映画よ、さようなら

劇場公開日:2016年7月16日

解説・あらすじ

老朽化と観客の減少により、閉館の憂き目に遭うシネマテーク=フィルムライブラリー。そこに勤める1人の男の姿を通して、フィルムで撮影された映画やシネマテークにオマージュをささげる。南米ウルグアイの首都モンテビデオ。両親と暮らす45歳のホルへは、シネマテークに勤めて25年になる。フィルムの管理、作品の選択、プログラムの編成、映写から客席の修理と、ホルヘはさまざまな仕事を一手に担っていた。しかし、ここ数年は観客も減少し、建物の賃料も滞納状態が続き、老朽化した機材も修理不能で、館長やスタッフたちを悩ませている。出資元の財団から、利益が出ない状態を続けるわけにはいかないと通告され、ついに立ち退きを迫られる。「25年間、毎日ここにいる」と誇りをもって言える、ホルヘにとって大切な場所が静かに終わりを迎えようとしていた。監督は「アクネ ACNE」のフェデリコ・ベイロー。

2010年製作/67分/ウルグアイ・スペイン合作
原題または英題:La vida util
配給:Action Inc.
劇場公開日:2016年7月16日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5

2025年9月9日
スマートフォンから投稿
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マサシ

3.0 映画の人生。

2025年1月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映画で映画館の閉鎖を描く、なんとも自虐的?な作品かと思いきや、それだけに映画への深い愛おしさを感じられた小品。
人生の半分近くを映画に捧げてきた主人公の、映画のような新たなストーリーの始まりに、どうか幸せになって欲しい。

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そろそろだな。

3.5 嘘は高貴なもの

2024年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

ホルヘが偽の講義で話した「嘘は普遍的だ。嘘は高貴なもの。僕は高貴な嘘の新参者。誰が規則を作れる?」とは、嘘を映画に置き換えたんだろうな。私も嘘の世界に浸るのが大好きです。そう思うと宗教もそうですよね。人間は現実だけでは生きられない。映画館ではなくても映画館に代わるもの(配信)は必ず出てきますしね。

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ミカ

1.0 名画座閉鎖

2024年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

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