愚行録のレビュー・感想・評価
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それが愚行
そう、小出恵介が出てる事。しかも女性問題で姿を消したのにそれを今作で見事に再現・・・、いやあかんでしょ?まあ、愚行をしたのは彼だが、そんなにモテそうな感じでもないのが違和感。
しかもその相手が、自分の中では「不幸が似合う女優No.2」(No.1は木村多江だったが、最近あの方は割と幸せそう)松本まりかって、ベタだなーと。
ちなみに松本と中村倫也はドラマで夫婦役やってましたね。やっぱり不幸な松本でしたが(^^;
そもそも出てくる人みんな不幸で、オフィス北野映画独特の鬱屈した映像も相乗効果か。中盤までの話の羅列からラストのオチへの吸引力が強く、それぞれの話の胸糞悪さが後から振り返してくる感じ。
原作は知りませんが、上手い事作ってある。
冒頭のバスシーンで、「お、これは妻夫木が一筋縄ではいかないぞ」と期待させてくれる所で、完全に掴まれていたのは演出の妙。
しかもラストもバスですか。お見事。
あー、濱田マリが面会室で変な事言わないかハラハラさせといて、弁護士かい!
満島ひかりの独白演技は名人芸m(_ _)m
淡々とすすむ後味悪い話
自分の都合の良いように平気で嘘をついたり陥れたり..人間とは愚かな生き物。それらの話が淡々と進んでいく。
冒頭からまさに愚行が進み最後はoffになる。
居るよねこういう人〜
と女の世界での愚行は絶妙だった。
妻夫木×満島ひかる
個人的に最強タックル!!
独特の演出
オフィス北野の映画は独特。説明を最小限に抑えて視聴者の解釈、想像に委ねる演出がグッとくる。象徴的なのが恨みのある大学時代の友人と久しぶりに偶然再会したとき一瞬視線が合ったがすぐそらされ素通りされたシーン。その後すぐに犯行に及んだ場面なんかはまさしく人間関係の機敏を説明無しで見事に描いたシーンだと思う。
似てきたとおもいません?
評価の割におもしろかった!(自分がこういう雰囲気の作品が好きっていうのがあるかもしれないけど)
ストーリーが上手くいきすぎてる感が多少はあったけど、そこまで気にならない程度。
俳優さんたちの演技が素晴らしかった。
たこうさんと同期の男二人の悪い友情は男の自分からすれば、いいなぁと思った(山本さんエロいっす)
たこうさんはクズだと思うけど、未来を自分で切り拓いていってる所は尊敬できるし、悪気なさそうなところが愛しかった笑
臼田さんみたいな女の人っていますよねぇ、話してる人のこと悪く言ってるくせに私悪口言ってないです〜、みたいな笑
市川由衣好きだったから見れて嬉しかった。
そして、やっぱり満島ひかりは強い。
独白させたら最強。『愛のむきだし』が見たくなりました。
あと、最初のバスの妻夫木君に笑った、僕もやりたい笑
映画としてはよくできているが・・・
この重さはなんだろう・・ありそうな話なだけに暗澹たる気分になる。映像表現としては極めて秀逸な作品であることに変わりはない。
2024年9月13日に再視聴。だいぶ印象が違った‥。見えてない現象が描かれていたのだ。実態に対する知見不足で、映画表現を疑似体験できなかったせいだと思う。この点はかなりショックだった。見直すつもりはなかっただけに評価も★★★★☆に変更したいと思う。
人の愚かさ
ある殺人事件の真相を、被害者と関わりのある人達の少しずつ証言が食い違う告白をもとに再現されていくストーリー。
愚かさと賢さは紙一重。一旦、歪んだ家族愛の果てに愚かさへと踏み外した人生は、どこまで転がり落ちるんだろう…。
遣る瀬無い思いがのしかかる作品でした。
妻夫木聡は、最近、『ミューズアム』のカエル男に『怒り』のゲイ、そして今回と訳ありの汚れ役を見事に演じてますね。日本アカデミー助演男優賞も頷けます。
深い
キャスティングは抜群。
人間心理と生まれ育った環境で人間はこうも変わるのかと見せつけられる。
執念と憎悪を見事に表現した映画で、それを演じきり伝える満島ひかりさんや妻夫木聡さんの暗さ極まりない演技が魅せられます
自分が勝っていると思う愚行
後悔しない為には出来る事を全てやらなければならない。一見もっともだが、何度か読むと洗脳されている様に感じる。つまり、理屈は滅茶苦茶で、人を操る為に作った一文だろう。未来は分からず、何に対しても100%の対応はできないから、後悔しない事はない。物事にはやって良い事と悪い事があるから、全てをやってはいけない。後悔を怖がるとは何と愚かな。
これがイヤミスというものなのか…。 イヤすぎる。全員演技なの当たり...
これがイヤミスというものなのか…。
イヤすぎる。全員演技なの当たり前だが小出恵介イヤな奴だわ、この映画みたら嫌いになる。妻夫木聡もすごい。女優もみなすごかった。 顔が。歪んだ笑いに悪意がらこぼれる表情。
2回目の鑑賞
なんとなくでは覚えていたけど、ほぼ観てないことと記憶していたので再鑑賞。
はて、やはりこの映画主役の2名がやばすぎる演技力。映画の闇の深みに異常に溶け込んでいて、それを際立てている周りの役者さんたちも良いですな〜
さ迷える兄妹
最後にドンドン真相が浮かんでくる。憐れな兄妹。
きっとそんな家庭環境に育ったから二人で倫理も越えて生きていくしかなかった。
でも這い上がろうとしたけど、ムリだった。
赤ちゃんの父親は…田向一家殺人事件の真犯人は…
ドンドン真相が見えてとても暗く憐れな兄妹に惹かれました。
実の父親も出て行ったのではなく…母親も逃げるしかなかったのかも…
考えてしまい素晴らしい作品でした!!
役者はすごい!
配役、それぞれの演技はすごいんです!
良い演技だし、雰囲気はめちゃくちゃある。
ただ、やっぱりこういうストーリーはなかなか難しい。
何というか、納得できなかったり、見ていて不愉快になるというか、誰が得する映画なんだろう?と思ってしまう。
妙にリアルにかつ淡々と描かれていることで、自分がいる現実世界と変にリンクしてしまい、悍ましい気持ちになる。
結局犯人って妹?
妻夫木は、全てを知っていて妹に操作の手が及ばないようにしている?
でも、最初の方のシャワーシーン、男だよね?
兄と妹の間にある秘密、それってもしかして、もっともっと深い所にあるんじゃないの?って思ってしまった。
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