3月のライオン 後編のレビュー・感想・評価
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中途半端
原作のイベントは消化したいが、じっくり消化する時間が無いから独自の解釈を加えて端折る。
そんなスタンスだから無理が生じる。
キャラクター造形も漫画やアニメだから許されるものを無理に実写でやろうとしてどうする。
映像の中で浮きまくってるぞ。
日本の映画関係者には漫画の実写化をする際に、原作ファンを良い意味で切り捨てる覚悟を持ってもらいたい。
酷かった
全てのエピソードとそれに携わる登場人物の描き方が薄っぺらいせいで、原作の良さを大きく歪曲してしまっていた。
宗谷名人もスミス、一砂も薄っぺらいせいでただの嫌な感じに映ってるし、先生も人物像がほどんど描かれていない為ただの軽そうな教員になってしまっていた。
いじめのくだりも、父親のくだりもはしょりすぎていつの間にかいじめがあって、何もしないままいきなり解決したし、父親のくだりはさらに酷くて、川本姉妹が薄っぺらく、単純というかアホっぽくて、零だけが空回りして1人悪者みたいに描かれていた。
そのまま零へのフォローが何もないのに、そのくせ終盤にはなぜか零が改心したかのような流れてなぜか仲直り的なまったく意味不明だった。
一体何を伝えたかったのか?
原作通りにしなかったのは原作とは違うものを伝えたかったからだろうに。
これじゃただの原作の冒涜だ。
残念
前編を観て思わず原作を一気に完読しました
後編楽しみにしていましたが...
原作の意図ってこんなんだったっの?
いろんな要素を時間内に詰め込みすぎて
各々のパーツの背景が十分描かれず...
観ていて悲しくなりました
原作を読まずに観た方が楽しめたのかな
実写化とはかくあるべき
2部作と言いながら、なんつう終わり方!!これ、3部あるやないの?!
神木くん、上手いわーほんと神!!零くんの苦悩とか弱さとか、そして、そこから立ち直っていく様子を、よく表現してて、何度も泣かされました。
有村架純ちゃん、あんな愛らしいお顔で、あのやさぐれた姉ができるの??って心配でしたが、よく自分のものにしました。さすがです。
伊藤英明さん、真面目な顔するとほんと顔面が怖い。
伊勢谷さん、あんなチョイ役というか、クズ役だったんだ。伊勢谷さんの使い方贅沢すぎじゃないですか??
誰一人として足ひっぱってないのがいい。実写化というのはかくあるべきというのを、見せつけられた気がします。大友監督、天才。
泣ける
原作での苛めの描写。友達のちほちゃん >>> ひなた
映画では、 友達のちほちゃん << ひなた
で、ちほちゃんがひなたに感謝している場面とかばっさりなくなっているというのが、残念。あと、ひなた役の演技がまずいのか、演出がいまいちなのか、いじめシーンがわざとらしくて下手すぎてすごく残念。これがマイナス0.5点の理由。
しかしながら、神木の神演技で涙腺崩壊。「不思議だ・・・」以下の空想シーンで感情移入しまくった。
男が涙を流すシーンが多いのが特徴の後編。演技が上手いから演技者に同化して涙が出る出る。はぁ~~~~、たくさん泣けたなという映画でした。
2部作かくあるべき
2部作としては過去最高ではないか。
前編の緊張感を持続できるのかとハラハラしていたが、蓋を開けてみたらこのクオリティ。前編の作り出した空気感に、更に重厚さを増した物語。
文句の付けようのない演出と役者、キャストが誰一人足を引っ張っていない奇跡的な完成度。これは日本アカデミー賞総ナメだろう。そうでなければおかしいでしょ。特に清原果耶、凄い女優が現れたと思う。
これで完結にしてほしいなー。流石に出し切ったと思うので。
これを低評価にする人がいるとか信じられない。原作が更に傑作なのか改変部が許せなかっただけなのか。原作を読むか否か迷うところである。
桐山くんが悪者に…!?
前編と同じく…
神木君の演技に引き込まれます…とても丁寧に描かれてて…
たくさん泣けるシーンが折り込まれてて、ついついもらい泣きしちゃうのですが…
女優さん、俳優さんはもうもうホントに素晴らしいのに、ストーリーが、ストーリーが……(´・ω・`)
後藤の奥さんなんでか亡くなってるし…
幸田のお父さんと香子はなんでか仲直りするし…
(そんな昔の将棋が原因でギクシャクしてるならもっと早くに教えてあげることできたんちゃうかなーーー…とか…)
一番の違和感は…
妻子捨男のあの笑顔の違和感とかが無視されてて、ちょっといいお父さんみたいに表現されてる上に、あかりとひなたがお父さんを悪く言った桐山君を拒絶するシーンがあるとか…
そんなの原作にないっっっ!!Σ(-᷅_-᷄๑)
あのお父さんとの戦いのあたりは、桐山君はとにかくかっこよくて頼りになって…ってところがいいと思うのに…
なんだか「空回った他人」みたいに描かれててなんだかなー…って感じでした(´・ω・`)
原作大好きなので、どうしても原作に忠実であってほしいと思ってしまうのです。
映画だから、盛り上がって終わらなきゃいけないってのはわかってるんだけど、なんか変えてほしくないところを変えられちゃった感が否めないです。
それと、ひなちゃんの身長が高すぎる(´・ω・`)
あかりさんと身長同じってなんだかなぁ。
もっと小柄な可憐な感じの子だとピッタリくるんだけどなぁ(´・ω・`)
その先にみえるもの
期待以上でした。前編より断然後編の方が良かった。神木君の演技が素晴らしかったです。将棋は分からないので分かっていたらもっと伝わるものがあるのかもしれないけど分からない人間でもとても伝わってきました。自分の決めた道をただひたすら信じて戦うってとっても辛い事だけど必ず報われるんだね。それは孤独の中にあるものでは決してないんだね。盛岡がいっぱい出てきたのも嬉しかった〜。さくらちゃんの歌も凄く合ってました。また時が経ってじっくり見たいです。
ひとことReview!
原作もTVアニメも見てないけど、重厚なヒューマン・ストーリーな感じは実に良かった。
神木隆之介の演技は、実に「神ってた」。コレが記録的ヒット...どころか大ヒットにならないのは残念だな。
桐山零 スターティング・オーバー
原作は読んでないし、将棋もしない。
でも、棋士界の生き様や零の成長に心引かれ、前編に続いて面白かった。
パチン、パチンと駒を打つ音だけが響く、静けさの中の格闘技。手に汗握る攻防戦。
今回は、単に棋士としての零の成長だけにスポットを当てるのではなく、周りを彩る後藤、ひなた、あかり、香子…の生き方を通して、零の人としての成長を描いています。
そして、ラストは完結というより、スターティング・オーバー。新たなる歩みを踏み出す零の逞しさを感じさせました。
前後編通して見て。
面白かった。将棋の緊迫感や対戦相手たちの心理や背景もわかりやすく表現できています。
キャスティングがバッチリだなあと思いました。
特に、神木隆之介と染谷将太は最高です。次作があれば必ず見ます。
「いじめ」のエピソードは要らない。緊張感を薄めていたと思う。その分、尺を短くすればより良かったと思う。
最後に。
伊勢谷も吟さんも、はまり役だあ。
伊勢谷さんがもったいない・・・
漫画を見ても読んでもいませんが、前編は神木くんの熱演を楽しめたので・・・
後編は、疾風怒濤に手に汗握る映画ならではの将棋バトルを想定してました。。。
序盤早々に名人に挑み、立ちはだかる強敵を倒し、再度って名人戦って展開予測に至るまでの主人公の成長と葛藤がメインと分かっていても・・・
長編漫画の中では、あの育てられた家族と助けられた家族との絆が、主人公の核になってるのはわかりますが・・・ちょっと尺が長すぎる。
前編でも助けられた家族の三姉妹は、姉妹に見えないなぁ〜って思ってらトドメの伊勢谷さんが父親って@@!!
百歩譲っても倉科カナさんと親子には見えんし、伊勢谷さんならもっと違うキャスティング出来たんちゃう!?
ブラックな架純ちゃんも良かったけど、あのイメージは相武紗季さんにやらせれば鉄板な気がするし、このキャストなら倉科さんと逆のほうがまだ相応だったかも!?
☆3
だらだらしたはなしだなあ
まあ原作が何を描いてるのかハッキリしない話なんだよね。でも、それなのに、読ませるというか何かを感じさせるのが羽海野チカすげえなっていう。
それを端折って映像化したらなんだか解んないんだよ。「キャストがマンガとそっくりだ!」ぐらいになっちゃう。でも、それならマンガ読むから映画いらないんだよ。
さすがに何だか解らないままだと映画にならないから、少し原作に手を入れてストーリー作るんだけど、そこの話の質が原作に比べると落ちちゃうんだよね。クリエーターとして羽海野チカと同じレベルにいる脚本家じゃないと、レベル保って話創れないもん。
有村架純も頑張って演技しててうまいんだけど「ここでその演技は違くね?」ってなっちゃってたな。映画用に作った取ってつけたようなエピソードの中で演技させられるから大変だよね。
「なんだか解らないけどすごい」ってマンガを映画化するのは難しいよね。敢えてそれに挑むんなら回答を出して欲しいなって思うけど、原作の世界観を壊さないってのが限界なんだろうな。そこまでできる大友監督は凄いと思ってるよ。
有村架純が可愛すぎ
前編が良かったので、後編も見たのだが、
後編もよかったねぇ。
対局シーンが少な目で
ドラマ部分多めになっているところが、ちょっとあれだけど、
面白かった。
原作やアニメを知らないからなのか、
この人じゃないだろう?
ってキャスティングほぼゼロなのもすごいと思う。
なぜ「ほぼゼロじゃない」かというと、
幸田香子役の有村架純ちゃんが、
可愛すぎるからw
前編を見たときも思ったけど、
有村架純ちゃんにはやっぱ意地悪女は無理。
ってか、監督の趣味なのか、
川本家の次女役が、学校でイジメを受けるときの
イジメをしている女子生徒リーダーも
意地悪感のない、見た目のかわいい子だったなw
あとすごいと思ったのは、
宗谷冬司役の加瀬亮氏のもはや怪演といってもいい感じの佇まい!
裸の美女を前に立たせてもチ〇コぴくりともしないんじゃないか?
って思えるくらいの棋士道極めちゃった感。
見事すぎる演出の妙。
なんて監督だ?って思ったら、
NHK大河の「龍馬伝」やってた人なのね。
役者使うのが巧いわけだ。
何しろ日本の時代劇に興味のない僕の妻が
一生懸命見てたドラマだもん。
あと「るろうに剣心」も旨いなと思ってたけど、
他は知らないw
まあ、正直言うと演技下手って思うちょい役も
いたにはいたけど(^^;
川本家三女は幼すぎるから仕方ないにしても、
次女も結構演技下手だったけど(^^;
僕個人(当然)の総合評価では、かなり面白い映画だと思った。
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