劇場公開日 2017年2月18日

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愚行録のレビュー・感想・評価

全178件中、101~120件目を表示

3.5まさに愚か…?

2017年3月19日
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鑑賞方法:映画館

これで良いのか?って感じだが、なかなか面白かった。
まあ、小説の中だけの話で、実際はこんなに簡単ではないんだろうけど…。
もう一度観たいとは思わないけど、まあまあ面白かった。

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kawauso

3.5物語主旨はいいが映画化にもうちょっと工夫して欲しい

2017年3月17日
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「たくさんの選択から必ず一番いい選択肢をして、その後努力を惜しまない。」
一見すると何の問題もないポジティブな話だけだけど、実は裏がある。

田向だけじゃなく、よこから見れば人みんな問題を抱えてる。すなわち人間ってのは愚か者だ。

この映画は田中のインタービューを通じ、様々に関係し合っている人々のストーリーを語る。
日本小説や映画にこういう心理的犯罪的暗い映画がたくさんありつつ、この物語もまた色々見た人に考えさせる。
単に物語には4.0点だろう。

が、見終わった後、何だかたくさんの話が散らかっちゃって、整理しようとしてもまた順序的に混乱状態に陥る。
確かに小説のこういう感じの内容を映画化するのも難点あるだろうと。
だがこの映画は形式上見飽きやすい部分もあり、なんか見てインパクトが残りにくいというか..
例えば、時空間の断片化はしすぎる!シーンの転換/場所の転換のため違和感のあるカット数が多くて「雑!」の感じにもかかわらず、何度も人物の後ろ姿を映ってからショットをカットする。三回以上だと思う。しかもその後ろ姿の保つ時間も中途半端な感じで、何となく気持ちよくないんだなあー
カメラの揺れで単一類型のシーンを表現することも多すぎる。

それに俳優の演技はとてもよかったがこれ以上感情を出せるなんじゃないかなーと。唯一小出恵介の演じた役はクズで良かったが、大学生を演じるなんてちょっと無理かも!あるいは外形にもっと工夫したら?

最後音楽もとにかく暗くて存在感なし。

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レイン

4.0誰の目線からみても人間の嫌な部分が顕著に現れる映画。登場人物はみん...

2017年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

誰の目線からみても人間の嫌な部分が顕著に現れる映画。登場人物はみんな愚かだが、なにかと共感できる部分もある。自分のの引き出しのどこかに必ず眠っている気持ちを掘り起こさせる感じ。嫉妬とか羨望とかって、人をどこまでも狂わせるんだなあと改めて。世間から見たらなんでも出来る人であってもその気持ちは必ずある。人が誰のどこに嫉妬し羨望するかなんて人それぞれだなあって思った。

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まるたん

3.5重くて怖い

2017年3月12日
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『怒り』に似た感じ。
皆普通に見えるけど怖い、狂気的。
終わり方が好き。これからどうなる?

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kyocool

2.5怒り セブンの意図的に画像を落とす等演出はよかったのだが

2017年3月12日
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鑑賞方法:映画館

いきなり本編からで観てる側で考えながら追って下さいと言った感じのテンポの遅く個々の回想シーンが解説もなく前後言葉だけでエロシーングロは皆無R指定になるようなシーンが無かったのが物足りないし迫力に欠けた面も!!

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ゆたぼー

5.0話は胸糞だけど

2017年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

いわゆる後味悪いいやーな話だけど、なーんかこれ、しゃれてる。え?そこで無音で引きなの?いーじゃん!あ、終わりそう、ここで終わって欲しいな、説明しないで欲しいな敢えて・・・終わるじゃん!いいじゃんか!
さり気ない伏線は全て回収されて、でもわざとらしさが一切なくて、しかしわかりにくさもない。冒頭のバス内のシーンのエピソードにテーマの全てがあるっていう、そういうのって好きだし。話は超絶胸糞悪いくせにとても気持ちのよい映画でした。(流れとか、色とか、少ない言葉、など、細部の中に全てがある)
「わたし、秘密って大好きだから」このキャッチーなセリフがなー、そういうことかよ、あんまりだよ。。。
ひとことひとこと、セリフが魅力的なので、原作本を読みたくなって注文しました。

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etsu

4.0重い…

2017年3月10日
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原作が好きだったのと、中村倫也さん目当てで観賞。
冒頭から、重厚な雰囲気にグイグイ引き込まれました。BGMがほぼないため、映画館でポップコーンのガサガサ音が気になるくらい(笑)

予想していた通り、原作に比べ衝撃度は低め(文章ならではの仕掛けがあったから、これは仕方ない)、それでも、映像ならではの細かい人物描写があり、各登場人物の愚かさが、これでもかとばかりに目に映ります。
妻夫木聡&満島ひかりの闇を感じさせる演技はもちろん、中村倫也演じる尾形の軽薄さもとても巧かった。
とにかく、登場人物が全員クズです。なので、結局人間はみな愚かなのだという映画のテーマがとても明確ですね。
白黒はっきりさせたい方にはオススメできないけれど、観るのなら絶対に映画館で。
音や映像にかなりの圧を感じるので、DVDでは魅力が薄れます。

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e-pin

5.0暗くて、重い、素晴らしい映画

2017年3月10日
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鑑賞方法:試写会

最近多い、人気アイドル起用して
動員を稼ごうとしないのが良い。

内容は暗くて、重くて最後には
奈落に突き落とされる(笑)

映画としては素晴らしい出来でした。

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Booちゃん。

2.0重い しんどいしんどい

2017年3月8日
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鑑賞方法:映画館

ほんとにしんどい〜
本は怖くて
映画はしんどかったぁ

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はな

3.5私も秘密大好き。

2017年3月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

決して他人事ではない。
人間がしでかす愚かな行為の記録。
人はなぜ嘘をつくのだろう。
自分に都合のいいように嘘をつく。
自分にとって都合の悪いことを聞かれると反射的に嘘をつく。
バレると分かっていてもその場しのぎで嘘をつく。
平気な顔して嘘をつく。
ましてや自分は嘘が上手いと思い込む。
日常的に嘘をつく人は罪悪感なんてこれぽっちも感じていない。
嘘で物事が平穏に進めば、それでいい。
みんな嘘大好き。自分のことばかり。
そのくせ自分のことは何も語らない。
人のことは自慢げに他人に話す。
自分しか知らない他人の秘密は話したくてしょうがない。
ホント人間てどうしようもなく自分勝手で哀れな生き物だと
つくづく呆れる。
嘘をついたら回り回って自分に返ってくるということか。

現実社会の殺人事件の容疑者は動機の理由を口を揃えてこう答える。
「殺すつもりはなかった。」
やはり、ぷつんっと頭の中で何かが切れてしまうのだろうか。
エンドロール流れる静まり返った空間。嫌な気持ちになった。

そういえば妻夫木くん、最後の光子との面会シーン。
過去最高の表情。なんとも言い難い、情けなくて、不憫で、愛おしい。
救われてないのに救われた気持ちになった。
いい味出てきましたね。妻夫木くん。

二度観に行ってしまいました・・・これって愚行?

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puccino

3.5連鎖していく

2017年3月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

救いようのない後味の悪ーい作品。(良い意味)
何とも切なくて悲しくて虚しくて。
それは、特別ではなくて、普通の人が経験してもおかしくはない事の蓄積により連鎖していく闇の心。

ここもか、ここもか、と繋がっていく感覚はとても気持ちが良かったけれど、なんとも胸糞悪い話です。(良い意味)
主演お二方の怪演あってこそでした。

どんな言葉を並べても褒めているようには聞こえないけれど、とても秀逸な作品でした!

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みーこ

2.5気分が悪いが良い作品

2017年3月6日
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愚行の連鎖反応。

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はやみさかさら

4.0「怒り」に続く胸糞良作

2017年3月6日
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女に生まれなくてよかった!←
※あんちブルゾン

大学生ってこんな遊んでんの?笑
おれ大学生だけど
バイトしかしてないよ?

予備知識見ない方が
三度の衝撃を味わえますね。
お前の身内いいから早く事件のこと捜査してって思っちゃいました☆

ただ、フィクションなんでしょうがないですけど登場人物の関係性が出来過ぎですね(^_^;)世界は狭い!w

冒頭のバスとラストのバスのシーン好きっす!変化してますね。

んー悲しかったー。
去年の「怒り」に続き
日本胸糞界も盛り上がってきたw
妻夫木くんゲイ役から愚行録に、、
この人すげぇわwww

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しゅうちゃん

4.5恐怖

2017年3月6日
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最初のバスのシーンから
妻夫木聡の演技に恐怖を感じた。

また満島ひかりの独白にも
ブワァッと鳥肌が立つ。

登場人物全員が
普通なんだけど、嫌な奴
ばかりでリアリティがあった。

観終わってから、
愚行録というタイトルの
秀逸さに背筋が凍った。

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キムラ

4.0嫌な奴しか出てこないイヤミス映画

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

 とにかく登場人物がほぼ嫌なやつしか出てこない。惨殺された感じのいい夫婦と評判の二人について主人公が調べていくうち、女癖が悪く野心的な夫の過去や、向上心が強く他人を踏み台にしてきた妻の学生時代などが浮かび上がり、主人公と妹も虐待を受けていた子供時代が明かになっていく…。
 元々の原作も緻密な構成のミステリーと聞いてたけど、それを上手く映画として再構成したなという印象。主演二人の怪演など、役者陣の演技も良い。ただし過去話の、特に学生時代のシーンが多く、それを現在と同じ役者が演じてるので、学生にしては年取ってない?っていう違和感は正直あり…。
 ただその辺の作りの粗さを考慮しても、傑作イヤミス映画と呼んで申し分無い面白さ。ポーランド国立映画大学出身の石井慶監督はこれが長編初作品らしいけど、そうとは思えないほど、カメラの動線のシーンの繋ぎの巧さ、印象的なショットやローアングル、音楽の効果…映画として非常に丁寧な作りだった。
 ミステリーが好きな人、イヤな気分に落ちたい人には、自信を持ってお薦めできる映画でした。

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めい

4.0見応えあり!

2017年3月5日
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されど虚しさが残ります。

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movieholic

4.0俳優陣がすごい

2017年3月5日
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悲しい

怖い

この映画の場合、「後味悪い」は俳優陣への褒め言葉でしょう。

明確な悪意を持っている人間のほうが物語としては理解しやすいですが、そういう単純な人物は登場しません。
だから難しいと思うんですが、微妙な感情やエピソードを表現するのがどの出演者も自然で上手すぎ。
いい暮らしがしたいとか軽んじられる人間にはなりたくないとか、自分が可愛いから多少後ろめたくてもとか、観ていてつい「仕方ない」と思ってしまいそうになります。

ストーリーは意外とあるようで無かったです。
人間の愚かな行いを描くための設定を、少しずつ出していく感じで進みます。

感想を引きずりそうな予感がある方は、誰かと一緒に観て、食事でもしながら発散することをおススメします。

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めいべいびー

4.0気持ち悪さ抜群

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

悲しい

どこかでわかっているのにそれを選んでしまう人達。人間の隅っこにある暗い沼を見せられると共に、実際の事件なんかにも引っ掛かって、ずっと臓物を掴まれている感じでした。

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lynx09b

4.0殺されたのは成功者?

2017年3月5日
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特に観る気もなく、たまたま残業帰りにやっていたという、消極的観賞。

決めては満島ひかりとダーク調の画が良さげという事。
大学生の描写としては皆、ハツラツさに欠けていたような。

実際の惨殺描写が少ないのが良いところ?
親になると、子まで殺すことないんじゃないの?と、作り事ながら思ってしまうが、具体的描写がないのは許せる。

ダーク調の画は良かったが、学生がチャラチャラやっているところは、もうちょっとヒラヒラしたライティングが良かったかも?

土地開発を目指す男の住居としては、随分殺風景と言うか安っぽいと言うか?まぁ絵空事のような家族の死に場所として、的確な描写だったのかも。

まぁまあ楽しめた。

兄貴、事情を知っていての行動なら、ちょっと怖い。

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kita-kitune

2.5愚行、、録、?

2017年3月4日
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鑑賞方法:映画館

人間の嫌な部分、愚かな行為、最悪的状況を掻き集めて、これでもかというくらいに劣悪に仕上げている。過剰なくらいに。
その意図が読めてしまい、興醒めしてしまった感がある。
ストーリー展開は在り来たりであるし、
虐待された人間が殺人を犯すという内容、、
やはり、あくまで映画であって、それ以上何も残らなかった。個人的に。

バスのシーンは良かったと思う。
人間性の描写としてはよく出来ている。
妻夫木くんと満島ひかりの演技は素晴らしかった。

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Sayaka