3月のライオン 後編のレビュー・感想・評価
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将棋のこと以外での各人が抱えるドラマ部分が重すぎ。 ってか、全員が...
将棋のこと以外での各人が抱えるドラマ部分が重すぎ。
ってか、全員が問題を抱えすぎ(笑)
そういった部分というのは「そういった映画」で楽しみたい。
将棋で駆け上っていくという爽快さはない。
もう一度観たいとは思わないので3点
物語そのものは、川本三姉妹の不幸っぷりは度が過ぎる感があるものの...
物語そのものは、川本三姉妹の不幸っぷりは度が過ぎる感があるものの、全体として想像の範疇・・・とも思いますが、映画作品としては十分な見ごたえがあります。
神木隆之介さんの出演作、割と見ているのですが、いずれの役も期待を裏切ることがありませんね。本作においてもすんなりと入ってきました。
有村架純さんについては個人的に「何者」で少し存在感を見失ってしまっていたのですが、本作の小悪魔っぷりには感心しました。
倉科カナさんの「お姉さんというよりもお母さん感」、染谷将太さんの「今までと方向性違うバケモノ感」、清原果耶さんの「良い子はこうでなくちゃ感」、前田吟さんの「前田吟は前田吟感」など、実に多種多様な魅力が詰まっています。
中でも高橋一生さんが演じる先生の存在感は秀逸です。高橋一生さんって超いい男を演じている時より、さらっと「程よくいい加減で普通の人」をやっている時が一番存在感がありますね。
俳優さんたちの多面的な演技をまとめて楽しめる一作になっていて得した気分
なれました。
一人一人が原作のキャラを超えている
少し原作を変えているが納得できる内容。零の心の動きを描写、ややわかりにくいが感動できる。ラストは自分の予想通りのところで終わった。原作を読み込んでいるので、内容はよくわかるが、原作読んでいない人には少しわかりにくいか?人物一人一人が原作のキャラを丁寧になぞっており、なおかつそれを超えている感じあり、見ていてうれしくなる。自分が見てきた邦画の中で最高の一つ
素晴らしい
レビューを見てると、前作と比べるかたがいるが論外だと思う。
前編、後編で作られてる以上トータル的に評価するのが妥当だと考える。
今作品は、前編後編と合わせた中で脚本、構成、編集がしっかりと練り込まれている。
前編より後編で将棋のシーンが減った。と言う人もいるが、減って当たり前だ、そんな事を言ったら将棋のシーンばっかりになってしまうし、前編後編でやってる事が同じになってしまう。
前編後編で将棋と言う題材の使い方が逆転していくところが凄く面白いところで、思いのほか斬新な所なのだ。
前編で出会いや経験が将棋盤の中で活きてくる王道な流れから、後編では人生に迷い、葛藤していく中で将棋盤の上から光を見つけて成長していくという流れがとても丁寧に作ってあった。
一見、いろんな問題が詰め込まれているようにも見えるが、原作を知らない私でも置いていかれることはなかったし、このぐらいはないと周りの人物像がしっかりしてこない、そこがしっかりしないと主人公の葛藤は圧倒的に安くなってしまう。最終的にはしっかりと問題を拾いきれてる脚本になっているところが素晴らしい所でもある。
そして、何より素晴らしいのはトータル的な演出力である。
芝居、カメラ、照明、録音、編集どれをとっても素晴らしい安定感。
特に構図は見ていて安心感を感じるくらい丁寧な作りになっていると思う。
寄るところは寄って、引く所は引く、凄くメリハリがあって素敵でした。
前編後編合わせて、久しぶりに素晴らしい邦画に出会った気がします。
やっちまったかー。
原作良し、キャストも配役も良し、音楽の菅野さん良し・・・でも、この作品の良さは心が通い続けることの大切さだったと個人的に思っていた。
なぜ3姉妹の実父のくだりで溝を作った。
なぜ先生の高橋一生と決裂させた。
破綻させる必要のない所で物語を破綻させた。
後藤との勝負に勝ったからってその溝や決裂は経歴として残ってしまう。
それでは原作の意図や、通い続ける心の面が全くクリアになっていない。
残念ながら全く感動しなかった。だって話が既に破綻してしまったから。
なんで桐山が3姉妹に謝った?!そこは溝を作らず、普通に原作通り桐山が3姉妹を守る流れでよかった。
あかりさんが『今日は帰って』と言った瞬間に全てが冷めた。
後藤に勝った後、全てを回収すべく仲直りしているシーンなどを必死に詰め込んだけど、所詮『勝ったら正義』状態になってしまって逆に桐山の性格が悪い印象になってしまった。
手作りの人形、捨てましたよね?それは事実として残りますよね?ひなたになんて説明するつもり?
『ムカついてたから人形捨てました』?
すっごい残念な後編。
多くの人はそう思わないかもだけと、原作大好き人間としては、心は通い続けていてほしかった。
葛藤ばかりの映画になってしまった。
前編がまずまず面白かったので後編に期待したのだが、人間ドラマに重点を置きすぎたせいで「これ将棋映画じゃなくてもいいんじゃない?」状態でした。
葛藤、葛藤、葛藤、、、ウザくなるほど有ります。
イジメ、家族問題、死別、恋人との別れ、自暴自棄、、これんとばかり詰め込まれている。
明るい話しが殆どない。
他の方も言う様に三作目が無いと収集つかないレベルに近いと私は思う。
スターウォーズに例えると、二作目(エピソード2or5)で少し希望を見せて終わります的な。
映画製作ミスかな。最初から2作作ってしまった事が。
守り、守られ、与え、与えられ…
人気コミックを実写化した青春将棋ムービーの後編。
前編は見応えはあったが、予想に反して重たい内容で…。
後編も見応えはあった。でも、エピソードがてんこ盛り過ぎて…。
晴れて新人王となった零。その記念対局で宗谷名人と初対局。
川本家の三姉妹と出会って1年。次女・ひなたが学校でいじめを…。
その川本家に、三姉妹を捨てて出て行った父親が現れ…。
来る獅子王戦トーナメント。零だけじゃなく、各棋士たちもそれに向け…。
引き続き、零の苦悩と成長、幸田家との関係、川本三姉妹との交流…今回の対局は色々考える事が多過ぎっ!
それぞれのエピソードが胸打つポイントであったり、ちと消化不良であったり…。
まず、宗谷名人との初対局。いきなりラスボス登場で、一番の緊張と集中がそこで終わってしまった感もしたが、あくまでこれは“記念対局”。ラストはまた別の対局で飾り…。
ひなたが受けるいじめはかなり陰湿。苦しむ清原果耶の演技は涙を誘うが、より一層どんよりと…。一応解決にはなるが、どうも釈然としない。
三姉妹の実父は、自分の事ばかり考えるダメ父。勝手に三姉妹とヨリを戻そうとするが、三姉妹が自分らで出した答え(とビンタ)になかなかスカッと。
獅子王戦トーナメント決勝に突き進むのは、零と因縁あるコワモテの後藤。そんなに彼にある不幸が。対局を一度立ち、駆け付け、号泣する姿に彼の人間味を見た。そして再び対局に戻り、プロとして戦わなければいけない厳しさ。
一つのエピソードで一本の作品として語れるくらいで、どれを主軸としていいのか、かと言って全てが巧みに繋がってる訳でもなく、散漫な印象を拭えなかった。
今回のメインは専ら家族の物語と言われてるようだが、実際は、零は何を守りたいか、それは自分にとってどんなに欠けがえのないものか、だろう。
いじめを受けているひなたの力になりたい零。
でも結局、問題を解決したのはひなた自らであって…。
三姉妹を困らせる実父から、三姉妹を守る。
しかし、守りたいという気持ちが強過ぎて、言ってはいけない事を言ってしまい、溝を作ってしまう。
将棋もそうなのだろう。気持ちが先走り過ぎると、焦って負けてしまう。
相手がどんな手で来るか、考えに考えなければいけない。
守りたい一心の零の手は、ただ一方的でそこまで考えていなかった。
相手がどんな気持ちでいるか。
零は将棋だけに集中しようとするが、暗い闇の中に迷い込んでしまう。そのまま、後藤とのトーナメント決勝へ…。
苦闘の中、零の脳裏にある思いが過る。
川本家の事、後藤家の事、仲間の事、戦ってきたライバルとの事…。
守りたい、勝ちたいと活きまいて来たけど、結局は守られ、与えられて来たのだ。
それは関わってきた皆、全員同じだ。
皆、守り、守られ、与え、与えられる。
それを知って、また新たな一手を打ち進んでいく。
神木隆之介らの体現。
非常に余韻残る今作の主題歌が、それらを包み込む。
ドラマ的に前編より後味良かったので、採点は前編より0・5プラス。
まあそれでも前編後編合わせて抑え気味の採点だが、いつかまた前編後編通して見るのもいい。
神木零くん
この映画を見て、勉強してスキルを身につけようと自ら思えた。やるべきだけど人に言われてうんざりだったので、自分でそう思えたのはうれしい。まえをむけました。や、そんなことは関係ないですが!
神木くんとても良いな~と。
零くんにはとてもよい。
お話に関しては原作からファンだが
映画に特記してのべるならば
泣きながら川本家に謝りに行くシーンに萌♡
なんだこのレビューは…🤦♀️
演技力の凄さに圧巻される!
前作を見ていたので、今作も見に行きました。
前作よりも、内容の進むテンポが上がりやや混乱しましたが、深い内容でした。
特に、三姉妹の次女ひなたちゃん(清原果耶ちゃん)が学校でいじめられていた子を助けたら、自分がいじめにあってしまうというところの、ひなたちゃんが強さを見せるシーンの演技力に感動しました。
前作よりも、内容が深いです。
神木きゅん
僕はソッチの趣味は無いのですが、神木くんが出ている作品を見ると、何故かオギオギする。
男の子なのにヒロイン的立場の役が多いような印象。
肝心の映画のレヴューですが、原作未完の話を映画化するハードルの高さはクリアーしてると思った。
僕は原作漫画も好きなのですが
まぁ大体のキャラ設定は良いのですが、主役である零くんの演出と設定が引っかかった。
零くんは現代っ子なので、対局に関してはクレバーであり比較的落ち着いて(見せる)筈で、劇中のように激昂したり、狂った様に長孝しないです。
感情的になるのは対局の前後であり決して表立ってそんな姿を対局中には見せないと思います。
後藤と零くんの抱えている物を対局に投影する演出なんでしょうが、ちょと違和感を覚えました。
前後編二本でまとめて映画として上手く落とす手法は及第点でしょう。
やっぱ後藤中ボス、撃破後レジェンド宗谷に挑戦、僕達の冒険はこれからだぜっ!ってな展開にするのが無難な訳だよね🎵
ひなちゃんはボーイッシュ系じゃなくもうちょっと可愛い系の娘がよかった
あかりお姉ちゃんより香子お姉ちゃんの方がエロく感じたのは、倉科カナの無駄使いだよな?
これは家族の物語 零(0/闇)は幸田家に引き取られるが、幸田家には...
これは家族の物語
零(0/闇)は幸田家に引き取られるが、幸田家には【福】が足りなかった。
川本家と知り合う事で、彼は初めて あかり が灯る ひなた に出る事が出来、やがて心に(モモの)花が(美)咲き乱れ(闇)から解放される。
それは川本家には【福】が在ったから。
(2017年4月28日 イオンシネマ板橋/スクリーン3)
将棋好きなら楽しめます
原作は原作、映画は映画と考えて、将棋好きなら楽しめます楽しめます。
が、二部構成にした意味はなんだろな。
一部のストーリーが薄くて、二部につまりぎみで、伏線ストーリーというより全部平行。
報われない主人公
前編を見た後に既刊読破後の後編視聴です。
原作比較すると、若干改変が見られ、
そこがちょっと前編より劣るかなという部分です。
それは父親の部分なんですが、
父親は原作ではもっと屑ですし、
主人公との絡みはもっとギャグっぽく描かれています。
そのため、話の内容はすごく重いんですが、
不思議と話が重くなりすぎなかったんです。
しかし、映画では、父親との接触を期に、
主人公と一家との関係が悪い方向に展開してしまいます。
このせいで、一気に主人公が救いがたい状況になってしまいました。
時間の関係で簡略化し、なおかつ整合性をとらないといけなかったためだと思いますが、
ちょっと主人公がかわいそう過ぎたなと思いました。
後編の期待値が高かったもので…
前編がめちゃくちゃ面白くて、その分、後編の期待値が高くなり、そのワクワクで観に行ったから物足りなさも正直あったかもしれないです。
将棋は全く知らない素人の私ですが、前編の将棋のシーンは熱くなりました。後編の将棋の勝負のシーンが少なくて、物足りなさはそこだったと思います。
血の繋がりの無い二つの家族の愛情。
それぞれの血の繋がった家族との愛情。
将棋と向き合う心の葛藤。
ストーリーはすごいスピードで駆け足で進んでいったのであっという間に終わりました。
そこももしかしたら、もっとゆっくり味わいたかったに繋がって、物足りなさになったのかも。
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