LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価
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素人という子役の演技が8割。 この子でなかったらこの映画は、ここま...
素人という子役の演技が8割。
この子でなかったらこの映画は、ここまで良くはなかっただろう。
Google Earthで家族を探すというより、幼少期の迷子になった背景が映画の6割くらいを占めていて、リアルなインドの現実が描かれている。
奇跡の重なりあった物語。
タイトルの意味は最後にわかる
2017/05/01、ファーストデー割引を利用して、TOHOシネマズスカラ座で鑑賞。
『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』で顔と名前を覚え、『奇蹟がくれた数式』でファンになったデヴ・パテルが、主人公サルーの大人になってからの姿を演じています。
一般的には『スラムドッグ$ミリオネア』の子、として知られているであろうデヴ・パテルは、この作品で今年のアカデミー助演男優賞にノミネートされました。
主人公なのに助演なのは、少年時代の子役のほうが主演っていう判断なんでしょうね。
迷子になる前から迷子になったあとオーストラリアの夫婦の養子になるまでを丹念に描いたことで、主人公サルーの元の家族と新しい家族、両方への愛情がよく伝わりました。
養母のニコール・キッドマンがさすがの存在感。
そのぶん、養母への愛情と、必死に実家を捜してしまう気持ちと、そのことへの罪悪感に苦しむサルーの悩みが理解できます。
邦題で『ただいま』と書いているので、結末の予想はつくわけですが、それでもやっぱり感動しました。
家族というものについて、改めて考えさせてくれる、いい映画です。
あの子をずっと観ていたい♡!
最初の最初、何で迷子になったかってとこで、不覚にも睡魔(笑)。あのくらいの年なら電車に乗った時点でギャーギャー騒いで降ろしてもらうよな〜?とか、のんきに寝ちゃったりするもんかなぁ?と、色んな疑問が湧きましたが、冒険願望は男子なら誰にでもあるもの?
それに、駅の窓口で小さい子があんなに騒いでたら、大人はもっと何とかしてくれようとしないかな?と思いましたが、それは先進国の発想なんでしょうか。文化の距離を感じたとこです。あんなに可愛い子が困ってたら、きっと日本人なら何とかお母さんを探してあげるような気がしました。
まぁ、結局あの子の可愛さにやられて話に入り込んでしまいましたけどね。しかも、大きくなったサルー…そうか、スラムドッグ〜に出てたあの子かぁ、大っきくなったわ〜(笑)。でも、ちょっと顔の系統が違うよなぁ。
インターネットとかグーグルとか、文明が発達し過ぎて、人が横着になっていくような気がしてましたが、グーグルとインターネットがあったから、お母さんのところまでたどり着けたんですよね。それも裕福で知的な教育を受けられたからこそ。サルー君が動かなかったら、絶対に会えなかったでしょう。
国の成熟度や生活の格差、言葉の壁、子供の扱い…色んなことを学びました。インドって数学教育も進んでるし、IT大国で、英語もみんな話せると思ったけど、ああいう田舎では別の国が存在してました。
それにしてもエンドロール中に立ち上がってちんたら歩くのはやめてください。最後の最後に余韻に浸るためのメッセージが出るのに、よく見えないわ、イラついて興醒めでした。せっかくの最後の泣きの場面だったのに(♯`∧´)。
事実ですもの。
実際に現実起きたという事実。
この説得力のおかげで、
ちょっと気になる演出も飛び越える。
泣いちゃったもの。
やはり、育ての父母の養子を迎えた理由と
愛には、泣かされた。
あと、タイトルの付け方。
最後まで観て知る。
この感じお洒落だなぁと思った。
堪能致しました。
涙が止まらなかった
実話とは思えないこの人生。
鑑賞後にテレビ番組ア○ビリ○ボーで放送されていたけど、内容が少しだけ違っていた。
60分番組には詰め込めなかったのかな?
それとも映画は脚色されているのかな?
とにかく困難な25年間を生きていてとても強いサルー。
お兄ちゃんも結局亡くなっていて、本当に悲しかった。
あんなに難しい人生を乗り越えてきて、そして、長年かけて実家を見つけて帰る事ができて、執念というか、想いの強さが本当に凄い。
諦めない強さ。
途中投げ出したくなったり、頭がおかしくなってしまったのかと思うような場面もあったけど、最後本当に良かったと心から思えた。
家族の愛も本当に素晴らしいものだったし、配役もとても良かった。
アカデミー賞選ばれて納得。
観てよかった!!
実話の映画化
インドでは年間8万人もの子供が行方不明になってんですね。そして子供をさらって売り飛ばすなんて描写も生々しかった。
オーストラリアの心優しく裕福な家庭に養子として迎えられ不自由なく青年期を過ごしたんだと思うと、サルーはある意味とても運が良かったんかな。
迷子になってから収容所みたいなとこに一旦移されるんだけど、そこで出会ったアミタという娘が運が必要と言っていたのがとても意味深でしたね。
幸福な時間を過ごす中で忘れていた自分は何者かという疑問にふと気づかされ過去を思い出していく、産みの親と育ての親の思いの狭間で揺れ動くサルーの心情がリアルに描かれていましたね。
タイトルになぜライオンと入っているのかも最後に解けました。
予想していた通りだけど、涙止まらず。
アカデミー賞で知り、公開が楽しみだった映画のひとつです。
予想していたより、幼少期の描写が長かったのですが、それがあったからこそ、最後はとても感動しました。
親子愛、兄弟愛、恋人愛、様々なものがあり、涙が止まりませんでした。
単なる映画ではなく、実話をもとに作成されているだけあって、多くの人に考えさせられる映画だと思いました。日本には、まだまだ孤児を受け入れたり、養子を受け入れる文化はほとんどありませんん。私もそのような感覚はあまりもっていませんでしたがその行動がいかに素晴らしく、人を助けるかを思い知らされました。
インドを旅行した際にも、今回の映画で描写されていたシーンを多く目にしたので、心を締め付けられる場面も多かったです。
また、いかに、幼少期が大事かということも痛感しました。
一見、暗く思うかもしれませんが、ぜひみなさんに観てほしい映画のひとつです。
ダンカン、コノヤロー
我が子も男二人(既に成人)なので、家内は号泣。自分は意外に醒めていて、あまりのトントン拍子が拍子抜けかなあ。実話という前提が無ければつまらない映画だと思う。観た前日に録画してあった「奇跡体験、アンビリーバボー」を映画の翌日に観た。も映像はしょぼいけど、事実がよくわかり興味深かった。
はずれではない
すきなところ
キッドマンの女優魂ーえっこの人こんなにオーラなかったっけ??っと想わせるのがすごい。髪型も自分のものにしてた。
話の構成や、撮影方法はみごと!
嫌いなところ
最後だけちょっと盛り過ぎ。でもそんなの気にしない。
息子さんの所々に出る青臭いシーンにいらいらした。
それより、インドでの映画だから、なんだか踊りのシーンになりそうで、所々でドキドキした^^
すごい話
実話ではあるけど、すごい話。
そして、すごく運の良い話だったと思う。
ただ、もっと必然的に、故郷を見つけられたら、良かったかも…。でも、実際は、どうやって、見つけたんだろう?
でも、生母も養母も、えらいと思った。
とても泣けた
5歳の時のサルーがとっても可愛すぎ。。あれはズルい。
迷子になった時たったの5歳だったのに自分の判断でいい里親に巡り会えたのは本当に凄いと思う。
日本ではこんな事は絶対に起きないけど外の国ではこのようなことが起きてるって思うと心が締め付けられる思いがした。
インドの家族と25年ぶりに再開してからどのようにインドの家族と接しているのかが気になる
力作です!インドだからこその
良くも悪くもインドを堪能できる映画。今まで観たインドを舞台とした映画では一番泣けたかも。全体を通してテーマがシリアスで負の部分が訴えるものが大きく、ハッピーな気分で見終わるインド映画とはちょっと違い、込み上げる涙で見終えたのでした。エンディングで流れるインド語の歌とドキュメンタリーフィルム(写真)で泣ける、最後に明かされるタイトルの意味、心憎いラストだった!
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