ハルチカのレビュー・感想・評価
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人を惹きつける音楽、人を惹きつける人
チカを演じる橋本さんの疾走シーンから始まる青春映画です。
この勢いのままにテンポよく進んで行きます。
予告編の印象だと恋愛物のイメージですが、恋愛色はあまり濃くありません。
映画は終盤、コンクールを迎えます。この演奏シーンがクライマックスかと思いきや、本当のクライマックスはこの後に来ました。
前半、必死にそして真っ直ぐに頑張ったチカに対する答えのような演奏シーン。音楽は楽しいものだと表現してくれるこの演奏シーンは、スクリーンで観る価値があります。
音楽が人を魅了するように、頑張ってる人も周りを魅了することがあります。そんなことを思い出させてくれる映画です。
若い子だけではなく大人が感動する映画
娘と先行上映に行って来ました。若い子が観る映画だろうしおばさんには恥ずかしい映画かしらと思いましたが、数十年前の青春時代が蘇り、泣けて泣けて・・・。 監督さんにもお子様がいらっしゃるのでしょうか。出演している娘世代の俳優さんたちがどの子も愛しくて、誰一人脇役ではなく、 我が子に愛情を注ぎ込むように丁寧に大切に撮られていて素晴らしかったです。 若い子だけではなく、寧ろ、この時期をとうに通り越してしまった年代に最も染み入る映画です。 娘と泣きはらした顔を指差し合って笑いながら清々しく幸せな気持ちで胸が一杯になりました。公開したらお父さんも連れて映画館に行こうと思います。素晴らしい作品を有難うございました。多くの方々に観て頂きたい映画です。
THE吹奏楽な映画
ハルチカは、試写会で観たのですが、一言で言うと、「THE 吹奏楽」という感じの映画でした。 原作も2冊ほど拝見していたのですが、千夏が春太を殴ったり、叩いたりするところは変わっていなくて安心しました。ですがやっぱり、草壁先生との三角関係の設定がなくなっていたり、原作に登場するはずのキャラクターがいなくなっていたりしたのが少し残念でした。 出演されている方々は、原作のイメージにそっくりな方々ばかりだったのでそこはよかったかなと思います。 原作は、ミステリーものなので、個人的にドラマ化のほうが向いていたんじゃないかと思います。
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