「青春は挑戦するためにある。」グッバイ、サマー fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
青春は挑戦するためにある。
少年が「ひと夏の冒険に出る」という話は、よくある話で。
ま、そんな感じでスカッとさわやかを期待したらそうじゃない。
14歳という微妙な年齢の二人。男の子と男の中間。
そうなかなか物事は進まないのが、ビターな感じがいい。
親の愛がうっとうしい主人公と、親から邪険にされる転校生。
そんな凸凹コンビが、廃材から作った一号機(ゴーカート風)は会えなく役所から却下され、めげずに作った2号機の完成度。っていうか、よく思いつくなーこの車?!。「これは家なんだ、何かあったら停車して家のような格好をするんだ」って~。
「俺たちは過小評価されている!」と大冒険にでた二人のいろんな騒動。
どうも個人的に母親目線で見てしまい、二人の運転にハラハラドキドキ。怖いわー(笑)。
どちらかというと女の子に間違われる線の細い主人公が。なんでも知っている頭脳派な転校生の影響を受けて、チョッとだけ大きくなったシーンには。ガッツポーズでした。
自伝的映画ということで、最後はサクッと終わったのが心残り。
そういえばこういう「ひと夏の冒険もの」って。女子版って見ない気がする。それだけ女子は、地に足がついているってことかしら。
コメントする