「100年前のフランスの風景を楽しめました。」ショコラ 君がいて、僕がいる はむさんの映画レビュー(感想・評価)
100年前のフランスの風景を楽しめました。
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前半は黒人道化師ショコラのサクセスストーリーがテンポ良く進行していく。ここまでは楽しく鑑賞出来ました。しかし後半は一転して、フランスに根強く残る黒人差別に苦しめられ転落していく重い話になってしまった。
主人公ショコラの女性に対する酷い振る舞い、差別に反発しつつも易々と酒・ギャンブルにのめり込んでいく弱さ、映画の主人公としては共感できませんでした。相棒フィティットもイマイチ素顔や心情が見えないまま。
痛快に楽しめる映画ではなく、100年前の社会の不条理を描いたちょっと悲しいノンフィクション映画でした。
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