メン・イン・キャットのレビュー・感想・評価
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名優もいつも名作に出ているわけではない。
ケヴィン・スペイシーとクリストファー・ウォーケン、当代きってのアクの強い名優の共演作……だが、どこを切っても他愛のないファミリーコメディだ。
仕事第一のやり手社長がネコになって、娘のペットとして飼われながら会社乗っ取りの陰謀に立ち向かう。多少の皮肉は込められているが、終始能天気なノリが続くので、ピンチにハラハラしたりする局面はまったくと言っていいほどない。
舞台はニューヨーク、監督は『MIB』のソネンフェルド。アメリカ映画にしか思えないがなんとフランスと中国の合作。要するにリュック・ベッソンのヨーロッパ・コープが中国と提携して作った作品なのである。
スペイシーもウォーケンもこれが彼らの代表作になるなんてカケラも思っていないような演技だが、こういう力の抜けた芝居をさほど骨のない作品で観るのも、たまには贅沢をしている気がして悪くない。
"猫は半分人間"説は正しいのかも知れない!?
仕事最優先で家族サービスは二の次だった会社社長が、あろうことか!?猫に憑依して手抜きしていた妻や子供たちとの時間を猫ウォッチ。会社を乗っ取ろうとする悪徳社員にも猫リベンジを仕掛ける!!そう、謳い文句通り、最近ブームのおやじペット映画"猫版"は、これまで暗いイメージを纏ってきたオスカー俳優、ケヴィン・スペイシーが、映画のほぼ半分を猫アフレコで明るくカバーするイメチェン企画。犬ではなく、ちょっと怪奇っぽい猫をチョイスしたところがスペイシーぽいと言うか、バリー・ソネンフェルドぽいと言うか。登場する猫映像はアニマルトレーナーとCGIの分担作業だが、演技するホンモノの猫の方が断然可愛いし、笑わせる。これを観ると、"猫は半分人間"という通説は正しい気がする。
もう少し頑張ってほしかった
ケビン・スペイシーがネコの役。といっても、アニメーション、アニマトロクス、CG、そして本物のネコの動きに合わせて声を吹き込んだだけで、実際にはネコの動きが自然じゃないので、ケビン・スペイシーのしゃべりも、そんなにハマってない感じがする。
ワンマン社長が昏睡状態になり、なぜか一緒にいたネコに乗り移ってしまう。家族が混乱して、会社では乗っ取りを画策する動きが勃発。それに気づいても、せいぜいおしっこをひっかける程度の仕返ししかできないネコ。本来なら、おかしくて笑ってしまうドラマなんだろうけど、ネコの動きと、人間との共演がそれほどうまくいってないので、すごく安っぽい作りになっている。
キャスティングはすごくいいのに。
特に、娘役の女の子は、『スーパーガール』にも出演していたけど、個人的にはファン。応援したい。
猫好きさんには、たまらにゃい?
<<あらすじ>>
仕事一筋で傲慢な大企業の社長トム・ブランドは、忘れていた娘の誕生日プレゼントに猫をあげることにする。怪しげなペットショップで猫を購入したトムだったが、帰り道でひょんなことから猫と一緒にビルの屋上から転落してしまう。すると、その拍子にトムと猫が入れ替わってしまうのだった。
■「メン・イン・ブラック」とは何の関係もありません。
メン・イン・ブラックと同じ監督だけど、猫のエージェントの話じゃないよ。
■猫の種類はサイベリアン
青い瞳にピンクのお鼻と肉球。こんな可愛い猫ちゃんいるのね!
ノルウェージャンかと思ってたらサイベリアンという猫ちゃんだそうです。
Mr.もこもこパンツって名前も可愛い♡
■CGと実物をうまく使っている
だけど明らかにCGだよねって感じ不自然な動きなので冷めちゃう人もいるかもw
やっぱCGよりも実物の方が数100倍可愛い♥
■田代島が紹介されてたw
猫島として有名な宮城・石巻市の田代島がチラッと出てきます。
■笑いどころが無い。
笑わそうとしてるシーンも、全然笑えません。
CGでコミカルな動きされても、不自然だしさ・・なんだか冷めちゃうのよ。
■テーマは家族愛
パパは猫になったことで、これまで見てこなかった大切なものに気づく。
ストーリーも分かりやすくて単純明快。
猫好きさんと、子供向けかなって感じですね。
ネコににゃっちゃった!!
2021年1月9日
映画 #メン・イン・キャット (2016年)鑑賞
原題は NINE LIVESなのにこの邦題にしたのは、監督の #バリー・ソネンフェルド が #メン・イン・ブラック シリーズを監督したからだろうな。しかし、この題名が気に入ってこの映画を見た人は1人もいないだろうな。
A cat has nine lives は諺
かわいい
転生する猫の中に企業社長のおじさんが入っちゃった映画。和気あいあいとして楽しく見れる映画だった。
猫を通して、人間関係と愛を見直す主人公はこれからの未来を予感させてくれる。
アットホームで可愛い映画を見れた。
この時代に物足りないネコ・コメディ
大企業CEOがある理由にて娘のプレゼント猫に意識が移ってしまう話。
ケビン・スペイシー&クリストファー・ウォーケンと言う二大大物俳優を楽しめる映画だが、アメリカらしさがあるコメディは猫に入れ替わるまでの間。
その後は、何に期待して鑑賞すれば良いのか「???」な映画であった。
ネコ大活躍させたいらしいが、ほぼ20年前に制作された「キャッツ&ドッグス」に全然敵わない猫芝居。
バリー・ソネンフェルド監督のコメディ=大抵つまらないが際立つ。コケにコケまくった監督の別映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」を思い出してしまった。
「笑う所の無い拷問の様な87分間」と評された理由も納得。
代表作MIBのパクリ邦題を使ってまで日本公開だった理由も納得な残念ネコ・コメディでした😓
ウォーケン!
CGを含む猫の演技が面白すぎる。トム(スペイシー)本人は昏睡状態の中、同族企業である会社では株式公開しようと企んでいる部下がいた。妻(ガーナー)や娘レベッカ(マリーナ・ワイスマン)に猫が自分であることを何とか伝えようと悪戦苦闘。猫の名前がMr.ファジー・パンツというのもいい。
ペットショップの店長がクリストファー・ウォーケン。不気味ながらも、その猫と唯一喋れるというキャラなのだが、もうちょっとはじけて欲しいところだ。
いい猫のいい家族の話。
仕事人間の父とその家族が家族愛を思い出す物語。
娘がとてもいい子です。
妻もいい人でした。
猫のやんちゃさや人間ぽさがとてもかわいかったです。
やりすぎだよと思いました。
お金と命の天秤にかけられるということはとても恐ろしいです。ありそうです。
猫のCG感とかありがちなストーリーとかいい意味でも悪い意味でも子供...
猫のCG感とかありがちなストーリーとかいい意味でも悪い意味でも子供の頃に見た映画みたいな懐かしさを感じた。
特に面白いわけじゃないけど、だからといってダメでもない。
猫社長
原題はNine Lives、「猫に九生あり」あるいは「猫には9つの命がある」ということわざです。出所は古代エジプトの言い伝えでしょうか、シェークスピアの戯曲や昔のイギリスのウィリアム・ボールドウィンの本にも出てくるらしい。邦題のメン・イン・キャットは監督のバリー・ソネンフェルドが「メン・イン・ブラック」シリーズの監督ということからの便乗でしょう。主役のモフモフパンツちゃんは血統書付のシベリアン、ロシア原産の猫でお伽噺にも登場する人気の猫種だそうです。ほとんどCGだと思いますが実は6匹も使われたそうです。
変身ものはギリシャ神話の時代からグリム童話など数あるのでSF仕立てにしなくても子供たちには通用するのでしょう、大の大人がビルの高さで競ったり、元妻や腹違いの娘同士の性格の違いなどくすぐりネタは大人も笑えます。猫ショップのクリストファー・ウォーケンは怪しい役どころがぴったりでいい味出していましたがケビンスペーシーさんはこの程度の役には贅沢な気もします。オーナー社長とは言えやりたい放題、娘の誕生日プレゼントまで社内会議に掛けるのでは有能な部下は育ちませんね、悪役の肩を持つ気はありませんが謀られるのも自業自得の気もします。
個人的には「猫のミヌース」の猫がキュートな女性に変身する方が好みです、いっそのこと助っ人にミヌースばりの元猫美女を登場させてバディものにする手もあったかと妄想しています。
まぁ、お察しの通り猫ちゃん好きのファミリー向けライトコメディ映画ですのでそこそこ楽しめます。
ただただ凡庸
悪くはないんだけど、何も「良いところ」がないファミリーコメディ。
まぁ低年齢むけってことで良しとすりゃいいんだけど
そうすると会社乗っ取りの陰謀ってちょっと分かりにくくないか?と。
我が家の2才半男児はケラケラ笑ってたので、まぁいいか。
こんな猫いたら嫌かも…(笑)
仕事一筋のお父さんが、ある日突然猫になっちゃった⁈という、とんでもない話(笑)
久しぶりのB級映画でした(笑)
体は猫、心は父という不自由な状況に加えて、娘から『ミスターモコモコパンツ』というあだ名までつけられてしまうだなんて…。
今まで家庭を顧みずがむしゃらに働いて来た報いなのでしょうか?
それにしても、猫の動きが俄然CGという、あからさま過ぎる映像が酷かった…。
猫がスコッチ飲んで酔っ払うとか、どこから突っ込んでいいのやら…。
でも、最終的に家族を愛する父にに戻り、うまく丸くラストが収まったので良かったですね。
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