フレンチ・ランのレビュー・感想・評価
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【”破天荒CIA捜査官&天才的スリVS腐ったフランス国内治安総局”可なりスリリングなバディアクションムービー】
■パリの革命記念日バスティーユ。デイ前夜、市街で爆弾テロが発生する。容疑者として浮上したのは、卓越したスリテクニックを持つ若者・マイケル・メイソン(リチャード・マッデン)。
破天荒CIA捜査官・ブライアー(イドリス・エルバ)はいち早くマイケルを確保するが、彼は爆弾が入ったカバンをスッタだけだった事で、彼が無実であることを感じ取り、捜査への協力を持ち掛ける。
そのカバンは、フランス国内治安総局のラフィ・ベルトラン警部(ティエリ・ゴダール)の愛人ゾーエ(シャルロット・ル・ボン:最近、映画に全然出演してくれない・・。)に渡したモノだったが、彼女は無差別爆破を嫌っていたのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・ストーリー展開は、ムッチャシンプルである。故に分かり易い。誰が本当の悪かも直ぐわかる。だが、こういう作品はそれで良いのである。
・けれども、そこを美しいシャルロット・ル・ボン演じるゾーエと、身体がムッチャでかいイドリス・エルバ演じるブライアーと、彼に脅されて嫌々バディになったマイケル・メイソンが、腐ったフランス国内治安総局と対峙する過程を、可なりスリリングに描いている。
<フランスが舞台で、シリアススリリングなアクション映画というのは、ナカナカ珍しいのではないかな。
それにしても、シャルロット・ルボン、最近映画に出ないなあ。>
この邦題はいただけない
なかなか斬新なコンビ
悪×正義
今更なので簡単に。
これは掘り出し作品
展開が早いし演出も良くて面白い
総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
物語は浅めであっさりしているのだが、展開が早くて飽きることなく観られる。サクレクール寺院でのスリの技術を使っての場面の演出は面白かったし、逃げる場面でもスリの技術で次々と服装を変えて追跡者を撒こうとする演出も見事だった。格闘場面もしっかりとした技術で迫力があった。ベリーズ生まれの孤児という出まかせがすぐに出て相手にやり返すのも流石にCIA工作員らしい。
ただ全体として簡単に物語が進むし犯罪の背景についても説明が少ない。そのためやはり淡白な印象は残る。もっと時間を長くしてじっくりと背景と人物を描けばさらに良い作品になれただろうに惜しい。突っ込みどころはいくつかあるが、それでも楽しめたから好きです。
無難に楽しめる
子供向けアクション映画
軽妙でテンポのよりサスペンスアクションです。
パリでスリを生業にする主人公が、爆弾テロ事件に巻き込まれ、CIA諜報員と共にテロリストと対決するストーリー。
軽妙でスピード感のあるサスペンスアクションです。最初の華麗で大胆なスリシーンで引き込まれました。
設定ストーリーも小難しくなく、クライマックスの迫力もあり、とても良い映画だと思います。
人物描写等もストーリーを邪魔しない範囲で必要不可欠なものが織り込まれていて、すっきりとしているのですが、それが逆に深みをなくしているようにも思えます。犯人グループの犯行に至る経緯や、CIAエージェントと上司の関係など、もう少し丁寧に描いても良かったように思えます。
後、折角主人公がスリ師なのですから、スリ師のテクニックで黒幕を追い詰めるシーンがあったらもっと良かったのですが、難しかったですかね。
暴れる巴里のアメリカ人
スったバッグの中身が…あら大変。
テロリストからも警察からも追われる身となったアメリカ人スリのMasonと、彼をフランス当局より先に取り調べたいCIA捜査官Briarが、バッグの持ち主、そしてその裏の陰謀を暴いていく話。
移民問題やヘイトクライム、待遇への不満、女性を利用する男性達など、盛り込まれているテーマがタイムリーで良かったです。展開も速くて飽きません。
車内のアクションが目まぐるしいほど激しかったです。精鋭2人が相手でも、CIA含む3人がかりなら何とかなるのかなと思えてリアルでした。終盤は流石にちょっと…主人公が強すぎるのか、特殊部隊が弱すぎるのか(^_^;)。Briarさん、運も強いし勘も良すぎです。
ともかく、お金のかかる奥方を養うのは相当大変だということでした。
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