3月のライオン 後編のレビュー・感想・評価
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残念。。。
大友監督×神木隆之介=傑作
原作は「ほのぼの」・「シビア」・「女子味」・「漢気」というベクトルの全く違う4つの要素が入り混じっており、この難しい食材を大友監督は見事な包丁捌きで味わい深い料理に仕上げている。前後編で一つの作品として完成されているので、前編或いは後編だけ観ても中途半端でフラストレーションが溜まるだけ。2つ繋げて観ると成る程絶妙な塩梅となり、観終わった後に長く余韻が残るほどの感動が沸き起こる。味覚音痴やスナック菓子で満足するようなお子ちゃまにはまず理解できない至高の一品である。
役者も全員いい味出している。特に主演の神木隆之介は一流のプロ棋士ながらも少年らしい青臭さや、オタク特有の視野の狭い情熱を、表情筋の僅かな動きや眼つきで繊細かつ的確に表現しており、あまりに自然でただのドキュメンタリーなのではないかと思わされる程であった。
大友監督と神木隆之介という素晴らしい組み合わせで、ぜひ別の作品も観せていただきたいと切に願う。
泣いたよ。・°°・(>_<)・°°・。
中途半端
酷かった
全てのエピソードとそれに携わる登場人物の描き方が薄っぺらいせいで、原作の良さを大きく歪曲してしまっていた。
宗谷名人もスミス、一砂も薄っぺらいせいでただの嫌な感じに映ってるし、先生も人物像がほどんど描かれていない為ただの軽そうな教員になってしまっていた。
いじめのくだりも、父親のくだりもはしょりすぎていつの間にかいじめがあって、何もしないままいきなり解決したし、父親のくだりはさらに酷くて、川本姉妹が薄っぺらく、単純というかアホっぽくて、零だけが空回りして1人悪者みたいに描かれていた。
そのまま零へのフォローが何もないのに、そのくせ終盤にはなぜか零が改心したかのような流れてなぜか仲直り的なまったく意味不明だった。
一体何を伝えたかったのか?
原作通りにしなかったのは原作とは違うものを伝えたかったからだろうに。
これじゃただの原作の冒涜だ。
残念
実写化とはかくあるべき
泣ける
原作での苛めの描写。友達のちほちゃん >>> ひなた
映画では、 友達のちほちゃん << ひなた
で、ちほちゃんがひなたに感謝している場面とかばっさりなくなっているというのが、残念。あと、ひなた役の演技がまずいのか、演出がいまいちなのか、いじめシーンがわざとらしくて下手すぎてすごく残念。これがマイナス0.5点の理由。
しかしながら、神木の神演技で涙腺崩壊。「不思議だ・・・」以下の空想シーンで感情移入しまくった。
男が涙を流すシーンが多いのが特徴の後編。演技が上手いから演技者に同化して涙が出る出る。はぁ~~~~、たくさん泣けたなという映画でした。
2部作かくあるべき
桐山くんが悪者に…!?
前編と同じく…
神木君の演技に引き込まれます…とても丁寧に描かれてて…
たくさん泣けるシーンが折り込まれてて、ついついもらい泣きしちゃうのですが…
女優さん、俳優さんはもうもうホントに素晴らしいのに、ストーリーが、ストーリーが……(´・ω・`)
後藤の奥さんなんでか亡くなってるし…
幸田のお父さんと香子はなんでか仲直りするし…
(そんな昔の将棋が原因でギクシャクしてるならもっと早くに教えてあげることできたんちゃうかなーーー…とか…)
一番の違和感は…
妻子捨男のあの笑顔の違和感とかが無視されてて、ちょっといいお父さんみたいに表現されてる上に、あかりとひなたがお父さんを悪く言った桐山君を拒絶するシーンがあるとか…
そんなの原作にないっっっ!!Σ(-᷅_-᷄๑)
あのお父さんとの戦いのあたりは、桐山君はとにかくかっこよくて頼りになって…ってところがいいと思うのに…
なんだか「空回った他人」みたいに描かれててなんだかなー…って感じでした(´・ω・`)
原作大好きなので、どうしても原作に忠実であってほしいと思ってしまうのです。
映画だから、盛り上がって終わらなきゃいけないってのはわかってるんだけど、なんか変えてほしくないところを変えられちゃった感が否めないです。
それと、ひなちゃんの身長が高すぎる(´・ω・`)
あかりさんと身長同じってなんだかなぁ。
もっと小柄な可憐な感じの子だとピッタリくるんだけどなぁ(´・ω・`)
その先にみえるもの
桐山零 スターティング・オーバー
前後編通して見て。
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