「徹底したリメイク観」ひるね姫 知らないワタシの物語 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
徹底したリメイク観
絵づくりから設定まで全てがどこからか持ってきたような作品で、最後のエンディング曲まで徹底してやられると、笑ってしまう。個人的には、最終決戦ぐらいから笑いっぱなし。あれだけのオマージュをかき集めるための夢という設定ならば、姑息などという思いも不思議と消えてしまう。
ある意味何でもありで、それを狡猾に利用した超エンターテインメントと思ってみた方が賢明だろう。下手にそれ以外の何かを求めようとすると、駄作に思いかねないし、それは非常にもったいない。素直にジャパニメーションを楽しむだけ、ただそれだけの作品。
それにしても、人物表現はどうにかならなかったものか。そこだけが個人的に気に入らないところだった。
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