「ちょっと未来のお話だから」ひるね姫 知らないワタシの物語 TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと未来のお話だから
2017年の今、この作品を見ると、
何か不思議な感じがします。
2020年が舞台です。
主人公は高3で、
お母さんは自分が産まれてすぐに事故で亡くなった、
と聞かされています。
と、言うことは、
主人公は17,18歳なので、
お母さんが亡くなったのは2003年頃
ってことになります。
未来で語っている過去が、
リアルな現在よりも過去ってことです。
2003年頃にあった出来事によって、
2020年にこの作品で描かれる騒動が起こるわけです。
その騒動に向かっている途中に
リアルな自分達がいるわけです。
なんか不思議な感じがしませんか?
全部が過去なら
「そういうことが、あったかもしれない」
というフィクションだし、
全部が未来なら
「そういうことが、起こるかもしれない」
というフィクションであり、予言、予想とも言えます。
ある意味「セミ」フィクションってことですかね。
こんな作品、見たこと無いですね。
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