「若い頃に見たかった」グッバイ、サマー まめさんの映画レビュー(感想・評価)
若い頃に見たかった
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ミシェルゴンドリー監督作品はエターナルサンシャインしか見たことないが、エラく雰囲気が違うなぁと思った。
思っていたより絵面が地味(いい意味で)。
フランス映画にもかかわらずとても見やすく、ミクロが風俗店で髪を剃ってからログハウスに戻ってテオに爆笑されるシーンは笑いが止まらなくて大変だった。
青春系ロードムービーが好きで似た題材の作品をこれまでもいくつか見ていたが、この映画で初めて「高校生くらいに観たかったなぁ」と思った。私ももう感情移入できなくなるくらい大人になってしまったらしい。
ラスト数分がいきなりフランス映画らしさ爆発であっさり描かれていたがそれがより「その後」を妄想させて良かった。
まさかあれがテオの最後の登場だとは…
監督はテオのモデルになった友人達とは子供時代以来会ってないと言っていたが、きっとミクロとガソリンはすぐ再会するような気がする。
ダニエルはテオの言った通り、ローラへの思いが消えてからローラから想われるようになって、でも付き合ったりはしないんだろう。
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