「“結果”ではなく“過程”」LION ライオン 25年目のただいま ムーさんの映画レビュー(感想・評価)
“結果”ではなく“過程”
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オーストラリアで鑑賞しました。
ストーリーは王道というかタイトル通りというか、想像がつくようなお話です。
しかしこの映画の重きは自分の家にたどり着く結果ではなく、たどり着くまでの過程に置かれていると感じました。主人公自身の葛藤、オーストラリアの義理の両親、大学の友人など様々な人物の想いが交錯しながらも最後は綺麗にまとまっていくところに、見終わった後はスッキリとした気分になりました。
見て損はありません。
助演男優賞にノミネートされたデヴ・パテルはスラムドッグミリオネアの時とはまた一味違った演技で映画を盛り立ててくれます。
しかしながら幼少期のサルーを演じた男の子の演技が何よりも光っていました。
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