「関わりたくないと思わされる彼らの世界」愚行録 ☆ユウ☆さんの映画レビュー(感想・評価)
関わりたくないと思わされる彼らの世界
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先に本で読みましたが、重さ暗さが映像でより伝わってきました。
暗いですが、内容を知っていたからなのか…名演技の賜物か…退屈さは感じませんでした。
それぞれの人の視点や妬みの感じ方が違って、人間付き合いなど現実味がありました。高学歴やお金持ちの集まる一流大学の実態は、関わりがないので分かりませんがΣ
内容を忠実に描かれている印象はありましたが、やはり本の方が『愚行録』の意味が伝わってきました。
最後のバスでのシーン…普通に笑って、結婚して…普通の生活を送っている人達を見て、何で自分はこんなふうに普通の人生を歩ませてもらえなかったのか、とやりきれない感情が何とも言えない気持ちになりました。(あくまで私の見解ですが)
ジワジワきて、しばらく引きずる映画です。
ただ、声があまりにも小さくてかなり音量を上げないと聞こえないのが不満でした。。日本の映画を家で観るときの音量の小ささ、毎回悩まされます…改善して欲しいです。。
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