「これは、賛否両論だねー。」ひるね姫 知らないワタシの物語 リオンさんの映画レビュー(感想・評価)
これは、賛否両論だねー。
ストーリーは、夢と現実が交互になる、そこは途中まで良かったが最後は「交ざっちゃってる?」「なんで…主人公が落ちそうになってるの?」と後半で話がついてけないまま。
あとは自分なりの解釈で伝えたかった趣旨に奥深さを知るが、にしても結局「あのときのアレはなんだったの?」となる。
●例えば「主人公は最近、よく寝てしまう」という内容に何か重要な意味は?と思ったら、けして深い意味はなかった。ただ眠かっただけだろう。
●結局はおじいちゃんの会社は労働基準法基準法などのブラック企業のまま解決なし
●主人公の父親は料理もしないし会話もラインで会話。娘が大学に行きたがってるのに趣味のような仕事で稼ぐ気がない。後半も大手会社からの誘いを断る自己中な父親。娘が大変そうな時だけ頑張って「いい父親ぶってるだけやん」と思ってしまう。働け!(笑)
あと、墓に娘の大切なぬいぐるみ(タブレット入)置いてくな。しかも、ぬいぐるみごとタブレットが雨で濡れたらどうしたんだろうか?
●寝てる間に大阪まで移動って…結局何で?何の為?お母さんの優しさか?しかも普通高速バイクで走ったら寒いし煩いし二人とも起きるだろうね。謎過ぎる
●新幹線のチケットや食事の手配、支援してくれたらしいが、あまりにも早すぎないか?
まぁ、そこそこ気になる所はあるが
そういった理解できない部分がなければ伝えたかったことは分かります。
魔法のような自動運転の技術、それを認めない社長と娘。しかし娘は事故死。もっと早く自動運転が広まっていたら娘を失わなかったという後悔から現在頑張ってる社長。
そして魔法のような自動運転のオリジナルデータベースを権力や地位の為に狙う悪役。死んだ母親は一台のバイクに完成されたプログラムを残して、ずっと娘を見守っていた。
そうして見直すと深い部分に気付くから話としては面白い。しかし、話の飛びすぎについてけないといったところ。
飛行機の中で見ました。
私もまったく同じ感想です。
主題も作品の構造もおもしろいなと思いましたが
最後がちょっと物足りないなぁと。
もう少しうまく伏線の回収ができたら良作になった予感がします。