。
今にして思うと、演じていた若き女優さんたちの顔触れが凄い。
・広瀬すず演じる友永ひかり:チアダンス素人だが、天性の明るさで皆を引っ張る)
・中条あやみ演じる玉置彩乃:知性・美貌を兼ね備えるダンス部主将
・山崎紘奈演じる紀藤唯:ヒップホップストリートダンサー、気難しい
・富田望生演じる東多恵子:ぽっちゃり体系だが、動きは抜群。でも内気
(若手ぽっちゃり女優さんで、この富田さんを越える方は中々いないなあ、存在感抜群な貴重な女優さん、応援しています)
・福原遥演じる永井あゆみ:不思議女子
・柳ゆり菜演じる村上麗華:バレエが得意な気の強いお嬢様(柳さんは、この後、「純平、考え直せ」でヒロイン、山本加奈身体を張った演技で魅せ、私の中では注目する女優さんになった方である)
そして、矢張り天海祐希さんである。(地獄先生、鬼コーチ 早乙女薫子) この方がいなかったら、邦画界、どうなってしまうの? という位、卓越した演技力及び特にコメディアンヌのセンス抜群の女優さん。
といった方々が織りなす、汗と涙の王道スポコン作品(だけではないが、観れば分かる)。観たら、満足間違いなしである。
<2017年3月11日 劇場にて鑑賞>
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